テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

艶吉

2009-11-28 10:15:06 | 大衆居酒屋
 信頼できる食べもの情報がない松山ですが、それよりもはるかに信頼性が低いのが、口コミってやつですね。味覚には個人差があるのでしかたない面もあるのですが。シャム社長の「うまいよぉ」というお店も、よく期待を裏切ります。さて、きょうはどうでしょうか。シャム社長ご推薦の「艶吉」です。



 ふつうは、火事なんか出した日には、お客が寄り付かなくなると思うのですが、火災発生以後も拡張を続ける稀有のお店が「艶吉」グループです。本日は、花園町の「艶吉」に。



 店内に入ると、学生がコンパをやっていて、すさまじいまでの大騒ぎ。たじろいだのですが、シャム社長は強引に入っていきます。カツオの刺身(600円)は、一応、脂がのっていておいしかった気がします。



 シャム社長ご推薦の一品、皮の網焼き(280円)。ぱりぱり感があって、おいしいと思うのですが、学生たちがうるさくて味がよくわかりません。



 揚げだし豆腐(480円)は可もなく不可もなく。それにしても学生たちがやかましい。



 ごぼうのささがきチップス(300円)。ぱりぱりしていました。塩味がききすぎていたような気もしますが、学生たちがけたたましく、味を感じ取れません。



 シャム社長の好物のたこわさ(200円)ですが、学生の大音声でシャム社長の声も聞き取れません。



 とりのせせりです。こちらはシコシコ感があって、それなりの味だったと思うのですが、学生たちの「一気! 一気!」の声に、食感もけしとびます。



 中村くんの手作り餃子(350円)。「中村くん」の意味が不明ですが、学生たちがそれ以上に意味不明のわめき声をあげています。



 マーボーホルモン石焼(780円)。シャム社長の一押し。これが食べたいがために、このお店に来たようです。麻婆豆腐のなかに、グニュグニュするホルモンが入っているという創作系の料理ですね。おいしいんでしょうが、学生たちがおらぶ(伊予弁)ので、よく味わえません。



 テトキチのしめは海鮮丼(580円)。値段と中身とを比較すると、これは「バナナ館 網元」の海鮮丼の方に軍配があがるでしょう。いつ出て行くか、いつ出て行くかと思っていましたが、ようやくこの頃になって、学生たちはひきあげていきました。



 「うるさくて、もうしわけありませんでした」と店員さんが一言いいにきましたが、だったら注意しろよな。野獣たちを野放し状態ではないか。某国立大の学生たちも、騒ぎたいのなら、チェーン店ものの居酒屋や、しきられた部屋があるお店にいってくれ。テトキチも学生のときは、あんなんだったんだろうが、お店の性格を考慮してもらいたいものだ。ゆとり教育のなれのはての今ごろの某イナカ国立大生に、そんなことをいうだけムダですか。