テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

「どんと」

2009-11-19 09:08:01 | 大衆食堂
 寒くなってきました。洋食屋さんなどの店先に「カキフライあります」なんていう貼り紙をみかけると、いよいよ冬がそこまで来ているなあ、という気になります。ということで、スーパーフジ系のチェーン店もののトンカツ屋さん「どんと」にでもいってみようかと思いました。



 「どんと」で働いている人と話す機会があったので、「今度、カキフライ食べに行きます」というと、「やめたほうがいいですよ。うちのは冷凍ものだから」とのことでした(おいおい、そんなことをいっていいのですか)。「でも、冷凍ものは形がそろっていて、きれいなんです」ともいっておりました。冷凍食品だと、どこかの段階で機械を使用する工程が入るせいか、あるいは大量にさばくためにあらかじめ均一な大きさのカキをとりあつかうためなのか、そこのところはよくわかりませんが、そろった姿かたちになるようです。



 で、カキフライはやめて、いつものロースカツ定食です。ゴマをすって、トンカツソースに加えるのが、ここの一つの特徴ですね。トンカツ屋さんの原則どおり、ご飯、キャベツはおかわり自由です。900円程度ですから、他のトンカツ専門店と比較して、安めの値段設定もうれしいですね。



 チェーン店ものですから、アルバイトに毛の生えたような人が調理しているはずなのですが、厚いお肉がうまく揚っていてテトキチは好きです。トンカツの衣は、「どんと」のように粗めのパン粉でガサガサした感じのものと、細かいパン粉で固めの衣をつくる例とがあります。テトキチは、どちらかというとガサガサ系が好きですね。では、上野の蓬莱屋はどうなるのだといわれそうですが、あのトンカツは例外かつ別格ということで。



 ということで、本日もおいしくいただきました。「どんと」の場合、おそらくカツを揚げるフライヤーが、定食屋が使用している鍋なんかよりもずっと大きいのでしょう。それゆえ、油の温度が一定に保たれやすいのではないでしょうか。それが、あまり経験のない人が揚げても、上手に調理できる理由なのではないかと推測しているのですが、どうでしょうか。願わくば、昔やっていた、火曜日ロースカツセット半額セールの復活をしてもらいたいところです。