テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

第3次讃岐遠征②

2009-11-15 09:31:37 | 国内旅行ー香川
 作戦会議終了後、比較的近くにある「SHIRAKAWA」へ。善通寺の「白川」と区別するためか何か知りませんが、ガイド本などではローマ字表記になっています。見てのとおり、外観はプレハブ小屋を改造したようなつくりです。中ではジャズが流れていて、入店と同時に落差を感じさせる仕掛けになっています。



 天ぷらは揚げたてを出してくれるのですが、ボウルではなく洗面器を使用して衣をつけます。たしかに底が平たいから安定はすると思います。



 さて、揚げたてのたこちくぶっかけ(480円)です。このたこちくが、シコシコとした歯ごたえで非常においしいです。人気なのもわかります。うどんは細めですが、ちゃんとコシがあります。ぶっかけの出汁が茶色をしていて濃いのが、「SHIRAKAWA」の特徴ですね。関東人にはあいます。



 こちらは、えびちくです。柔らかい歯ざわりで、エビの風味と味がします。シャム社長と両方のちくわを半分ずつ食べました。好みはわかれるでしょうが、たこちくのシコシコ感の方がいいということで、シャム社長と意見が一致しました。



 「SHIRAKAWA」へは、行くとき曲がり角をまちがえて、かなり先まで行ってしまいました。この美容室のところを東方向(川のある側)へ曲がればよかったのですが。シャム社長は「美容室ジュリー」に反応して、大笑いしていました。この美容室を開いた美容師さんは、沢田研二のファンか何かでしょうか。



 次の「橙家」に行くために、再び詫間へUターンです。昼時にさしかかったので、ちょっと待たされました。



 二人とも、「橙家」名物・肉汁つけうどん(550円)を頼みました。麺は細めの弾力があるタイプでした。つけ出汁は濃厚な味です。うどんの量が少なく、つけ出汁が大量にあまってしまいました。あまったつけ出汁だけ飲みましたが、濃厚なので、のどがカラカラになりました。しかし、ここで水を摂取すると、あとで苦しむことになるので、グッとがまんです。食べ歩き中でも、このお店では1.5玉とかを頼んだほうがいいかも、です。



 「橙家」から海岸沿いに丸亀を目指しました。途中で、予讃線から見える気なる物体を発見したので、寄り道してみました。シャム社長は、この景色を見るなり、「これ、鹿島じゃん」と、頓珍漢なことをおらびました(伊予弁)。よく似たような景色なら、一瞬、勘違いすることは誰にでもあります。しかし、いつ北条の鹿島があのように縮小して、しかも橋がついたのでしょうか。頓珍にも、ほどがあります。これは鹿島ではなく、津嶋神社です。「さぬき百景」の表示板がありました。たしかに独特の景観です。島まで渡ってみようとしたのですが、なんと封鎖されていました。特別なとき以外は、渡れないようです。



 寄り道したあと、めざすは丸亀のはずれにある「根っ子」です。これが、また行きつくのに手こずりました。農地の中にたたずむお店をようやく発見して、到着しました。温室の中で食べるお店です。



 内部は、こんな感じです。さすが、香川だ。



 頼んだのは、ぶっかけの小(270円)です。温室とかジャングルとかの話題先行のお店と思いきや、うどんもしかっりしていました。太目の麺は、表面がつるつるしていました。量はやや少なめでした。



 ここで年末が近づいてきて激務のシャム社長が眠いから仮眠すると宣言しました。疲れていても、讃岐遠征を敢行するとは、食い意地がはっているのか、それともETCの元をなんとか取り返したいのか。いずれにせよ、ごくろうさまです。しばし、「根っ子」の駐車場でグ~ピ~。