先週の日曜日、シャム社長の「元を取れETC大作戦」におつきあいして、香川に行きました。これまでは、善通寺インターで降りて、「宮武」を起点にうどん店をまわることがほとんどでした。そのため、善通寺市の西側、愛媛県に近い地域がかえって未踏の地として残されていました。そこで、今回は一つ手前のインターで降りて、西讃地域をめぐってみました。ところが、最初から探すのにてこずったのが「道久製麺所」です。住宅街の中にあって、近くまで来ているはずなのに、なかなかいきあたりませんでした。
製麺所系のうどん店ではなく、製麺所が玉売りをしてくれる、というお店です。ガイド本には、丼、箸、出汁、薬味持参とあります。シャム社長は、「そんなこと書いてあっても、用意されているじゃないん」と伊予弁で申しておりましたが、ガイド本のとおりでした。恐るべき讃岐うどんの世界。
で、これが「道久製麺所」のうどんです。最高級の強いコシをもった、かなり太い麺です。たべると小麦の香りがかおるような感じです。これはすごい。朝買って、松山にもちかえって夜に食べても、まだコシがありそうな感じです。これが1玉75円ですから、バカらしくて愛媛のやわやわうどんなど食べる気がなくなります。香川の人たちは、こういうお店があたりまえと思っているのでしょうね。
詫間町と浦島太郎がどのような関係にあるのか、寡聞にして知りません。しかし、街のいたるところで、浦島太郎にちなんだ名称やこのようなオブジェを見かけました。
西へ引き返してきて、「かなくま餅 福田」へ。観音寺市のはずれにあります。
名前のとおりお餅やおはぎ、赤飯などを売っています。そして、うどん店も兼ねているというお店。喫茶店でうどんが出るという香川県ですから、餅屋がうどんを出すのは朝飯前でしょう。
期間限定で、白味噌雑煮うどんが提供されていました。あん餅入りのこれをシャム社長に食べるように勧めたのですが、「そんな甘ったるいの嫌や」と拒否されました。幼少の頃から、愛媛の白味噌仕立ての甘ったるい気持ちの悪い味噌汁で育ったくせに、よく言うわ、と心の中で思いました。
ということで、二人とも「福田」名物・雑煮うどんを注文。温かいうどんだったせいか、うどんは別にたいしたことはありませんでした。が、餅がさすがにうまい。粘りがあって、ギュィ~ンと伸びました。餅は餅屋ということでしょうか。
次は、ちくわの天ぷらで有名な「いぶき」へ。ところが、5日間の臨時休業の真っ最中。
どうしようかと、シャム社長と「いぶき」の駐車場で作戦会議。すると、もう一台、自動車がやってきました。テトキチたちと同じく、臨時休業を知らずにやってきたマヌケか、と思いきや、「いぶき」の店主夫妻でした。わざわざ自動車を降りて、こちらに近づいてきて、「悪いねえ。こんなに休むことないんだけど、娘の結婚式だもんで」と説明してくれました。どうもおめでとうございます。
ところで、讃岐うどんの麺が長いと、何かいいことあるのかと、周囲の香川県出身者にきいてみました。すると、「食べにくいだけで、いいことはありません。手打ちのお店は、うどん玉を伸ばして、たたんで切るから、麺が長くなりがちなんです。チェーン店のような機械製麺は、ふつうの長さですよ」とのことでした。さすが、地元の人の回答は明快です。
製麺所系のうどん店ではなく、製麺所が玉売りをしてくれる、というお店です。ガイド本には、丼、箸、出汁、薬味持参とあります。シャム社長は、「そんなこと書いてあっても、用意されているじゃないん」と伊予弁で申しておりましたが、ガイド本のとおりでした。恐るべき讃岐うどんの世界。
で、これが「道久製麺所」のうどんです。最高級の強いコシをもった、かなり太い麺です。たべると小麦の香りがかおるような感じです。これはすごい。朝買って、松山にもちかえって夜に食べても、まだコシがありそうな感じです。これが1玉75円ですから、バカらしくて愛媛のやわやわうどんなど食べる気がなくなります。香川の人たちは、こういうお店があたりまえと思っているのでしょうね。
詫間町と浦島太郎がどのような関係にあるのか、寡聞にして知りません。しかし、街のいたるところで、浦島太郎にちなんだ名称やこのようなオブジェを見かけました。
西へ引き返してきて、「かなくま餅 福田」へ。観音寺市のはずれにあります。
名前のとおりお餅やおはぎ、赤飯などを売っています。そして、うどん店も兼ねているというお店。喫茶店でうどんが出るという香川県ですから、餅屋がうどんを出すのは朝飯前でしょう。
期間限定で、白味噌雑煮うどんが提供されていました。あん餅入りのこれをシャム社長に食べるように勧めたのですが、「そんな甘ったるいの嫌や」と拒否されました。幼少の頃から、愛媛の白味噌仕立ての甘ったるい気持ちの悪い味噌汁で育ったくせに、よく言うわ、と心の中で思いました。
ということで、二人とも「福田」名物・雑煮うどんを注文。温かいうどんだったせいか、うどんは別にたいしたことはありませんでした。が、餅がさすがにうまい。粘りがあって、ギュィ~ンと伸びました。餅は餅屋ということでしょうか。
次は、ちくわの天ぷらで有名な「いぶき」へ。ところが、5日間の臨時休業の真っ最中。
どうしようかと、シャム社長と「いぶき」の駐車場で作戦会議。すると、もう一台、自動車がやってきました。テトキチたちと同じく、臨時休業を知らずにやってきたマヌケか、と思いきや、「いぶき」の店主夫妻でした。わざわざ自動車を降りて、こちらに近づいてきて、「悪いねえ。こんなに休むことないんだけど、娘の結婚式だもんで」と説明してくれました。どうもおめでとうございます。
ところで、讃岐うどんの麺が長いと、何かいいことあるのかと、周囲の香川県出身者にきいてみました。すると、「食べにくいだけで、いいことはありません。手打ちのお店は、うどん玉を伸ばして、たたんで切るから、麺が長くなりがちなんです。チェーン店のような機械製麺は、ふつうの長さですよ」とのことでした。さすが、地元の人の回答は明快です。