テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

第3次讃岐遠征③

2009-11-16 09:32:24 | 国内旅行ー香川
 「根っ子」の駐車場のグースカして起きると、午後2時閉店の「根っ子」さんの暖簾はすでになくなっていました。それから丸亀市内にいき、丸亀駅前の猪熊弦一郎美術館で、「昭和」と題された写真展をみて腹ごなしをしました。写真で昭和の移り変わりを辿ろうという意図の展覧会です。シャム社長は、主催者の意図とは別に、ヌード写真にえらく興味を引かれたご様子でした。美術館の前では音楽のイベントが開催されていました。自称「北島三郎の再来」のシャム社長は、「あまりうまくない」ともうして立ち去りました。



 戦線に復帰して6軒目は「山下」です。有名店の中では比較的開店時間が長いので、いつでもいけるよう気がして、かえってあまり行くことのないお店です。シャム社長が「シンプルなしょうゆうどんを食べたい」と騒ぐので、ここに行きました。



 テトキチはぶっかけ(冷)です。このお店は、ぶっかけの出汁が徳利に入っていて、自分で注ぐ方式になっていることです。「根っ子」と違って、香川県でよくみる薄茶色の出汁です。水を入れるコップがワンカップ大関の廃品利用であるのも泣かせます。



 つややかなコシのある麺です。急いでいたのか、水でのしめ具合が、きょうはちょっとあまかったようです。「麺の味をそのまま味わうしょうゆうどんは、これではうまさ半減じゃ」と、シャム社長が一人前の口を利いていました。



 松山よりも東にある分、香川県は日が暮れるのが早いのでしょうか、5時をすぎるとあたりが薄暗くなってきます。帰り道にある「長田in香の香」に行くと、6時前でしたがすでに閉店でした。そこで、近くの「大釜」へ。



 お店のシンボル、大釜。



 ぶっかけ小(300円)を、二人とも注文しました。ここは、麺の量がかなり多めです。同じ小でも、「橙家」の倍ぐらいありそうです。つるつるの表面で、モチモチ感があります。ぶっかけだしは甘味のないうすめのものです。



 「大釜」で、けっこうお腹が太った(伊予弁)のですが、帰り道にある「渡辺」に今回も寄ることに。看板を撮ったら、横倒しになってしまいました。



 いつもは天ぷらうどんですが、初めて肉うどん(500円)にしてみました。肉は厚めで歯ごたえがありました。やっぱり、天ぷらの衣がつゆに溶け出して渾然一体となる天ぷらうどんのほうがよかったかな。浮気はいけませんね。



 シャム社長は、いつもの湯だめです。



 いつもは、新しいお店を2~3軒付け加える感じなのですが、今回は、空白地帯をさまよったので、初めて行ったお店が5軒ありました。善通寺の西側にも、いいお店がいっぱいありますね。さすが香川県です。「いぶき」をたべそこなったことだし、またいってみたいところです。