録音と言うと、
やはり発明王トーマス・エジソンが発明した
蓄音機が思い出されます。
1877年12月6日、初めてエジソンが自分の声を録音し、
再生する事に成功しました。
しかし、再生は出来ないのですが、
録音だけ出来る機械ならば、
それ以前に発明されていました。
それは、フォノトグラフと呼ばれる機械で、
1857年にフランス人の
エドゥアール=レオン・スコット・ド・マルタンヴィルによって、
発明されていました。
この機械は、ススを塗布した紙の上に樽状の箱を設置し、
この箱の底が音によって振幅したものを針に伝え、
この針で紙を引搔いて音声を記録することができるものです。
再生出来ないのにどうしてと思われる方もいるかも知れませんが、
音の性質を図形で記録する事により、研究するためのものでした。
さらにその後、ガラス板の煤の上に記録を残すようになり、
保存出来るようになりました。
この録音を、
2008年3月28日、フランス科学アカデミーが
再生に成功したと発表しました。
21世紀の技術と米国の音声史学者、録音技師、
科学者などの知恵を結集し、
紙に刻まれたわずかな溝をデジタル画像で処理することで、
その音は甦ったそうです。
録音されていたのは、1860年4月9日に録音された
女性が歌う、フランス民謡「Au Claire de la Lune(月の光)」で、
約10秒間にわたり録音されていたとの事です。
録音状態は素晴らしいとは言い難く、
聴く人によってはイルカの鳴き声としか
思えないかもしれないとの事ですが、
フランス科学アカデミーによれば、
これこそが世界最古の録音音声との事です。
ちなみに、女性の名前は伝わっていないようです。
やはり発明王トーマス・エジソンが発明した
蓄音機が思い出されます。
1877年12月6日、初めてエジソンが自分の声を録音し、
再生する事に成功しました。
しかし、再生は出来ないのですが、
録音だけ出来る機械ならば、
それ以前に発明されていました。
それは、フォノトグラフと呼ばれる機械で、
1857年にフランス人の
エドゥアール=レオン・スコット・ド・マルタンヴィルによって、
発明されていました。
この機械は、ススを塗布した紙の上に樽状の箱を設置し、
この箱の底が音によって振幅したものを針に伝え、
この針で紙を引搔いて音声を記録することができるものです。
再生出来ないのにどうしてと思われる方もいるかも知れませんが、
音の性質を図形で記録する事により、研究するためのものでした。
さらにその後、ガラス板の煤の上に記録を残すようになり、
保存出来るようになりました。
この録音を、
2008年3月28日、フランス科学アカデミーが
再生に成功したと発表しました。
21世紀の技術と米国の音声史学者、録音技師、
科学者などの知恵を結集し、
紙に刻まれたわずかな溝をデジタル画像で処理することで、
その音は甦ったそうです。
録音されていたのは、1860年4月9日に録音された
女性が歌う、フランス民謡「Au Claire de la Lune(月の光)」で、
約10秒間にわたり録音されていたとの事です。
録音状態は素晴らしいとは言い難く、
聴く人によってはイルカの鳴き声としか
思えないかもしれないとの事ですが、
フランス科学アカデミーによれば、
これこそが世界最古の録音音声との事です。
ちなみに、女性の名前は伝わっていないようです。