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おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

ベガーズ オペラ

2008年03月29日 | エンタメ


3月のミュージカルは「ベガーズ オペラ」 日生劇場にて。
GS席という中2階の感覚の一番前の中央。
ちょっと心配していたけど、とっても見やすかった~

もともと原作は1700年代のもので、「世界最初のミュージカル」と言われているものだ。
この作品をもとにブレヒトが「三文オペラ」を書いたのだという。

20分・10分の休みを挟んで3時間半という長いミュージカルだったが、とっても、斬新に感じた。
それは、舞台の両袖に観客席を作り、観客も舞台の上に。そして、役者はそれ以外の客席へ降りたり、幕間には観客とおしゃべりをするという演出だったから。
まさに観客と役者が一体になっていて、最後なんて観客も舞台の上でダンスをしたりということも・・・


というのも、作品自体が乞食役者の一座が劇場を借りてそこで芝居を打つという内容のもので、実際の観客も作品の一部となっていたのだ。
つまり、芝居を行っている乞食一座の芝居小屋全体を私たちは見ているという状態。
会話ぶんの中のかぎ括弧(「)の中にある二重かぎ括弧(『)のような二重構造のようになっていて・・・

で、私の席は、その演出効果も含めて全体を眺めることが出来てとってもいい席だった~と思う。

内野聖陽、橋本さとし、村井国夫、近藤洋介、島田歌穂、森公美子、笹本玲奈などの実力者ぞろいが顔を揃え、安心して作品を楽しめた。
みんな芝居も歌もうまい!
特に盗賊のマクヒースを演じる主演の内野聖陽はエリザベートのトート役のとき以上に、色っぽくエネルギッシュだった。
へぇー こんなにいい役者さんだったんだ!と認識を新たに。
さらに、島田歌穂と笹本玲奈の歌声もこの芝居に深みを持たせ、2人のデェットは聞き応え十分。
その他、森公美子は面白おかしく貫禄十分に、橋本さとしは2役を精力的に役をこなしていた。着替えが大変だったのでは?

歌も芝居もしっかりした、いいミュージカルでした





ミュージカル in London

2008年03月20日 | エンタメ
タイトなスケジュールゆえ、ミュージカルは無理かなとあきらめていました。
ロンドン到着日、ホテルにチェックインしたのは既に夕方。

しかし、あきらめきれず~ 直接劇場へ。

頭をあまり使わず楽しめるということでライオンキングをチョイス。
ラッキーなことにG列のど真ん中。いい席が取れました~
ぎりぎり開演直前に滑り込み@@@
以前行ったときはチケットが取れなかった演目だけに嬉しかった~

もう、演出が楽しくて、賑やかで。
疲れも、眠気も吹っ飛ぶくらい。
ジャングルの壮大さもうまく演出してあったし、
何より動物と人間が妙に一体化していて不思議な感覚でした。
歩き方や動作自体がそれぞれの動物の特徴を捉えていて、
単にかぶりものの域を脱していました。

音楽もダンスもよかった!!!

ここで購入したパンフレット。
バッグつきでした。



大満足の旅行初日でした。

凛とした女性 The Oueen

2008年02月27日 | エンタメ
今回初めて知ったが、「よこはまあおばシネマクラブ」と言う団体。
今日はそこが主催する映画会へ。

上演されたのはロードショーで見逃していた「The Queen」

新聞に入ってくるフリーペパーのタウンニュースに抽選で10名の方にペアチケット進呈という小さな記事を見つけました。
メールで応募してみたところ、見事にget!
コメントがきいたかしら~♪

場所はあざみ野フォーラム。
音響に少々問題はありましたが、いい映画を見せてもらったので贅沢はいえません~
一応階段状の席になっていました。

ダイアナ元皇太子妃の死後のロイヤル・ファミリーの混乱ぶりとエリザベス2世が苦悩する姿、そこに関わる首相なりたてのブレアがドキュメンタリータッチで描かれていました。

エリザベスを演じるヘレン・ミランは2007年アカデミー主演女優賞を取っただけのことはありますね・・・
話し方、身の振る舞い等本物そっくりに見えました。

ダイアナの死に対して、エリザベス女王の対処の仕方に冷たいなどと非難が集まり、女王は悪者という構図で描かれていきます。
マスコミのバッシングや国民感情に女王としてどのように接していくべきなのかエリザベス2世の苦悩が切々と伝わってきました。

母親を不慮の事故で亡くした孫たちを思うやさしい一個人としてのエリザベスは人間性あふれ、女王としてのエリザベスは凛として振舞います。
そんな彼女の立場を一番理解したのは、反皇室派のブレア首相でした。
彼の「女王は若い時から国民のために人生をささげているんだ!大変なことなんだ!」と声を荒げて擁護する姿には思わずジーンときました。
「エリザベスの見方がいてくれてよかった~」と思って、ほっとする場面です。

どこまでが事実なのかはわかりませんが、
イギリスらしい威厳に満ちた、落ち着いた映画でした
来月のイギリス行きにますます気分が高揚♪
楽しみだなぁ・・・

シネマクラブでは、3月「殯(もがり)の森」 4月「しゃべれどもしゃべれども」を上映予定。
上質の映画を1000円以下で楽しめます。

スウィニー・トッド

2008年02月11日 | エンタメ
今日もレディースディ。
ということで、「スウィニー・トッド」を見てきました★

R15だし、血がたくさん出るよーと聞いていたのでちょっと逡巡したけど、
ミュージカル作品なのでやはり見ることに。

全体的に暗い!怖い!
白黒に近いセピアっぽい映像に血だけが、リアルに赤く強烈だった。
ジョニー・ディップ演じるスウィニーが復讐をする気持ちはわからないでもないけど、よくもまぁ あれだけばっさり思い切り人を殺めるかなぁ・・・
そしてそれを・・・・
北海道のミートホープも中国のダンボール入り肉まんも真っ青!の事態に。
私も晩御飯にハンバーグを予定していたけど、
さすがに変更しちゃいました。

とにかくあっけないほど簡単に復讐も終わり、
ブラックでシュールでわけのわからない映画ではあったのですが、それをカバーしてくれたのは、随所での歌でした。
ミュージカル好きの私には、心情をきれいなメロディに載せてくれるので、ショッキングな内容も少しはましになりました。
それは魅力的でした~
ディップの歌声も堪能できたし・・・

最後の結末は意外でした★
しかし、何も救いがありませんでしたね~







杉村春子賞

2008年02月11日 | エンタメ
第15回読売大賞の発表が先日あった。
その中のひとつの「杉村春子賞」を笹本玲奈さんが受賞。
「ウーマン・イン・ホワイト」での演技が評されてのことだ。

彼女は井上君と「ミー&マイガール」でも共演。
井上君とデェットしても遜色なしの実力。
レ・ミゼ、マリー・アントワネットでもすばらしい歌唱力と演技力に魅せられた。
毎年どんどん上手になっていく様子が、素人の私にもわかるほど。

そして、今月号の「ミュージカル」には、評論家、ジャーナリスト23人が選んだ「2007ミュージカルベストテン」の記事が。
その中の女優部門で、玲奈ちゃんは堂々の1位。しかも、2位のウィキッドの濱田めぐみさんの得票数が44点。
77点を集めた玲奈ちゃんはすごい!
ちなみに3位島田歌穂さん 4位戸田恵子さん 5位湖月わたるさん 6位マルシアさん 7位涼風真世さん、新妻聖子ちゃんと続く。

玲奈ちゃんは来月観劇予定の「ベガーズ・オペラ」にも出演するし、
「ルドルフ」では井上君の悲恋の相手役として共演。
う~ん 楽しみ、楽しみ

で、井上君のランキングは・・・・
惜しくも38点で2位でした。1位は51点を集めた市村正親さん。市村さんはさすがですが、井上君も実力を認めてもらって嬉しいです~
こちらは3位川平慈英さん(へぇ~)4位浦井健治君 5位玉野和紀さん・・・・でした。

作品(07年初上演)では「ウィキッド」がダントツ1位で、やはりこの作品は見に行かなくては・・・
2位スウィニー・トッド 3位ウーマン・イン・ホワイト 4位ハレルヤでした。
再演されたものでは、レ・ミゼが1位。
井上君出演のエリザベート・モーツアルト・マリー・アントワネットも10位内でファンとしては嬉しい限りです。

ミュージカルって本当に楽しいです~

人間のエゴとエコ

2008年02月04日 | エンタメ
朝日にまぶしい雪の朝。
2階の窓からは富士山もくっきり。



首都圏は凍った道路にマヒ状態とのこと。
自然の前にはお手上げですね~

そして今日はその大自然を堪能してきました。
映画 「アース」です。



出演者は地球とそこに生きる生き物たちのみ。
渡辺謙さんの語りが心に染みました。
そして、地球の美しいこと!
映画館での大画面ではこその大迫力。
そこで生きる動物たちはたくましいです。

人間はより快適に過ごそうと文明を発達させてきましたが、
動物たちは水を求め、太陽を求め、えさを求めて大移動をしています。
自然に逆らわず、自分たちが動く。
象は、どんなに小さくても何週間も、何千キロも水を求めて歩き続けます。
鯨は、えさの無いけど暖かい赤道近くで出産をし、子育てをある期間したら、
餌場の南極をめざします。
北極熊は、冬眠から覚めると、氷が解ける前にえさを確保しなければなりません。
過酷な自然の前に命を落とすことも・・・
「食うか食われるかの」弱肉強食の場面も織り交ぜながら、
けなげで、一生懸命な姿をまっすぐな目でとらえていました。

そんな動物たちが地球温暖化のせいでますます住みにくくなっているという話。

その温暖化の主な原因は快適さを求めて人間が作ったもの。
地球には人間だけが住んでいるんではないよーとあらためて実感させてくれた映画でした。

人間はエゴを捨てて、エコに敏感になるべきですね。

この映画の迫力ある映像は全て実録とのこと。
どうやって撮影したの?という場面のオンパレードでした。
すばらしい映像が続き、あっという間の2時間でした~


たくさんの人に見てもらいたい映画です♪

陰日向に咲く

2008年01月31日 | エンタメ
劇団ひとり原作の映画「陰日向に咲く」

レディスディに何の用事も無いのは久しぶり。
というわけで、映画を見てきました~

この映画には、パチンコにのめり込み借金を抱える主人公(岡田准一)と
ホームレス(西田敏行)、そのホームレスにあこがれるサラリーマン(三浦友和)、売れないアイドル(平山あや)、そのアイドルの追っかけ(塚本高史)、母の昔をたずねる娘(宮崎あおい)・・・とさまざまな生き方の登場人物が・・・

みんな、一生懸命生きていて、そして誰かしらとつながっている~
「陰日向に咲く」という素敵なタイトルそのものでした。

愛という語りつくされたテーマではあったけど、
大きな事件が起きるわけではなく、淡々としたそれぞれの生き方を、
うまくまとめていて、とっても心温まるストーリーになっていました。

SPで好演した岡田君に、篤姫でがんばっている宮崎あおいちゃんなど
各俳優さんたちの演技もこの映画を素敵なものにしているのでしょう~

おすすめです!

そうそう写真を貼り付けようと思いましたが、
さすがジャニーズの岡田君、主人公にもかかわらず彼の写真は1枚もサイトになし。
そういえば、SPの番組サイトでも彼だけは写真ではありませんね~

ペテン師と詐欺師

2008年01月12日 | エンタメ
今年初のミュージカル「ペテン師と詐欺師」



おなかを抱えて笑いました~

知的で落ち着いたイギリス人詐欺師の鹿賀丈史と
コミカルで動きの軽やかなアメリカ人ペテン師市村正親との共演。

2人とも劇団四季の出身とあって、歌も演技もすばらしい。
特に鹿賀丈史の歌声は初めてで新鮮。
張りのあるきれいなテノール。
ただ、市村正親は「モーツァルト」の疲れがまだ残っているのかも知れない。
歌声に精彩がなかったような・・・

しかし、2人の息の合った掛け合いはさすが~
楽しませてくれた。
そしてその脇を固める宝塚出身の愛華ミレと香寿たつき そしてソニンの歌とダンスもインパクトあり。
宝塚の2人は言わずとも、意外だったのがソニン。
この夏の「ミス・サイゴン」のキム役も決定しているし、楽しみなミュージカル俳優となる予感がした。

このミュージカル、私には衝撃的だった。
それは、今まで見たミュージカルとは明らかに感じが違っていたから。

ここ2年ほどは帝劇での「東宝ミュージカル」ばかり見ていた。
(劇団四季の「オペラ座の怪人」を除いて)
ウィーンミュージカルのようなクラッシックなものの観劇が多かった。
重厚で歌もパワフルで、アンサンブルも豪華で・・・
スケールの大きな作品ばかりだった。

今回のはブロードウェイ発のミュージカル。
現代的でコメディタッチ。
話も歌も軽く、娯楽性が強い作品だった。
お芝居を見ているようだったなぁ。

楽しく、笑えるミュージカル。
それでも、質のいい作品に仕上がっているのは、
脚本と演出と演技者の質によるのでしょうか~♪






郷土愛 

2008年01月07日 | エンタメ
鹿児島から、熱いドラマがスタートした~



今日から始まったNHK大河ドラマ「篤姫」である。
宮尾登美子さん原作。
江戸、日本を混乱から救った薩摩の女性 篤姫の生涯。
篤姫(於一・天璋院)は薩摩・島津家の分家に生まれ
江戸幕府の第13代将軍、徳川家定の正室となった女性である。
幕末から明治にかけての大きな時代の変革の中を、自分の正しいと信じる道をまっすぐに生き抜いた、薩摩の心を持ち続けた女性だったらしい。

その篤姫を演じるのは宮崎あおいちゃん。
大河ドラマでは最年少主役とのことである。
NHK朝の連ドラの「純情きらり」の演技もなかなかのものだったが、
今回も凛とした、まっすぐな心の薩摩おごじょを演じていた。
笑顔がなんともかわいらしかった・・・

第1回目 面白かった~

私の故郷の鹿児島が舞台であるから
多くの場面に桜島が登場していたから
身内的なひいきはあるだろうけど、
今後の展開が楽しみ~

キャストもそうそうたるメンバー。
山口祐一郎さんや涼風真世さんはこの間ミュージカルで見たばかり。
あの合間に大河の収録もあったんだぁ・・・
今後坂本竜馬役での玉木宏くんや第14代将軍演じる松田翔平くんとその正室で堀北真希ちゃん、稲森いずみさんや鶴田真由さんetcが登場予定。
なかなか楽しみである。

「どげんかせんといかん」の宮崎に負けるな
 鹿児島がんばれ~ 
 エールを送ります~

サッカー天皇杯

2008年01月02日 | エンタメ
我が家で、これがなくっちゃ 1年が始まらない~というのが、
「サッカー天皇杯」観戦。
サッカーをしている息子の関係で、5年前ぐらいから観戦している。

1月1日は国立競技場での決勝戦。
毎年約5万人もの観客で埋め尽くされ、
元旦ということ+天皇杯ということで、熱気と厳かさとがあいまって
なんともいえない雰囲気に包まれる会場。
今年は長山洋子さんの「君が代」斉唱で幕を明けた。


対戦は「鹿島アントラーズ」 対 「サンフレッチェ広島」

鹿島アントラーズは今季リーグ戦でも優勝
かたやサンフレチェ広島はJ1から去る。



応援と歓声の中、勝つということへの強い意志が会場全体を包み、
波動のように自分にも伝わり、何となく今年もがんばるぞーと奮い立たせてくれる。
まったりした元旦もいいが、そんな強い気持ちにさせてくれるこの天皇杯はかけがえのないものだ。

今年は、このシーズンに勢いのあった「鹿島アントラーズ」の優勝。
来季、J2落ちをする「サンフレッチェ広島」に有終の美を飾ってほしい気もあったので、残念。

毎年思うけど、サポーターの「気」が勝敗を決めているような・・・
今年も、地の利の近い「鹿島~」の方が応援力は勝っていた。