tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「左義長短冊飾り」つけ完了

2012年02月20日 | 季節の便り(北陸、福井)
本番を1週間後に迫った昨日、
市内の各区では「3色の短冊飾り」が取り付けられました。
いよいよ雰囲気・・・。









やぐら倉庫



ところでこの祭り、今では全市のお祭りのはずなのですが、
発祥のいきさつから、
幕藩時代から300年続く、商人・町人の祭りでありますので、
武士は見物するものとして、武士町には「左義長櫓が無い」のです。
すなわち、私の区ではこのやぐらが無いので、
見物はするけれど、祭りはしない・・・変なことですね、
市の一番中心地である市役所周りの町は、武士町(現在の元禄区)
だったので、町全体の祭りのはずの、
「左義長短冊飾りが無い」のです。

今朝の市役所横の市街中心地




観光行政、何考えているの、もうそろそろ
全市に飾りつけが必要なのでは。

私の子供達は、自分の区には左義長櫓が無いので、
その日に櫓に昇れなく嘆いていたものです、
他の区へ行って乗せてと頼んでも、
他の区の子供はダメ、だったのです
(今は少子化で、頼めばどの区の左義長櫓でも乗せてくれます)
でも「左義長短冊飾り」飾らないのです。
変なの・・・・。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長靴で「雪上トレッキング」 | トップ | 厳寒の奥越前と岐阜白鳥県境。 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
左義長についての私見 (達磨会の一人)
2012-02-23 21:23:19
左義長は古来、宮中行事が庶民に広まった、神事で、戦前は、勝山市内でも何処の村々でも行われていました。今でも福井市内の一部では、小正月に行われています。旧勝山町の一部(櫓の建設費用及び祭の費用の大半を一軒で、残りの費用を数軒で出せる裕福な商家が有った町内だけ)では、町民が多大の費用と手間をかけ、苦労をし、存続して来た行事なのです。これは、町の行事でも、市の観光行政で行っている祭りでも無いのです。ましてや、宗教行事に行政が出費は出来ません。全市に飾りつけが必要ですか、歴史を考えるとその様な物は考えられません。ただ、勝山の左義長は、特に、ここ数年観光に走り過ぎ、大切なものを失ってしまいました。
他の地域では無形文化財として登録が有る所が有りますが、勝山はそれは出来ません(櫓だけは市の文化財登録)、日本人として日本の文化を大切にしたいものです。
返信する
達磨会の一人様 (tarpin)
2012-02-24 08:33:58
ようこそ、いつも有難うございます。
さて、左義長の短冊についての深い知見、
有難うございました。
本当に今は神事というより、観光左義長ですね。
人口減少の歯止め?観光に目が向くのもしようが無いのかな、の思いもあります。

この知見、コメントだけではもったいなく、
今朝の本ブログに紹介させていただきます。
よろしく。
返信する

コメントを投稿

季節の便り(北陸、福井)」カテゴリの最新記事