今朝の当地日の出は、6時04分。
6時スタートの坐禅会は、夜明け前。
迎えてくれる禅堂の明かり。
坐についてからの、禅堂のすりガラス
越しに余々に入る
明るさが、味わい深い。
この雰囲気は、今月だけの味わい、神秘的。
今朝は、恒例の準備時間
に奏でられる「月光の曲」も無く、
静寂の中での、突然の老師からの「警策」の音、
私も頂きました。
一段と緊張がはしる。
老師の座中のお話しは、パート2、にて報告いたしますが、
今日は、お釈迦様が亡くなったとされる「釈迦入滅の日」。
お釈迦の遺徳を偲ぶ法会(涅槃会、ねはんえ)が行われる。
元々は旧暦の2月15日だったのですが、明治以降は
月遅れの3月15日に行われている仏事。
座禅会ご指導いただいている「義宣寺」(福井県勝山市)さんも、
たて看板が出され、
午後にお涅槃団子といわれる、「おだんごまき」が行われる。
禅堂のしつらえは、お釈迦様の「涅槃図(1.5m巾の掛け軸)」、
その前に盛られた、お涅槃団子。
こんな中での「坐禅」となりました。
「お涅槃団子」の下賜り物。
このだんご、農家の人や山登りの人たちの足元を、
毒蛇などから守る縁起物として、
食せず、ポケットに入れて歩くものとも。
「団子まき」より一足先に頂き、
私は焼いて頂いてしまいました。
お邪魔致します。月遅れの「涅槃会」の雰囲気が十二分に伝わる画像満載、おつかれさまでございました…。"やしょうま"=涅槃団子-ご貴地は形が洗練されていますですね。合掌
やしょうまのこと、初めて知りました。
長野方面の涅槃会の作り物だそうですね。
福井で知っていますものに、
宝慶寺にある木の本神社は火防の稲荷神社であり、
もうじきここでも大掛かりな「団子まき」があります、丸いのは大方一緒ですが、大型のもの、狐の形、小動物など色形ともにユニークなものもあります、
郷土色はいいものです。