tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

今年初の「早朝坐禅会」参加。

2020年03月15日 | 坐禅会

都合で早く到着、

坐禅会の札」禅堂はこうこうと明るい

老師はストーブをたいてくださり、

すでに座についていらっしゃる。

一番乗りの私も定位置に促され、いつもと違う「内側を向いて座りなさい?」

寒い朝の参禅「まず足指、足裏・ふくらはぎのマッサージ」の指導。

普段はこんなことはなく、なぜ?でした。

定刻になってもこのしぐさが続く、いつも中座されるはずの

6時時報の梵鐘「ボーン」が聞こえる。

今朝はこの流れの中で「坊守様が撞かれている」、

心なしか老師よりは弱い音。

 

禅堂の正面には見慣れた「大きな涅槃図」が設えられています

足へのマッサージは坐禅の準備体操であったらしい。

足の痛さ(今は感じないくらいの練習)を全然感じない、

血行をよくしてから座に就くのは長時間座るコツかもしれません。

 

さて、ここから座中のお話は始まる、

「正しい姿勢・呼吸のしかた、そして心、意識の置き場所」など

基本の基の語りが続く。

地陰陽、宇宙のすべての生き物はすべて平等を「釈迦太子」

がお教えくださった、すべての生きとし生けるものたち

が悲しむ図は、釈迦様入滅を悲しんだのでしょう、

坐禅をする理由は、こうした思想を心得、

仏の教えに近づく手段、として日常に活用できることのためです

ここで始めて小鐘3つ、これからが正式坐禅スタート。

年初のせいか?全員に「警策」をいただいた

すでにこの作法も心得ている。

今日の警策は直堂(老師)が励ましのため下さったもの。

自分から進んでいただく警策もある

その後、無言の一炷(ちゅう)40分。

禅堂入りの

6時は真っ暗であった空も開け、外は3月中旬のすがしさを感ずる。

この時期、寺院の各種行事の自粛が進む中、

参禅者は、壁やふすまに向かい座るため

中止されなかったのは老師のお心遣い。

予備運動で足の痛さもなく、楽しんで座れた坐禅会でした。

坐後の「お菓子・お茶の接待を頂き」、

来月の参加を楽しみに、禅堂を後にしました。

 

 

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