この時期、福井のあちこちの寺院、
お稲荷様まで「涅槃の団子撒き」が報じられます。
一昨日「大本山永平寺」でいただいた「涅槃団子」
今日、「無病息災」を願い、
ストーブの上で焼いて頂きました。
これは檀家などが作る素人のものでなく、
お菓子やさんで作られたものでしょう
綺麗に出来上がっていました。
「涅槃」は、仏教の祖、お釈迦様がお亡くなりになられることをいい、
その様子は「涅槃図」として広く知られています。
沙羅双樹・お母様のマヤ夫人のお迎え、取巻きの高層はもとより
動物など、みんなが悲しむ様子が図記されています。
其の他、色々なエピソートが紹介されていますが、
「涅槃団子」は、5色に色着けられています。
お釈迦様が涅槃に入られたところ、
仏舎利が「青・黄・赤・白・紫」の5色に輝いた謂れからと。
当地では、「涅槃団子」をポケットに入れていると、
山へ行ったとき「マムシにかまれない厄除け」と、
伝えられています。