新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

薪がよく売れた

2019年03月19日 | 日記

 今季は薪がよく売れた。これまでで最高の売上げだった。在庫がなくなり、来年の分をいまこしらえている。薪は1年寝かせ、水分を抜かなければ使用できない。したがって今秋からのストーブ用薪はいま準備しておく必要がある、固定客が増えてきて、確実に来季も一定量が売れる見込みだ。
 問題は近くの山では、もうクヌギとコナラを切り尽くしてしまっていることだ。クヌギ、コナラは長い年月をかけて成長する堅い木で、火持ちがよい。だからそれをほしがる人が多い。今後はKHさん所有の綱子の山から切り出してくる。運搬に手間がかかるが、いたしかたない。つくっておけばNPOの利益になるし、ひいてはわれわれ作業員の日当も増える。
 それに引き替え、炭はなかなか売れない。倉庫にたっぷり在庫があり、倉庫の棚のつくりが柔いために、これ以上乗せると棚が崩れ落ちる可能性がある。窯を長く使用していないから、窯を使って炭を焼きたいし、炭焼き技術を習得したいという人もいるのだが、今のところ実現はむずかしい。炭のよいところは時間が経っても腐らないこと、カビが生えないこと、いつまでも使用できるベストコンディションを保てることだろう。
 今後、少人数で伐採を進め、5月第3日曜に薪割り作業をする。




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