新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

英検2級に合格

2022年07月18日 | 日記

 嬉しいことがあった。長い間、英語を教えている高3の女子生徒Tさんが英検2級に合格した。
 高1の8月からずっと教えている。はじめは英検3級を受験するために私のところへ来た。10月の一次試験に合格し、11月の2次試験にも合格した。首尾よくいった。翌年の5月6月に準二級に挑戦し、みごとに合格した。英語全般の力を試されるのが英検だ。英検まえのみならず英語の授業を補う勉強の面倒も見てきた。順調に伸びていった。
 今年1月末に英検2級を受験した。はじめての不合格。この直前、学校がとつぜん休校になった。新型コロナが急に感染者数を増したせいだった。放課後の活動もできなくなり、私の仕事も休止せざるを得なくなった。十分な準備ができず、受験には失敗した。英検はコンピューター使用のものを除けば年3回しかおこなわれていない。
 そして6月はじめ、英検2級に二度目の挑戦。筆記とリスニングの一次試験にどうにか合格した。英検二級はふつうにいえば高卒程度の英語レベルを要求される。しかもリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能がまんべんなくできることが要求される。一次試験を終え、自己採点した結果、リスニングのできが悪かったといっていたので心配した。結果はギリギリで合格。そして7月3日の二次試験もギリギリで合格した。よかった。Tさん以上に私のほうが小躍りして喜んだ。
 Tさんはけっして優等生タイプではない。言われたことをこつこつと地道にこなしていくタイプだ。授業をもっている教員からも、最近、目立って成果を上げていることを聞いている。この秋には志望校を推薦受験する。そのためには学校の評定値をよくしておかなければならない。1年、2年での成績はなんとかクリアできている。そこへ英検2級合格を推薦材料に加えられれば鬼に金棒になる。
 ほかに何人か継続的に指導している生徒がいる。この年齢では、短期間にしてじつに驚くほどの伸びを示す生徒がいる。それが決してめずらしくない。若いってすばらしい。