新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

新型コロナ激減の理由は?

2021年11月03日 | 日記

秋川橋から北をのぞむ。日曜祝日には釣り船が多数浮かんでいる。
 毎日午後4時45分になるとテレビ画面に流されるテロップで、東京都のきょうの感染者数を見るのがルーティンになっている。きのうは18人。おとといの月曜は9人だったかな。このところ異常なほど低い。全国的にも低い数値がつづいている。なぜか。メディアに登場してさまざまなコメントをしてきた専門家がほぼ姿を消してしまった。だれもきちんとした理由を説明しない。はたして第6波は来るのか。それはいつになるのか。
 集団免疫を獲得すれば、新型コロナ感染症は収束に向かう、といわれた。国民の7割以上がワクチン接種を完了し、多くの人が感染してきた。これで集団免疫を獲得できたといえるのか。それはどのようにすれば実証できるのか。集団免疫を獲得すれば第6波は到来しないだろう。感染力の強い新たな変異株が発生するか、外国から流入しないかぎりは安全だといえるのかもしれない。少なくともデルタ株に対する免疫はできたはずだ。
 もう一つ、ウイルスが自壊したとする説がある。ウイルス自体がどのようにして自壊するのか、その仕組みはよく分からないが、感染者数激減の原因をウイルス側に求める説だ。この場合、第6波はやはり到来しないのか。
 もっぱら統計学的手法を用いて新型コロナの動向を追っている友人から、最新の分析結果が届いた。それによると、10月9日を転換点として感染「力」が増加傾向にある、さらに11月6日にはふたたび感染拡大期間に入る旨の予測が示されている。「ほんまかいな」と疑問を呈しておいたが、彼は免疫学者ではないので、まったく統計学的手法のみで感染動向を探っている。
 ところで実証実験はおこなわれているのだろうか。人びとの関心が薄れてきて、メディアがあまり採りあげなくなっているのは残念だ。10人、20人規模の宴会はどの程度の感染リスクがあるのか。政府主導の実証実験より、われわれのなし崩し的実行のほうが早いのかもしれない。それほどまでに感染者数が減っているのは確かだからだ。
 逆に、いまどき感染する人ははたしてどのような経路で感染しているのか。よほど不注意な人なのか。それとも注意を怠らない生活をしていても感染してしまうか。関心ある事柄について答えてくれる人はいないものか。