新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

作業最終回

2020年03月15日 | 日記

 薪炭クラブの作業が最終回を迎えた。桜の伐倒、薪づくりをした。今季つくった薪は半年あまり乾燥させて来季に販売する。市民農園などとあわせて来春にはNPO活動を終える。
 レギュラー会員15人が参加、2人が都合で欠席した。仲のよいグループで、いつも楽しく和気あいあいと活動できた。伐倒班はその道のプロとプロ並みの腕をもつ人が牽引し、みながプロ並みの技術を習得した。薪割り班は薪割り機の操作に習熟した。私が率いた炭焼き班ははじめの数年間、炭を焼いたが、在庫を抱えてその後、その在庫の処理に時間を費やした。セールスに向かない人たちが集まっていたし、セールスに力を入れることもしなかった。薪が毎年、○十万を売上げるのに対して、炭の売上げは○千円と桁が違っていた。
 9時から3時までの作業を終え、適度の疲労を感じている。こういう日は晩酌がうまい。きのうは雨、雪のため外で運動することもできず、夕方になっても適度の疲労感がなかったため、晩酌が進まなかった。やはり一日の終わりになって、適度の筋肉疲労と達成感が欲しい。うまい酒を飲むために生きているようなものだし、うまい酒を飲むためならどんなことでもしたいと思っている。「空腹は最上のソースなり」というが、適度の筋肉疲労と達成感は最高の酒の肴だ。80代後半になってビールを飲みながら死んでいった人の話を聞いたが、私もそのようでありたい。