10日は、地域の祭りだった。山の上の小さな神社に参拝し、下山して集会所でみんなで懇親会をする。鮨につまみ、ビール、日本酒、缶に入ったジンロが用意されていた。最初はお神酒としての日本酒から始まったが、多くの人はビールに移り、私と近所のKさんが日本酒党として日本酒を飲みつづけた。グラスを重ねるうち自分の酒量限界に近づき、もうそろそろ止めどきだなと思ったが、宴会がつづいている間は飲みつづける。日本酒はアルコール度が15度程度だから私には400ミリリットルが適量だ。超えると二日酔いの危険があるし、足りないと不満が残る。しかし仲間と話しながら飲んでいるとつい適量を超えてしまう。これが第一の問題だ。
第二の問題としてルーティンがある。ルーティンとは毎日決まってする事柄、活動のこと。私の場合はいつの間にか晩酌がルーティンになっている。家で飲む。晩酌しないと一日が終わらない。外で飲んで帰っても、もう一度家で飲み直す。これがいけない。酒の適量を超えてしまう。いけないと思いながらする。ルーティンとはよいことばかりではない。10日もやはり家で飲み直すことになった。ワインを少々。適量の倍くらいになったかなと思いながら床につく。さいわい二日酔いまでいかなかった。よかった。こうなるとルーティンは悪癖だな。