毎朝「天声人語」を読む。そしてそのようなエッセーを書きたいと思いながら、このブログを書いてきた。できあがった文章は似ても似つかないものだが・・。
その天声人語、文字数を数えてみるとちょうど600字ある。1行につき18字、それが35行。右上に「天声人語」というタイトルを入れる部分が24文字分、左下に日付を入れる部分が5文字分空いている。そして第一段落の書き始めを一マス空けるので、ちょうど600字になる。実際には段落わけを▼でしており、さらに4,5文字減る。その代わりに▼の直前の句点「。」はつけない。「ウルサイ」からだろう。
ひるがえって私のこのブログは、1000字を目安にしてきた。それでも文章として短いような気がしていた。なにかまとまった文章を書くには1200から2000字くらいは必要かと思っていた。これは間違いだった。わずか600字でまとまった文章を書ける。枝葉をそぎ落とし、毎日600字にまとめる天声人語氏の技術を学びたい。