新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

薪づくり

2016年11月23日 | 日記

   
 薪づくりに精を出しています。20日、一日で5本の木を伐り倒しました。そのうち4本はクヌギです。ウィンチと滑車を組み合わせて、倒す方向へ引っぱりながら伐ります。倒した幹を切れ味のよいチェーンソーで瞬く間に40センチに玉切り、キャタピラーつきの運搬車で作業場へ運びます。作業場では油圧式の薪割り機をフル稼働させています。伐倒、小枝払い、玉切り、運搬、薪割りのすべての作業を分担していますから、仕事は速い。9時から3時までで約2立方メートル分のクヌギの薪ができあがりました。
 これら機械、道具類のほとんどがガソリンか軽油で動いています。ウィンチ、チェーンソー、運搬車、薪割り機。人力でするより速いだけでなく安全です。けがする確率をぐんと下げてくれます。
 わが家の窓から外を見ていると、ときどきゴジラがにゅーっと首を出します。よく見ると大型クレーンです。5メートルあるそうです。先日から近くで護岸工事をしています。木を伐採して運びだすのにクレーンを使っているようです。いまにも隣家の屋根に木を落としそうに見えます。クレーンが倒れてくれば、わが家までぺっちゃんこに潰れてしまいそうです。でも角度を変えてみれば隣の屋根に落ちる心配はないことが分かります。倒れてくることもないのでしょう。このクレーンもガソリンか軽油で動いているはずです。
 ガソリン、軽油、つまり石油は作業員の命を守ってくれる大切なものといえます。まだまだ私たちは石油に依存しないではいられません。