現代自動車の新型「サンタフェ」が米調査会社のALG(オートモーティブ・リース・ガイド)が行う残存価値評価で、中型スポーツ多目的車(SUV)部門の1位を獲得した。
評価は新車購入から一定期間後の価値を予測し、審査する。残存価値が高いほど中古車の価格が上がり、新車販売にもつながるとされる。
サンタフェは56.8%の残存価値率を記録。発売当時の2007年の44.8%に比べ大きく上昇した。中型SUVの2013年型モデルで富士重工業の「スバル・アウトバック」(55.6%)、トヨタ自動車の「ヴェンザ」(55.1%)、フォード・モーターの「エクスプローラー」(51.5%)などを上回った。
ALGは車の残存価値や中古車の価値などを調査し、隔月でガイドブックを発行している。
アップルは12日(現地時間)、米サンフランシスコのイエルバ・ブエナセンターでiPhone5を公開した。
iPhone5は米国・英国・カナダなど9カ国で14日から予約注文を受け、21日から配送される予定だ。 価格は64GBが399ドル(44万9000ウォン、以下、2年約定基準)、32GBは299ドル(33万6000ウォン)、16GBは199ドル(22万4000ウォン)。
韓国は1次販売国はもちろん、28日からの2次販売国からも抜けた。 このため韓国での販売は10月以降となる見込みだ。 アップルはiPhone5を出す国内の移動通信会社をSKテレコムとKTとした。 表鉉明(ピョ・ヒョンミョン)KT社長はツイッターで「KTは早期販売に向けてアップルと協議中で、販売日程が決まりしだい伝える」と明らかにした。
iPhone5の韓国販売が遅れるのは、国産スマートフォンにとってはチャンスとなる見込みだ。 特にiPhone5がiPhone4Sに比べて革新的な機能がないという点は、ライバルであるサムスン電子の「ギャラクシーS3」、今月末に登場するLG電子の「オプティマスG」に有利に働くと予想される。
韓国で販売される輸入化粧品の価格は、米国・フランス・豪州・日本など主要8カ国のうち最も高いと、韓国メディアが13日報じた。
ソウルYWCAが輸入化粧品10ブランドのエッセンス、アイクリーム、コンパクトファンデーション、リップスティックなど36製品の価格を調べた結果、購買力平価を適用した場合、韓国のデパート消費者価格は豪州の2.16倍、日本の1.41倍だったと明らかにした。
米国産化粧品の韓国国内価格は米国現地の平均1.51倍、最大2.31倍で、フランスが原産地の製品も韓国でフランス現地の1.2倍で販売されている。
韓国国内流通チャンネル別にはデパート平均販売価格がネット販売より7%、並行輸入業者より17%、免税店より24%高かった。
橋下徹大阪市長が率いる新党「日本(にっぽん)維新の会」が、党のロゴマークに韓国と領土問題を抱える竹島(韓国名・独島)を入れ、日本の領有権を主張した。複数の韓国メディアが報じた。
日本維新の会は12日に結党を宣言し、党のロゴマークを発表した。緑色の円と日本列島の地図に「維新」の文字が入ったもので、韓国や中国と領土問題を抱える竹島と尖閣諸島も加えた。橋下代表は、「全国政党なので(ロゴには)尖閣諸島も竹島も入っている」と説明した。
橋下知事は8月、慰安婦問題について「軍による強制連行を示す資料はない」と発言し、韓国から猛反発を受けていることから、今回のロゴマークについても韓国では「妄言の橋下知事が新たな挑発」などと批判的に報じられた。
韓国メディアはまた、日本維新の会が掲げる次期衆院選公約の「維新八策」について、「保守右翼指向である橋下知事の考えが反映されている」と指摘。領土守護のための軍事力強化に意欲を見せているほか、憲法第9条の改正を進めるために改正の発議要件を議員の「3分の2」から「2分の1」に緩和させるなどの内容を盛り込んでいるとした。
韓国100大企業の取締役1人当たりの平均年俸は8億5000万ウォン(約5800万円)で、サムスン電子の取締役の年俸が最も高いことが13日、分かった。
金融監督院の電子公示システムなどによると、昨年の売上高上位100社のうち、取締役の年俸が最も高かった企業はサムスン電子で、1人当たり平均109億ウォンだった。同社の年俸には数年間にわたり支給されるボーナスが一部含まれている。
サムスン電子に次いで、サムスンSDI(35億4000万ウォン)、CJ第一製糖(28億9000万ウォン)、ハンファケミカル(28億5000万ウォン)、サムスンテックウィン(23億3000万ウォン)、ハンファ(21億3000万ウォン)、現代自動車(21億ウォン)、サムスン重工業(18億2000万ウォン)、現代製鉄(16億2000万ウォン)、現代モービス(15億2000万ウォン)が後に続く。サムスンSDIとサムスンテックウィンは退職金が一部含まれた。
100社のうち、一般社員の平均年俸が最も高い企業は現代自動車で、8900万ウォン。次いで、起亜自動車(8400万ウォン)、現代モービス(8300万ウォン)、漢拏空調(7900万ウォン)、サムスン電子(7800万ウォン)、現代重工業(7800万ウォン)、サムスン重工業(7600万ウォン)、韓国航空宇宙(7600万ウォン)、韓国フランジ工業(7600万ウォン)の順だった。
取締役と一般社員の年俸の格差が最も大きかったのもサムスン電子で139.7倍だった。格差が最も小さかったのは南海化学で2.1倍にとどまった。
昨年の100社の平均年俸をみると、取締役は8億5000万ウォン、一般社員は5700万ウォンで、格差は14.9倍だった。
大企業と中小企業の賃金も格差が大きかった。
6月末現在、中小企業(従業員数5~299人)の社員1人当たりの月平均賃金は265万6000ウォンで、大企業(従業員数300人以上)の平均賃金417万1000ウォンの 63.7%にすぎなかった。
北朝鮮脱出住民(脱北者)の脱出過程を描いた映画「48M」(原題)の特別試写会が19日、米議会で行われる。
「48M」は中朝国境を流れる鴨緑江の最短距離を意味する。近くて遠い距離を渡るしかなかった脱北者の夢や希望、挫折などが描かれる。
試写会には多数の米議員らが出席する予定。クリントン国務長官の出席も打診しているという。
映画制作者と脱北者らは北朝鮮人権問題をテーマにした聴聞会にも出席し、北朝鮮の現状などについて証言する計画だ。
議会試写会とは別に、13日にはスイス・ジュネーブの国連人権委員会で各国の大使と人権委員会代表、非政府組織(NGO)関係者らを対象にした試写会が開かれる。
映画関係者は「脱北者の人権問題に対する国際社会の関心が高まることを期待する」と話した。
少女時代のジェシカの際どい“反転スタイル”が公開されて男性の心を揺るがせている。
あるポータルサイトの掲示板に13日に、「スヨンがそれほどうらやむジェシカのスタイル」という文とともに数枚の写真が上げられた。写真のジェシカはグラマラスなスタイルが際立つ衣装でボリューム感を見せつけた。
人形のように美しいスタイルのジェシカは顔とはやや似合わない肉感的なスタイルで人々の視線をひきつけている。これに対しネットユーザーらは「うらやましがらない人はいないだろう」「驚くべきボリューム感だ」「反転スタイルの決定版だ」などのコメントで熱い反応を見せた。
北朝鮮全域で放送される唯一のテレビ放送の朝鮮中央テレビが8日から現代的イメージの新しいスタジオでニュースを伝えており目を引いている。
これまでは木の壁の前に座ったアナウンサーが机の上に置かれた原稿を読むのがすべてだった。金正日(キム・ジョンイル)死去前の2011年には平壌(ピョンヤン)市内の写真を背景にしたスタジオでニュースが進行された。
本格的な金正恩(キム・ジョンウン)体制に入った今年から北朝鮮のニュースも一緒に若返った。3月中旬にはニューススタジオの背景が空色に変わり、コンピューターグラフィック技術が多く活用された。また、原稿をカメラのそばに設置されたモニターで見る装置であるプロンプターが導入されたようで机の上の原稿を見る姿もほとんど見られなくなった。
今月に入り、もう一度リニューアルされた朝鮮中央テレビのニューススタジオはぱっと見では韓国のニュースと違いがないように見える。アナウンサーは6個の大型モニターをつなげて作ったマルチビジョンを背景に広いテーブルの前に座って放送している。放送中はアナウンサーが中心だった画面構図もグラフィックや写真を画面の中心に配置し、アナウンサーが画面の端でコメントするなどの形式に変わった。
しかし体制宣伝を目的にする報道内容には変わりがない。北朝鮮専門メディアのデイリーNKはある脱北者の話として、「地球が回る背景は『先軍の指導により地球が回る』という思想を刻みつけるためで、金日成(キム・イルソン)・金正日父子の遺体が安置された錦繍山(クムスサン)記念宮殿が登場したのも金氏一家の伝統性を宣伝媒体を通じて強調するためのもの」と説明した。
「酒に酔った父さんがきょうも僕のことを殴るのではないかと思うと、気が気でない」。パク・サンヒョク君(仮名、12)は昨年11月、現場に駆け付けた児童保護専門機関のカウンセラーが「一番心配なことは何か」と聞くと、このように答えた。事業に失敗したパク君の父は、2007年ごろから週に5回、酒を飲むようになった。酒に酔うと家族に暴力を振るう夫に我慢できなくなった妻が2010年に家出すると、その矛先はパク君に向けられるようになった。11年11月、酒に酔って帰宅した父は、野球のバットで家の窓ガラスを全て割り、さらにこん棒でパク君の頭と尻をたたいた。パク君は大けがを負って病院に運ばれ、頭部を10針も縫った。
酒による暴力の被害者となるのは、自らを保護できない子どもたちだ。中央児童保護専門機関の報告書によると、家族と隔離しなければならないほど深刻な虐待を受けた児童のうち、家族に飲酒問題があるケースは82%に上ったのに対し、比較的軽い虐待だったため家族と隔離されなかった児童のうち、家族に飲酒問題があるケースはわずか4%にすぎなかった。これは、飲酒量の多い家族と同居している児童であればあるほど、ひどい虐待を受けているということを物語っている。
また、酔っぱらった父に小さいころから苦しめられてきた大学生の息子が、父を殺害するという極端なケースまでも発生した。昨年1月、ソウル市銅雀区舍堂洞では、父と口論になった大学生(27)が父(59)の首を締め、割れた瓶の破片で父を刺し殺すという事件が発生した。事件の前日も、父は酒に酔い、妻を殴って大学生の息子と大げんかをしていた。大学生の息子は、警察の調べに対し「幼いころから、父は酒さえ飲めば家族に暴力を振るってきたが、その晩だけは我慢できなかった」と話した。
だが飲酒による問題は、酒に酔った家族に苦しめられ、殴られることだけにとどまらない。真っ先に保護されるべき子どもが、酒に酔った両親や家族から無防備な状態で放置され、やがて見捨てられるという現実も、非常に深刻な問題となっている。
全羅南道のある家庭暴力相談所で保護されたカン君(4)は、生まれてから4年間ずっと「なぜ親の言うことを聞かないのか」と叱られ、酒に酔った父(35)に何度も殴られてきた。しかし、その後の検査で、カン君は先天的に耳が聞こえないことが判明した。酒に酔って暮らすカン君の父は、自分の息子が難聴だということにも気付かずに、酒を飲んでは子どもを虐待していたのだ。
さらには、不潔な環境で野宿を強いられる子どももいる。07年6月、イ君(16)と1歳年下の弟は、自宅近くの商店街で1週間にわたって野宿をしているところを警察に保護され、地域児童保護専門機関の支援を受けるようになった。イ君兄弟は04年に母が死去してからは、父と共に生活していた。しかし、この父にはイ君兄弟の面倒を見る気が全くなかった。そればかりか、毎晩焼酒(韓国式焼酎)を5本も飲み明かしていた。酒を飲み過ぎて体重が増えたせいで腹が出てしまい、自分の体を思うように動かせなくなった。家の中にはごみが散乱し、食べ物は全く残っていなかった。「汚い家の中で寝るよりは、むしろ野宿した方がましだと思った。家にいると、父が毎晩のように酒に酔って文句を言う」。イ君はカウンセラーにこのように話した。
中央児童保護専門機関の関係者は「身体的な暴力だけではなく、無関心や放置も明らかな児童虐待」とした上で、「特に長期間にわたって酒酔い状態の保護者と一緒に暮らした子どもたちは“ごみの家”でラーメンだけを食べながら生活するケースも少なくない」と話す。
チャン君(12)の父も、妻が04年に肺炎で死亡すると、息子のチャン君を事実上「放置」した。カウンセラーが10年7月に現場調査に乗り出したところ、チャン君の父は長い間ひげの手入れや散髪をしておらず、ホームレス同然の姿で質問に応じたという。月70万ウォン(約4万7000円)の生活保護のほとんどは、飲み代に費やしていた。チャン君はここ2年間にわたって福祉会館から提供されたラーメンや菓子、弁当などを食べて生活していた。家には冷蔵庫もなく、福祉会館で提供されたキムチには、ウジ虫が沸いていた。
日本と取引している韓国企業の1割が最近の韓日関係の悪化で被害を受け、両国間の葛藤が長引く場合は6割に被害が発生することが、調査で分かった。
大韓商工会議所が対日取引企業500社を対象に実施した「最近の韓日関係変化による産業界への影響と対応課題」調査の結果によると、回答企業の12.0%が「現在、被害が発生している」、88%が「まだ被害はない」と答えた。
韓日間の葛藤が長期化する場合は、64.7%が「被害が発生する」と答え、「被害はない」という回答は35.3%だった。被害が発生すると答えた業種は観光業が83.3%で最も高く、次いで日本輸入車ディーラー業が80.6%、文化コンテンツ業が73.7%、携帯電話および家電製造業が69.5%、食品業が64.7%などの順となった。