フィギュアスケート選手のキム・ヨナが５月４～６日にソウルで行うアイスショー「Ｅ１オールザット・スケート・スプリング２０１２」のチケット発売が２日午後７時から行われる。
マネジメント会社のオールザットスポーツによると、チケット販売サイトのインターパークチケット（ｔｉｃｋｅｔ．ｉｎｔｅｒｐａｒｋ．ｃｏｍ）で受け付けを開始する。チケットの価格は３万３０００ウォン～２９万７０００ウォン（２４３０円～２万１８６０円）。アイスショーのテーマは「楽園」で、キム・ヨナは新しいエキシビジョンプログラム二つを披露する。
オリンピック公園体操競技場・特設アイスリンクで開催される同ショーにはバンクーバー冬季五輪フィギュアスケート男子金メダリストのエバン・ライサチェク（米国）のほか、今季の世界選手権の男女金メダリスト、パトリック・チャン（カナダ）とカロリナ・コストナー（イタリア）も出場する。
コメディアンのチョン・ジュナ（４１）が、４年間の熱愛を経てことし５月に結婚する。
チョン・ジュナの側近は１日、「チョン・ジュナは１０歳年下のガールフレンドとすでに両家の顔合わせを済ませ、５月の結婚式を準備している」とし「場所や日取りは確定しているが、相手を配慮して言及は最小限に抑えている。知人にさえも５月の日取りだけを知らせている状態」と伝えた。
チョン・ジュナは２００９年３月に放送されたＫＢＳ（韓国放送公社）第２テレビのバラエティートーク番組「ハッピートゥゲザー シーズン３」で、在日同胞の客室乗務員の女性と熱愛中であることを告白した。以後、彼の結婚は４年間の熱愛期間、ＭＢＣ（文化放送）のバラエティー番組「無限挑戦」に毎回のように扱われてきた。彼は、「チョン・ジュナが義理の母親の反対で結婚は困難にぶつかっている」など、メンバーからのからかいに敏感な反応を見せており、視聴者の好奇心を刺激していた。
チョン・ジュナは１９９５年にコメディアンのイ・フィジェのマネージャーとして芸能界活動をスタートさせた。以後、ＭＢＣ「テーマ劇場」でデビューし、「コメディハウス－Ｎｏｂｒａｉｎ Ｓｕｒｖｉｖｏｒ」やシットコム「思いっきりハイキック！」などに出演し、現在は「無限挑戦」で活躍中だ。
１日午前１０時、全羅南道麗水市徳忠洞（チョンラナムド・ヨスシ・ドクチュンドン）にある麗水世界博覧会組織委の事務所。 麗水万博の入場券の海外販売現況を聞いた博覧会ブランドマーケティング部の職員が驚いた表情を見せた。 海外販売を始めた先月７日以降、４万５０００枚が売れたが、その７８％の３万５０００枚が中国だった。
来月１２日に開幕する麗水世界博覧会を控え、中国人観光客の動きが活発になっている。中国人はまず博覧会の入場券を３万５００枚も購入した。 博覧会の開幕が４０日後に迫り、中国現地で待機中だった購入需要が一度に出てきたのだ。 麗水博覧会の入場券は中国や日本（７０００枚）など海外販売の好調で、昨年６月に前売りを開始して以来、初めて４０万枚（国内販売分３７万枚含む）を超えた。 麗水博覧会組織委のナ・フンチェ入場券部長は「博覧会に対する中国人の期待感が入場券販売全体の起爆剤の役割をしている」と述べた。
博覧会の記念コイン販売でも中国人観光客の威力が目出つ。 先月１２日に予約販売が始まった後、中国人は現地販売代行会社を通して６億１０００万ウォン（約４５００万円）分の記念コインを購入した。 これは国内外記念コイン販売額（９２億ウォン）の６．５％にのぼる。 特に９０万ウォン金貨（４分の１オンス）は現在まで売れた５３０個のうち１５０個（２８％）を中国人が購入した。
中国人は１個当たり１７５万ウォンの金貨（２分の１オンス）も全体販売量５５０個のうち１００個を購入し、銀貨も１５００個を予約した。 博覧会に対する好奇心が金と銀を重宝する中国人の好みとかみ合い、記念コインの販売につながっている。 博覧会期間に麗水を訪問する中国人は２５万人と予想される。 外国人観覧客全体（５５万人）のおよそ半分にのぼる。
専門家らは麗水博覧会に対する中国人観光客の大きな関心をについて、２０１０年上海博覧会開催経験と麗水博覧会組織委の「ターゲットマーケティング」がかみ合った結果だと分析している。 自国で初めて行われた博覧会でその面白さと興味を知った中国人が、今度は麗水に目を向けているという説明だ。
湖原（ホウォン）大学ホテル観光学部のチャン・ビョングォン教授は「中国人は博覧会と海に対する好奇心が非常に多く、海洋をテーマにした麗水博覧会への期待も大きい」とし 「交通と宿泊の問題がうまく解決すれば、中国人観光客３００万人時代を開く土台になるだろう」と述べた。
麗水博覧会組織委も早くから中国を相手に攻撃的なマーケティングを行った。 カン・ドンソク組織委員長とキム・グンス事務総長は昨年だけで１３回も中国・上海や浙江省、山東省などを回り、博覧会への関心と参加を呼びかけてきた。
ＫＢＳ（韓国放送公社）第２の「棚ぼたのあなた」が週末ドラマで１位を守り抜いた。
１日に放送された「棚ぼたのあなた」（以下、「棚ぼた」）は、全国視聴率３５．６％（ＡＧＢニールセンメディアリサーチ）で前回に比べて５．５％ポイント上昇する数値を見せ、週末ドラマの１位を占めた。同日放送されたＳＢＳ（ソウル放送）「バカなママ」と「明日が来れば」は、それぞれ１１．８％と１５．８％、ＭＢＣ（文化放送）「武神」、「神々の晩餐」は１２．２％と１５．７％の視聴率で、「棚ぼた」の半分程度の視聴率数値に終わった。
同日の放送でユン・ヨジョン（義母のチョンエ役）は、３０年ぶりに再会した息子のユ・ジュンサン（キナム役）の米国行きを止めようと、嫁のキム・ナムジュ（ユニ役）の心に取り入るための大作戦に出た。チョンエは留学に行こうとするユニに「私は嫁をお姫様と思って、仕えて生きようと決心した人間だ」と言って、あらゆる手段を講じようとする。一方でこれを快く思わない義姉の姿も映し出され、主婦層からの共感を呼び込んだ。
「棚ぼた」は、ユニと彼女の嫁ぎ先の家族との間に徐々にあつれきが生じていく様子が予告され、今後の展開に関心が集まっている。
韓国国内の中小納品業者が免税店に支払う販売手数料率が最高６６％にのぼることが調査で分かった。 ロッテ・新羅免税店は中小業者の手数料を今月から一部引き下げることにした。
公正取引委員会が１日に発表した実態調査の結果によると、ロッテ・新羅免税店は入店業者の売上高の１４－６６％を手数料として受けている。 品目の中でも海苔・キムチ販売業者の手数料率（６６％）が最も高かった。 最も低いのは輸入ブランドハンドバッグ（１４％）だった。
韓国国内業者の手数料には旅行会社が受ける斡旋手数料１５％が含まれたが、海外名品ブランドにはこれを含めていない。 全体的に国内納品業者の手数料率が高かった。 韓国ブランドの場合、販売手数料率が５５％以上のところが２７．８％に達したが、海外ブランドは８．５％だった。 免税店入店業者の平均手数料率は４９．１％だった。 デパートが平均３２％である点を考えると、高過ぎるというのが公正取引委員会（公取委）の判断だ。
公取委が実態調査を始めると、業界１、２位のロッテと新羅免税店が販売手数料引き下げを決定した。 韓国国内の中小納品業者８１カ所に対し、４月分の手数料から３－１１ポイント引き下げることにしたのだ。 これを受け、ロッテ免税店ではこれら中小業者の手数料率（斡旋手数料除く）が平均４０．７％から３５．１％に、新羅免税店では３４．２％から２８．６％に下がる。
公取委のイ・ドンウォン加盟流通課長は「東和、ウォーカーヒル、韓国観光公社など他の免税店も手数料引き下げに加わる予定」と述べた。 公取委は販売手数料が引き下げられているかどかを周期的に点検することにした。
公正取引委員会が１日に発表した実態調査の結果によると、ロッテ・新羅免税店は入店業者の売上高の１４－６６％を手数料として受けている。 品目の中でも海苔・キムチ販売業者の手数料率（６６％）が最も高かった。 最も低いのは輸入ブランドハンドバッグ（１４％）だった。
韓国国内業者の手数料には旅行会社が受ける斡旋手数料１５％が含まれたが、海外名品ブランドにはこれを含めていない。 全体的に国内納品業者の手数料率が高かった。 韓国ブランドの場合、販売手数料率が５５％以上のところが２７．８％に達したが、海外ブランドは８．５％だった。 免税店入店業者の平均手数料率は４９．１％だった。 デパートが平均３２％である点を考えると、高過ぎるというのが公正取引委員会（公取委）の判断だ。
公取委が実態調査を始めると、業界１、２位のロッテと新羅免税店が販売手数料引き下げを決定した。 韓国国内の中小納品業者８１カ所に対し、４月分の手数料から３－１１ポイント引き下げることにしたのだ。 これを受け、ロッテ免税店ではこれら中小業者の手数料率（斡旋手数料除く）が平均４０．７％から３５．１％に、新羅免税店では３４．２％から２８．６％に下がる。
公取委のイ・ドンウォン加盟流通課長は「東和、ウォーカーヒル、韓国観光公社など他の免税店も手数料引き下げに加わる予定」と述べた。 公取委は販売手数料が引き下げられているかどかを周期的に点検することにした。
北朝鮮に向けてビラを飛ばす活動を繰り広げている「自由北韓（北朝鮮）運動連合」の朴相学（パク・サンハク）代表を暗殺しようとした北朝鮮の工作員に対する公判で、ある脱北者が「（工作員が自分を）金で買収し、暗殺計画に合流させようとした」と証言したことが、1日までに分かった。
ソウル中央地裁で非公開で行われている、北朝鮮の工作員A被告（55）に対する公判に証人として出廷した脱北者Bさんは「A被告が『北朝鮮から10億ウォン（約7300万円）が支給されるから、（朴相学氏の）暗殺を手伝ってほしい』と持ち掛けた」と証言した。脱北者のA被告は、哨戒艦「天安」撃沈事件を起こしたり、故ファン・ジャンヨプ元朝鮮労働党書記の暗殺を企てたりした北朝鮮の対韓工作機関「偵察総局」に包摂（一般人を工作員や協力者に仕立て上げる）され、朴氏を毒銃で暗殺しようとして検挙された。
Bさんは公判で「A被告が『暗殺に成功したら、北朝鮮に報告し、10億ウォンの支給を要請するとともに、韓国にいる家族をカナダに移住させて、毎月の生活費として300－500万ウォン（約22万－37万円）を受け取れるようにする』と持ち掛けた」と証言した。Bさんはさらに「当初はA被告の話を信じ、手を引いたら報復されるのではないかと恐れて、A被告を手助けし犯行（朴氏の暗殺）の準備をしたが、実際に毒銃を見て良心の呵責（かしゃく）を感じ、国家情報院に通報した」と話したという。
国情院はBさんの通報を受け、昨年6月からA被告を監視し、同年9月に朴氏を暗殺するため、毒銃を持ってソウル市江南区の地下鉄ノンヒョン駅付近に現れたA被告を検挙した。A被告は当時、毒銃2丁と毒針1本、毒薬入りのカプセル3個を所持していた。A被告は、Bさんが自分と同じ北朝鮮航空陸戦隊の出身だとの理由で、Bさんを犯行に加担させようとしたとみられる、と検察は説明した。
検察の調べで、A被告はBさんに対し、北朝鮮から受け取った工作資金1万2000ドル（約99万円）の一部を渡していたことが分かった。また、A被告は北朝鮮の偵察総局の関係者に対し「Bさんに特別な待遇を与えるべきだ」という内容の電子メールを送っていたことが分かった。
A被告は検察の調べに対し、犯行を全て自白したが、法廷では「朴相学氏を殺害する考えは全くなく、Bさんにそのような提案をしたこともない」として起訴事実を否認していることが分かった。
一方、朴氏は「北朝鮮はいくら経済的に困窮していても、対韓工作のためには金を惜しまない。このような事件で、脱北者たちが肩身の狭い思いをする恐れがあるため、処遇や管理に気を使う必要がある」と語った。
北朝鮮の金剛山（クムガンサン）観光区の報道官は1日、4月からすべての観光客を対象に金剛山観光を再開することを明らかにした。中国国際放送局が報じた。
朝鮮中央通信は報道官のコメントを引用し、「数多くの外国人観光客と団体が金剛山の観光または投資を申請しており、北朝鮮側は観光客のための出入国手続きや交通関連の整備などを進めている」と報じた。
同報道官はまた、「韓国政府が観光客の身の安全を口実に、外国人観光客による金剛山の観光を阻害しようとするのは、故・金日成主席生誕100周年というめでたい行事に冷や水を浴びせ、北朝鮮の国際的イメージを壊すものであり、北朝鮮への重大な挑発行為だ」と批判した。
アイドルグループの東方神起が、化粧品ブランド「ＭＩＳＳＨＡ（ミシャ）」の新しい香水「Ｌ’ＥＡＵ ＤＥ ＭＩＳＳＨＡ」の発売記念イベントを成功裏に開催した。
ミシャのモデルの東方神起は、先月３０日にソウル論硯洞（ノンヒョンドン）「クラブ・オクタゴン」で、この香水の発売記念イベントを開催した。この香水は韓国化粧品ブランドショップ１位のミシャが出したものだ。同日のイベントには、事前申し込みをしたミシャの顧客と東方神起のファン１５０人が参加した。現場の外には数百人の東方神起ファンが殺到し、イベント会場一帯がまひした。また、先月１６日から放送されているティーザー映像第１弾「到着」編と合わせて、第２弾の「魅惑」編が初公開された。東方神起のカリスマあふれる姿や茶目っ気のある姿を撮影したメーキングフィルムが目を引いた。
「Ｌ’ＥＡＵ ＤＥ ＭＩＳＳＨＡ」は、成熟した女性の雰囲気を強調したフローラルブーケの香り「Ａｌｗａｙｓ ｂｅ ｍｉｎｅ」と、恥ずかしがり屋な女性の雰囲気を表現したフローラルフルーティーの香り「Ｓｔａｙ ｂｅｓｉｄｅ ｍｅ」の２種類で構成されている。発売を記念して、東方神起のメンバーのサインが刻まれた香水２種類と写真集からなる特別限定版企画セット（７万ウォン、約５２００円）も合わせて店頭等に並ぶ。
「Ｌ’ＥＡＵ ＤＥ ＭＩＳＳＨＡ」２種類は、２日から本格的に発売が開始される。全国のオフライン店舗およびビューティーネットのホームページで購入可能だ。
ヨット冒険家のユン・テグンさん（５０、慶尚南道昌原市亀山面）がスマートフォン一つで無寄港ヨット世界一周に挑戦する。
ユンさんは航海装備の代わりに国産スマートフォンを利用して航海するヨット世界一周を、今年１１月４日に釜山（プサン）水営湾から始めると１日、明らかにした。 今回のコースは、釜山－太平洋南端ドレーク海峡－ケープタウン－豪州南端－東南アジア－釜山。距離は４万６３００キロで、６カ月ほどの航海となる。
ユンさんは今回の航海に使う１８メートル（６０フィート）のヨットをカナダから移す準備に入った。 このヨットをユンさんが自ら操縦して国内に到着するのに４カ月ほどかかる。
ユンさんは昨年、韓国国籍のヨットで初めて韓国をスタートして韓国に戻ってくる世界一周に成功している。 ユンさんは０９年１０月１１日に釜山を出発し、１年８カ月（６０５日）後の昨年６月７日に釜山に帰ってきた。
無寄港世界一周は一般的なヨット世界一周よりはるかに難しい。 港に寄らない無援助航海であるため、航海中にボルト一つの補給も受けることができない。 したがって無寄港世界一周ヨットには航海期間の食料や修理装備、部品などをぎっしりと積まなければならない。 このため横になる空間もないほど狭苦しくなる。 航海中に発生する大小の故障も一人で解決しなければならない。
また今回は、航海で最も重要な全地球測位システム（ＧＰＳ）装備を載せない。 スマートフォンのＧＰＳ機能を利用して航海し、写真と動画像機能を活用しながら撮った映像をその場で自分のホームページ（www.marinekorea.co.kr）に載せる計画だ。 ユンさんは今回の航海に必要なヨットとスマートフォン機器の購入費の一部について外部から後援を受けることにした。
ユンさんは「韓国が情報技術（ＩＴ）強国であることを世界に知らせるため、スマートフォンを利用した無寄港世界一周に挑戦する」と語った。 ユンさんは今回の航海に成功すれば、無寄港世界一周大会のヴァンデグローブ（Ｖｅｎｄｅｅ Ｇｌｏｂｅ）など世界大会に出場する計画だ。
ＫＴ（旧韓国通信）の教育用ロボット「キボット（Ｋｉｂｏｔ）」がサウジアラビアに輸出される。 ＫＴの関係者は１日、「サウジアラビアの通信会社モバイリーとキボットの輸出価格・量を調整中」とし「１万台以上の輸出について交渉中で、早ければ今月中に船積みすることになる」と述べた。
モバイリーはサウジアラビア通信市場の４０％を占めるトップ企業。 キボットの初輸出は、昨年１１月にモバイリーの役員およそ１０人がＫＴと業務協力について議論するため韓国を訪問し、輪郭が固まった。 当時の訪韓は、李錫采（イ・ソクチェ）会長（６７）がスイスで昨年６月に開かれた「通信企業最高経営責任者（ＣＥＯ）ラウンドテーブル」ミーティングで、モバイリーの役員と業務協力を拡大しようと約束したことに基づくものだった。
当初、ＫＴはキボットにそれほど期待していなかった。 モバイリーの役員を相手にしたプレゼンテーションでも最後に追加で言及する程度だった。 ところが予想していなかった反応が表れた。 スマートフォンでキボットに電話をすると、キボットが家の中を動きながら子どもの姿を映し出す場面でモバイリーの役員から拍手が起こった。
「２人目の妻の家、３人目の妻の家にキボットを１台ずつ購入すれば、子どもの姿をいつでも見ることができる」という反応が出てきた。 イスラム国家のサウジアラビアでは男性は女性４人まで結婚できる。 プレゼンテーション後に続いた夕食の席で、モバイリーの関係者は「韓国よりもサウジアラビアで先にキボットを販売できるようにしてほしい。 すぐに５万台を購入する」と話すほどだった。
その後、ＫＴはチームを結成し、サウジアラビア教育用ロボット市場を本格的に分析した。 研究を進めるほど市場性は高まった。 サウジアラビアは人口が２８００万人だが、３－１３歳の子どもは２０％水準の５６０万人にのぼり、１世帯当たりの子どもの数は３．３人だった。 韓国の３－１３歳の子どもの数は４７０万人で、全体人口の約９％にすぎない。
裕福な男性であるほど４人の夫人と多くの子どもがいるケースが多い。 しかもイスラム経典のコーランでは、妻や子どもを差別することが禁じられているため、家長１人が数台のキボットを購入する可能性が高い。 暑さのため野外活動をあまりせず、テレビ視聴などコンテンツ消費市場が発達している点も目を引いた。 ＷｉＢｒｏ・第３世代（３Ｇ）網がよく構築され、ロング・ターム・エボリューション（ＬＴＥ）も登場するなどネットワーク環境もよかった。
サウジアラビア市場に進出するためＫＴ側は細心の注意を払った。 モバイリーの職員が会議中に祈る姿を何度か見てから、ミーティングスケジュールに「祈祷時間（ｐｒａｙｅｒ ｔｉｍｅ）」を含めた。 モバイリーの職員は「こうした細かな配慮は初めて」と言って感動した。 サウジアラビアに出張する場合はいつも金曜日にソウルを出発した。 イスラム教徒は木曜日・金曜日に休み、土曜日から１週間の業務を始めるからだ。
ＫＴはサウジアラビア進出を契機に近隣中東国家にキボット輸出を拡大する計画だ。 ＫＴホーム顧客部門のソ・ユヨル社長は「クウェート、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）、カタール、バーレーン、オーマンなど市場状況が似た隣接国への進出に関してもモバイリーと協業を進行中」と述べた。
◇キボット（Ｋｉｂｏｔ）＝ＫＴとアイリバーが共同開発し、昨年１２月に登場した教育用ロボット。 １万件のＶＯＤ、６００件の教育用アプリケーションを利用できる。 英語学習、童話の読み聞かせなど、さまざまな教育コンテンツを利用でき、子どもの安全を守る遠隔モニターリング機能もある。 アンドロイドＯＳ（基本ソフト）に７インチスクリーン、最大６０インチのビームプロジェクター、５００万画素カメラを備えている。 １台の販売価格は６８万１０００ウォン。 １カ月の利用料は１万５０００ウォン（約１１００円）で、映像・音声通話を１００分間に限り無料使用できる。
