北朝鮮が「革命武力の特別行動」を宣言するなど韓国への批判を強めるなか、韓国の脱北者団体や米市民団体の関係者が28日、南北境界に近い北部・坡州(パジュ)の臨津閣(イムジンカク)から、北朝鮮の3代世襲を批判するビラ約20万枚を大型風船で飛ばした。自由北韓運動連合の朴相学(パクサンハク)代表は「北朝鮮の住民も政権と闘ってほしいという願いを込めた」と話した。
ビラはビニール袋に印刷してあり、金正恩(キムジョンウン)体制の批判や韓国の暮らしの様子、中東の民主化運動などについて書いてある。参加者全員で「(北朝鮮住民を)解放しろ」と叫びながら、風船を上げた。
一方、北朝鮮は26日も「延坪島(ヨンピョンド)砲撃と同水準にとどまると思っているなら、それは誤算だ」などと、韓国への威嚇を続けている。
北朝鮮情勢の分析を専門とする米ウェブサイト「38ノース」は27日、北朝鮮の咸鏡北道(ハムギョンプクド)吉州郡(キルジュグン)豊渓里(プンゲリ)の地下核実験場を上空から撮影した3枚の衛星写真を公開した。撮影日は3月8、27日、4月18日。このうち4月18日の写真は一般に公開された中では最新のもの。同サイトは、過去約1カ月半の間に3度目の核実験の準備が着々と進められたと指摘している。
写真は米商業衛星が撮影。4月18日の写真には、新たに掘削された坑道の入り口や、土砂を積んでいるとみられる列車などが写っている。3枚の写真すべてに坑道から掘り出された土砂の山が写っており、同サイトは土砂の量を約8000立方メートルと推定した。
韓国紙・朝鮮日報は21日、韓国消息筋の話として、土砂の山が消えたと報道し、北朝鮮当局が坑道内に核兵器を設置して土砂を埋め戻した可能性を指摘した。だが、公表された4月18日の写真には土砂の山が見え、土砂の量も3月27日の写真と変わっていない。
サイトは、90年代に米国務省で北朝鮮の核問題を担当していたジョエル・ウィット氏が退官後に運営している。ウィット氏は毎日新聞の取材に「写真に写っている実験場の様子は06、09年の核実験前と状況が酷似しているが、実験がいつなのか予測するのは困難だ」と述べた。
米国でBSE(牛海綿状脳症)感染乳牛が発見されたことで、インターネット上にまた‘人間狂牛病’怪談が出てきている。来月2日には進歩団体が大規模なろうそくデモを開くことを予告していて、関係当局が注視している。
27日、鄭鳳株(チョン・ボンジュ)元議員(統合民主党)のインターネットファンサイトには、「人間狂牛病の症状」と題した文が掲載された。人がBSEに感染すれば、意味もなく笑ったり泣いたりし、手足を動かせずに苦しみ、涙ばかり流す、ということだ。また「米国人はBSE感染牛を食べても人間狂牛病にかかる確率は38%だが、韓国人は95%」という噂を広めた。
これに対し農林水産食品部のチョ・インス海外伝染病課長は「人種による遺伝子の差で立証できない」とし「4年前の広まった噂がまた出てきた」と述べた。
BSE国民対策委員会、韓米自由貿易協定(FTA)阻止汎国民運動本部などの市民団体は、BSEろうそくデモ4周年の来月2日、ソウル市庁前広場で大規模集会を開く計画だ。ツイッターのフォロワーが42万人の小説家コン・ジヨン氏も27日、「ろうそく抗争シーズン2が始まります。できる限り集まりましょう」というコメントとリツイート(再転送)した。
公安当局はこうした事態に注目している。韓国政府関係者は「一部の勢力が政治的な目的で年末の大統領選挙までろうそくデモを引っ張っていく可能性がある。総選挙で院内に進入したろうそくデモ主導勢力が場外闘争にどのような立場を持つかが変数だ」と展望した。
08年ろうそくデモ当時に対策委状況室長を務めた朴元錫(パク・ウォンソク)氏(比例代表制で今回、統合進歩党国会議員に当選)は26日、ラジオ番組のインタビューで、「第19代国会が開会すれば、不合理な牛肉輸入衛生条件の再協議を行うべきだ」と主張した。
SUPER JUNIORのリーダー、イトゥクが涙をポロポロとこぼした。つらかった幼少時代を振り返った瞬間、気持ちが抑えきれなくなったのだ。いつも明るく笑い、ジョークを飛ばしているイトゥクの別の面に、ファンも胸が締め付けられた。
27日夜に放送された『MBCスペシャル』の「SUPER JUNIOR、K-POPの伝説を夢見て!」編では、このほどフランスのパリで単独コンサートを行ったSUPER JUNIORの各メンバーに迫った。
イトゥクはチームリーダーとして責任感が強い。どんなにつらいことがあっても表に出さず、黙々と年下のメンバーたちを励まし、率先して模範を示す、その温かいリーダーシップが印象的だ。シンドンは「僕はアイドルとしてやってはいけないことをたくさんした。でもイトゥク兄貴は何も言わない。時間がある程度たって整理できたときに初めて、そっと呼び寄せてアドバイスをくれる。いつも申し訳ないと思いながら感謝している」と語った。
イトゥクはしんが強い。2002年にデビュー話が白紙化され、レッスン生生活が予想以上に長くなったという。でも「そうした時代を耐え抜いてこなかったら今の僕はなかっただろう」と当時を振り返った。
つらい思いをした時期については「5年間レッスン生をしていたので『本当に僕はデビューできるのだろうか。成功できるのだろうか』と悩んだ。それから『僕はどうしてこんなに不幸なんだろう。もう少し裕福な家に生まれていたら幸せだったのでは』とも思った」と語った。
スタッフが「恵まれない家庭環境とはどういうものだったのか」と聞くと、イトゥクはカメラを直視できず、言葉も続けられないまま目を真っ赤にした。
そして「これまで話したことがない」と言ってこらえきれずに涙をこぼすと「実は両親の仲が良くなかった。両親は本当によくけんかをしていた。それに、たくさんたたかれた。小学校のときからストレスをものすごく受けた。父はただ怖くて、嫌な存在だった。だからレッスン生時代に『僕は本当にこうしたこと(芸能人)をしていていいのだろうか』と悩んだ。とにかく早く成功したいと思った」と、知られざる家庭事情を打ち明けた。
少女時代のジェシカと俳優ダニエル・ヘニーの抱擁写真が、中国のオンライン・コミュニティー掲示板で27日に公開された。
この写真は、ある海外ファンが26日、バーバリー台湾旗艦店オープンイベントに出席した二人を撮影したもの。ダニエル・ヘニーのスラリとした後ろ姿と明るい笑顔のジェシカの姿が収められている。
特に、普段からジェシカが番組などでダニエル・ヘニーが理想のタイプだと公言してきただけに、二人の親しげな抱擁がさらに目を引いている。
ダニエル・ヘニーも27日、自身のツイッターに、「昨日の夕方のイベントは素晴らしかった。少女時代のジェシカと楽しい時間を過ごした」とつぶやき、写真を掲載して関心を集めた。
女優コ・ヒョンジョンが司会を務めるトーク番組『Go Show』(SBS)は、4週連続で金曜日夜11時台の視聴率1位になった。
27日夜11時5分から放送された『Go Show』の全国視聴率は8.4%(28日、AGBニールセン・メディア・リサーチ調べ、以下同じ)だった。これは、前回20日の8.7%より0.3ポイントのダウンだ。
この日はハハ、キム・ジュンヒョン、キム・ジュンホらが出演、トークで盛り上がった。『Go Show』は6日のスタート以来、金曜日夜11時台で視聴率1位をキープしている。だが、視聴率は徐々に低下、ギリギリのトップだ。
一方、同時間帯に放送されたKBS第2のドラマ『夫婦クリニック 愛と戦争』は7.9%だった