鉄卓のブログ「きままに」

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「そういうことだったのか」に会う【JR九州上熊本駅 鉄卓のフォト・ウォーク2022-4】

2022-05-03 | JR九州ウォーキング
2022年4月29日(金・祝)

今日は鹿児島本線上熊本駅(熊本市)。



午前中は雨で、ときおり強い雨も、午後は雨が上がるという今日の天気予報。

8時半から11時の間がJR九州ウォーキングの受付時間。
できるだけ雨を避けようと、11時頃にスタートする。



駅に隣接して熊本市電の電停がある。



車庫も。



電車通りを傘をさしてひたすら歩く。
段山のところで電車通りに沿って左折する。

少し歩くと、左手、薬師坂の上に、樹齢1000年はあろうかという国指定天然記念物の藤崎台のクスノキ群の一部が見える。
昨年8月、強風で、枝の一部が折れ、その枝を調べると、西南戦争で薩軍の鉄砲の銃弾が埋もれているのが発見された。
この辺りから撃ったのだろうか。



少し歩いて、藤崎台球場への坂を上る。
左手に藤崎台のクスノキ群と藤崎台球場が見える。



右折し、熊本県護国神社。



くねくねと曲がって、熊本城二の丸広場へ。
熊本城大小天守閣と宇土櫓が見える。



この時期、二の丸広場の若葉の中を歩くのは気持ちがいい。
ここ左手には県立美術館レストランのテラス席がある。
若葉を眺めながらコーヒーを飲む時間もいい。



戌亥櫓は復旧工事が始まっている。



加藤神社へ。
神社の若葉に囲まれて大小の天守閣。



城彩苑に下りたら、熊本城おもてなし武将隊のイベントがあっている。



御幸橋のところにある馬具櫓も復旧工事が始まっている。



国重要文化財の熊本城長塀。
長塀の前を流れる坪井川に住む鯉たちがいるが、今日は泳いでいる姿を見れない。



坪井川を挟んだ長塀通りを歩行く。



さらに坪井川沿いを歩いて行くと、川を挟んで高橋公園の横井小楠の銅像が見える。



さらに川沿いを歩き、左手の城東小学校を過ぎて、右折。
少し歩くと、西部電気工業ビルに着いた。
くまもと花はくの会場の一つ、胡蝶蘭オブジェ。



そこからは上通り並木坂へと入っていく。
スタートする前に、この辺りでお昼頃になりそうと思っていたら、そのとおりに。
通りにある小さな洋食屋さん山海堂に、20年ぶりぐらいに入って、ナポリタン食べようと思っていたのだが・・・。
3月31日で閉店と貼り紙。
残念、残念。



上通りアーケードへと入る。



熊本のソウルフード蜂楽饅頭のお店。
おじちゃんおばちゃんたちがいつも元気に黙々と手際よく饅頭を作っている。
チラリと眺めるだけでも元気が貰える。



電車通りを渡って下通りアーケードへ。



PCR検査は何人か待っている人がいた。



コロナで、この辺りを歩くのも久しぶりだなぁ、とキョロキョロしながら歩いて行く。
と、いつの間にか、北九州の資さんうどんの店が。



下通と新市街の角にあるマクドナルド(角マックというらしい)を右に曲がると、新市街アーケード。



こんな展示もあっている。



平和を願って。



熊本のうどん屋さん。
立田口駅コースで駅横のお店でお昼を食べた。



新市街アーケードを出るところにくまモン。



電車通りを渡り、サクラマチクマモト前の広場へ。
ここは、くまもと花とみどりの博覧会「街なかエリア」のメイン会場。
お昼をサクラマチクマモトの中で済ませてお花たちを撮ろう。





















上通り、下通り、新市街と三つのアーケードの中を歩いてきた。
上通りアーケードに入る時は雨が降っていたが、アーケードの中を歩いているときに雨もやみ、青空も見えてきた。



お花たちの写真を撮り、会場を後にする。
新町を通り、昨年11月にも来た北岡自然公園へ。

マスクを外し、若葉の空気を吸う。
気持ちいい。











今日は、スタートを遅らせたので、熊本日日新聞朝刊を読む時間があった。
ここ北岡自然公園にまつわる内容の記事「不自然カーブ史跡守る」があった。

下の写真は公園を出てからの前の道を熊本駅方面に向かって撮ったもの。
道が折れ曲がっているが、以前はまっすぐの道路だったような、という新聞社への投稿を元にした調査の内容だ。

北岡自然公園は細川家の墓所があり、国の史跡に指定されている。
九州新幹線はわずかではあるがこの公園の上を通る。
工事中は、文化庁と協議し、元に復旧することを条件に公園の中に仮りの道を設けていた。
仮設の道は、折れ曲がっていなくて真っ直ぐな道になっていた。
工事が終わって、仮設の道は撤去され、公園は復旧された。
新幹線沿いの道は、ここだけ公園の外周に沿った折れ曲がった形になった。
ということのようだ。

記事はさらに。
周辺の新幹線の高架の脚は20メートルおきに並んでいる。
国指定の史跡公園内には高架の脚を設けることは出来ないので、公園のところだけ70メートル離れた脚をアーチ形の鉄道橋で、間隔が開いた分の荷重を支えている。
というようなことも書いてある。

新幹線に乗るといつも不思議に思っていたことがある。
博多駅方面行に乗ると、熊本駅を出て直ぐに、短いが上の写真にある橋梁を渡る。
この下に川があったかなと不思議に思っていた。

なるほど、そういうことだったのか。

ウォーキングの日は、いつも朝早くあわただしく出ていく。
朝刊は見出しを眺めるくらいで記事を読むことなどほとんどない。
今日はたまたま時間があり、新聞に目を通した。

ウォーキングで行く予定のところのその日のイベントの記事を目にすることはありそうだが、
他の日に掲載されてもいい話題が、たまたま朝刊を読めた今日の記事にあるとは。



公園を後にしてゴールへと向かって歩いていると、五福公民館で歩行測定会があっていたので参加する。
靴を脱いで、いつものように歩いてください、ということで歩いた。
結果は歩行バランス年齢が68歳、歩行スピード年齢が88歳だった。
いつものようには、多分、家の中をいつも歩いているように歩いたのだと思う。

そして、14時30分過ぎに熊本駅にゴール。



3月27日の新水前寺駅コースは「水辺エリア」、
4月9日の竜田口駅コースは「まち山エリア」、
そして今日の上熊本駅コースは「街なかエリア」、
くまもと花とみどりの博覧会ウォーキングの三つのコースに参加した。

自分は、どちらかと言えば、道沿いに咲いている花を撮るのが合っている、と思った。

今日のウォーキングを終える。
くまもと花はくウォークもこれで終わり。