鉄卓のブログ「きままに」

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2018年も正月2日は益城町三社参りウォーク

2018-01-02 | 熊本の話題
2018年1月2日(火)

 昨年に続いて、正月2日は熊本地震で最も被害の大きかった益城町三社参りウォーク。

 熊本市と益城町の境にある小楠公園(熊本市東区沼山津)へ。昨年は倒壊した「横井小楠像」などの復旧作業で公園には入れなかったが、今年は入れます。横井小楠像も復旧しました。

(横井小楠像)


(小楠公園)


(小楠公園から四時軒辺りの案内板)

 小楠公園前バス停から東が益城町。県道熊本高森線の道路幅も4車線から2車線に。

(小楠公園前バス停から)

 熊本県は益城町内の2車線を4車線にする計画を発表したが反対も多いようです。

(都市計画の案内板)

 路線バスは、昨年1月3日までは高速道路下のバス停までしか運行されていませんでした。


 惣領地区の氏神「惣領木神神社」へ。鳥居も社殿も新しく立派になっています。

(惣領木神神社鳥居)


(惣領木神神社)


(鳥居に書かれている。)

 歩いている途中コンビニも営業しているので、寄っておにぎりを買い、県道熊本高森線から少し入った「安永神社」へ。
 安永神社は鳥居も社殿も昨年のままです。
 鳥居の傾きも変わっていない感じです。

(安永神社鳥居)


(安永神社)

 神社の紋は昨日の健軍神社と同じのようです。阿蘇神社の神紋だと思います。

(安永神社)


(安永神社裏の大木)

 路線バスも走っています。

(産交バス)

 道路沿いには病院がたくさん建っています。
 道路の4車線化には地元医師会も地域医療を守れないとして反対しています。
 病院は道路拡張で駐車場を削られたら開業できなくなる恐れがあると思います。
 理髪や飲食店などいろんなお店も道路沿いに並んでいます。
 それぞれのお店の死活問題がからんでいます。

(道路沿いの医療機関)


(道路沿いの医療機関)

 県道熊本高森線の木山の四角。
 熊本県と益城町が、ここを中心に再開発の計画をしていますが、益城町の都市計画審議会で区画整理事業計画が否決されました。
 区画整理は災害に強いまちづくりをめざし、緊急車両が通れるよう道路を拡幅したり、宅地や防災公園などを一体的に整備したりする計画です。
 賛否相半ばのようで、対立が先鋭化しなで冷静な判断が出来るようになればと思います。
 そのためには計画する側のそれこそ本当の丁寧な説明がいるのではないでしょうか。

(木山の四つ角)

 木山の四角を右に曲がって、「木山神宮」へ。
 木山神宮の神殿は倒壊したまま。

(木山神宮)


(木山神宮)


(木山神宮)


(木山神宮)


(木山神宮)


(木山神宮)

 木山神宮のすぐそばを流れる秋津川。
 下流は熊本市方面で熊本市東区沼山津にある横井小楠旧居「四時軒」の裏を流れています。

(秋津川の下流方面)

 熊本地震で益城町最大の避難所となった「益城町総合体育館」は取り壊されています。
 ここには多くの芸能人が訪れました。
 私は、ここは1日だけボランティアで行きました。

(益城町総合体育館)

 益城町総合体育館すぐ横の秋津川。
 上流で木山川から分かれている。
 昨年も同じような光景が見れました。

(秋津川の上流方面)

 木山城址は、まだ地震後そのままです。

(木山城址)

 寺迫交差点を右折して県道熊本高森線へ戻ります。

(寺迫交差点)

 歩道の復旧工事が進んでいます。

(歩道)

 まだの所もあります。

(歩道)

 田んぼの向こうに見えるのは仮設住宅だと思います。

(仮設住宅?)

 寺迫交差点から30分程歩いて、ようやく「津森神宮」に着きました。
 津森神宮の由緒によると「昔はここは入り江(津)でしたが、神武天皇の霊体出現時より、たちまち森となり、この地は津森と言われ宮所の名となっています」とあります。
 縄文時代、このあたりまで有明海の水がは入り込んでいた時期があるのではないかと思います。

(津森神宮)


(津森神宮)

 神様の避難所(防空壕)。説明板には「この地層は、9万年前の阿蘇山噴火の火砕流が冷えたもので、硬くて崩れにくいため、戦時中空襲からご神体を守るためのもうけられました。」とあります。

(津森神宮 神様の避難所)

 甘酒をいただきました。

(津森神宮)

 樹齢500年の銀杏。

(津森神宮)

 津森神宮へ来た道を引き返します。
 寺迫交差点の下は昨年と変わっていませんが1月10日から復旧工事が始るようです。

(寺迫交差点の下)


(寺迫交差点の下)

 木山の四角すぐ横の木山上町バス停。昨年はここから無料のシャトルバスで古閑入口バス停まで行きました。
 今日は路線バスに乗ります。
 昨年、ここでシャトルバスを待っている女性の方と4車線化のお話しなどしました。
 道路向こうにおられた知り合いの方とも道路越しに気軽に話をされていました。
 4車線になると道路の向こうとこっちで気軽に話をするということは出来なくなると思います。
 2車線の今は一帯となっている地域も分断されることになって行くのではないでしょうか。
 将来を考えると4車線化や再開発は町の発展には繋がっていくと思います。
 しかし、今を生きる人にとっては人と人の関係が薄れて行く社会にもなって行きます。
 バスが来たので熊本市内へ向かいます。


 益城町は復興が進んだ部分とまだまだの部分が混在しています。
 昨年と最も変わったのは、車と人が多く見受けられるようになったことです。
 コンビニ、商店、飲食店その他いろんなお店が再開しています。
 県道熊本高森線はひっきりなしに車が通っていました。

 三社参りウォークが今年も四社参りウォークになりました。
 天気も良く、日焼けしています。

 昨年の益城町三社参りウォークのブログはこちらです。
 「2017年正月2日は益城町三社参りウォーク」


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