たけじいの気まぐれブログ

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オオムラサキ(大紫)

2021年08月21日 10時30分13秒 | 爺さんの備忘録的昆虫図鑑

今から2年前、2019年6月22日のこと。
たまたま、「申込不要」、「参加無料」、「国蝶・オオムラサキ見学会に行こう!」なる新聞折り込みチラシが目に止まり、生憎 当日、断続的にかなり激しい雨の日だったが、山間部の会場へ出掛けたことが有った。特別 蝶に傾注している分けでもなく、むしろ蝶を見ても名前も分らず、判別も出来ない爺さんではあるが、たまには ドライブを兼ねて出掛けるのも良かろうということで、出掛けたような気がする。コロナ禍等、想像も出来なかった頃の話だ。

会場は、東京都西多摩郡日の出町の山間部。到着した時間帯が最も雨が激しく、傘をさしても足元が濡れてしまう程だったが、そんな悪天候にも拘わらず、臨時駐車場には、予想外に来場者の車が有り、いまさら取り止めて引き返す分けにも行かなくなり、濡れるのを覚悟して会場へ入った。

鉄パイプ骨組みに金網を張っただけのような簡素な、しかも狭い会場だった。
当然 会場内も傘を差さないとならず、地面はぬかるみ、なんとも落ち着かない感じであったが
そんな雨の会場で、雨具を身に付けた若い数人の係員(説明員)が 懇切丁寧に来場者に説明をしたり、蝶をやさしく捕らえては、子供達の手に止まらせたり、一生懸命であったことに、好感を覚えたものだった。

「オオムラサキ(大紫」は 
チョウ目(蝶翅目)、タテハチョウ科、オオムラサキ属、
翅を広げると10cm程になる大型のタテハ蝶。
エノキ(榎)の葉裏のオオムラサキの蛹(サナギ)、
6月下旬から7月上旬に、羽化するのだそうだ。
1957年(昭和32年)に、世界に誇る日本の代表的な格調高い蝶として、
日本昆虫学会に於いて、「国蝶」に指定された。
堂々としており、華麗で、気品の有る美しさを有すること、
北海道から本州、四国、九州、日本全国に分布している蝶で有ること、
が その理由になっているようだ。
オスとメスに はっきりした違いが有るという。
オスの翅の表面は 光沢の有る青紫色をしており 明色の斑紋は黄色い。
メスは オスより一回り大きいが 翅の青紫色は無くこげ茶色している。
また 明色の斑紋は黄色くならない。

外付けHDに保管してあった写真の何枚かを引っ張り出して、
ZUISOにしてみた。


ZUISO 
「国蝶オオムラサキ(大紫)を初めてみた日」
👇
こちら


 


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6 コメント

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Unknown (kumamotosetatwo)
2021-08-21 11:24:35
山梨の北杜市にオオムラサキセンターがあります。生態観察施設です。一度行ってみようと行ったあと家の近くでも飛んでいてびっくりした事がありました。確かにオオムラサキは立派です。
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kumamotosetatwoさん、こんにちは、 (takezii)
2021-08-21 11:48:52
北杜市にオオムラサキセンターがあるんですか。遠出が出来なくなっていますので、訪ねることは無理かも知れませんが、立派な施設なんでしょうね。
「家の近くで オオムラサキ・・・」、
目立ちますから、びっくりでしょう。蝶の名前、まだ 片手で数える程しか分からない爺さんですが、今更になって 知って喜んでいるような次第です。
コメント、情報、いただき有難うございます。
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Unknown (kumamotosetatwo)
2021-08-21 11:56:06
中央自動車道を使えばそれほど時間はかかりません。検索されれば直ぐ分かります。👍😊
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kumamotosetatwoさん、こんにちは、 (takezii)
2021-08-21 12:07:53
有難うございます。
調べてみたいと思います。
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横から失礼します。 (はな)
2021-08-21 13:28:54
中央道は長坂・高根インターで降りるといいです。オオムラサキセンターは長坂町にあります。 楽しい夏なのにコロナ禍では、いま開館しているかー、そのうちぜひ。
私はこのあたりで、トンボやちょうちょと一緒に育ちました。 
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はなさん、こんにちは、 (takezii)
2021-08-21 14:32:18
オオムラサキセンター情報、有難うございます。「トンボや蝶と一緒に育った・・・」はなさん、豊かな感性が 日々の詩に漂っています。自然と戯れた昭和世代、平成令和世代にも出来る限り、自然との関わりを持って育って欲しいものですね。
コメントいただき有難うございます。
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