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たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける

2020年02月27日 10時56分45秒 | 懐かしい小倉百人一首


小倉百人一首で春を詠んだ歌 その2

人はいさ 心も知らず ふるさとは 
花ぞ昔の 香ににほひける

出典 古今集(巻一)

歌番号
35

作者
紀貫之(きのつらゆき)

歌意
あなたはさあどうでしょうか、心がお変わりになったかどうか
私には分かりませんが、昔なじみのこの里では 梅の花だけが 
もとのままの香りで、美しく咲いていることですよ。

「いさ」・・さあどうでしょうか。
「ふるさと」・・昔なじみの地のこと、
「花ぞ」・・梅の花のこと、

注釈(古今集の詞書の口語訳)
長谷寺にお参りするたびに泊まっていた知人の家に、
長い間泊まっておらず、久し振りに訪れたところ、
その家の主人から「この通り ちゃんと宿は有りますよ。
あなたはずいぶんお見限りでしたね」と嫌味を言われてしまい、
そこに立っていた梅の花を手折って詠んだ歌である。

紀貫之
平安時代の代表的歌人。
古今集の中心的撰者。三十六歌仙の一人。
延長8年(930年)には 土佐守となり 
その帰京日記が、「土佐日記」である。


参照・引用
「小倉百人一首」解説本(文栄堂)




コメント (4)

読めない書けない難漢字 No.20

2020年02月27日 08時20分36秒 | つぶやき・うんちく・小ネタ・暇つぶし・脳トレ

時代小説等を読んでいると 現在ほとんどお目にかかることのない言葉や漢字が頻繁に登場し、「へー!、そうなんだ」・・・、目から鱗になることが多い。
せっかく 目に止まった言葉や漢字も そのそばから忘れてしまう爺さん。時々 メモ用紙等に走り書きしておき ネット等で確認したりして ブログに書き留めている。
先日読んだ時代小説の中で よく耳にする言葉ながら 漢字までは知らなかったものが有り、メモしておいた。

読み

「いなせ」

意味

「粋で、威勢が良く、さっぱりして、男らしい様、気風」

語源

江戸時代、江戸の魚河岸の若い衆が 粋がって、
髪を 鯔の背びれのように跳ね上げた「鯔背銀杏」に
結んでいたことから生まれた言葉だという。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鯔(いな)とは 鯔(ぼら)の幼魚。
鯔(ぼら)は 鰤(ぶり)等と同様、出世魚
大きくなるにつれ呼び名が変わる魚で、
地方によって その呼び名も異なるという。

関東・・オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
関西・・ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
高知・・イキナゴ→コボラ→イナ→ボラ→オオボラ
東北・・コツブラ→ツボ→ミュウゲチ→ボラ

因みに 「とどのつまり」という言葉があるが、
「これ以上大きくならない」ということから 「結局は」「行きつくところは」等の意味合いで使われるようになったのだという。

不勉強な爺さん、知らないことの多かりき・・である。