Xenos Audio

オーディオと音楽について

2011東京インターナショナルオーディオショウ(その6)

2011年11月08日 00時54分32秒 | オーディオ
昨年のショウで一番の衝撃はMAGICO Q5の音だった。今年はその弟機のQ3とQ1を聴いた。デモは正直、自分には退屈だったし、音量も不足していたが高度な実力は分かった。

両機ともQ5の血を引く極めてノイズの少ない、そこに音楽だけが存在するような鳴り方。しかも適度な温かみがあり退屈にはならない。

しかし、Q5とQ3は見かけ以上に差がある気がした。Q5の表現する凄みがQ3では和らいでいる気がする。見かけのユニット構成はほぼ同じであるが、Q3は3WAYでQ5は4WAYだ。そこから来る中低域の解像度の違いではないかと思う。

Q1もコンパクト2WAYとしては信じられないような空間とレンジの表現があるが、いかんせん280万円は高い。自分だったらThiel CS3.7が買えると考えてしまうし、例えば最高峰コンパクト2wayならSignatureDiamondの方が総合的にみて魅力的だと思う。