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2011東京インターナショナルオーディオショウ(その5)

2011年11月06日 01時09分54秒 | オーディオ
ADAM AUDIOは輸入元が太陽インターナショナルに変更されたよう。
このメーカーは以前フラッグシップのTENSORシリーズを聴いたことがあり、中域のハイルドライバから
放たれる、ホーン型を超えるほどのトランジェントに驚いた記憶がある。
ただ、このTENSORシリーズはいかんせんETONのウーハーが相対的に重く、中高域のスピードについて
これない印象だった。

今回のColumn mk3は低域の重さを感じさせず、かつ一般的コーン型ドライバでは到底なし得ないような圧倒的解像度とスピード感を表現している。

多分、駆動系のDCSフルシステムとJEFFの新作プリ&パワーの力も大きいのだろう。ただ、このスピーカーが凄いと確信したのは直後にAVALONの新作、IDEAを全く同じ駆動系で聴いたから。

AVALONは好きなメーカーだけれど、ほぼ同価格のIDEAとColumn mk3を比較してみて、IDEAの完敗が一瞬でわかった。

ミッドのハイルドライバーは振動板質量が1gに満たないらしい。しかもインピーダンスやf特、位相特性もほぼ完全にフラット。喉から手が出るくらい、欲しいです。