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「LIMIT OF LOVE 海猿」観ました

2006年05月20日 20時38分54秒 | 映画

久しぶりに妻と休みが合ったので有楽町で映画「LIMIT OF LOVE 海猿」を観てきました(詳しくはココ)。
「ダヴィンチ・コード」の初上映ということでチケット売り場には長蛇の列ができており、そのあおりを受けて海猿のチケットを買うのにも長時間待たされる羽目になってしまいました。

「海猿」は前作をDVDで観て結構面白かったので、前評判も上々なこともあり今作の方も期待して観ました。
結論から言えば、予想を上回る出来。船の沈没シーンということでは当然”タイタニック”と比べてしまい、日本映画の特撮の拙さというものがところどころに垣間見えてしまいます。しかし、主人公とヒロイン(?)の不器用ながらもひたむきなキャラクターの魅力が際立っていて感情移入してしまい、結果泣かされてしまうんですね。いやぁ、感動しました。

お気に入り度:★★★★★

「ふたりの5つの分かれ路」

2006年05月04日 00時51分41秒 | 映画
数ヶ月前、飯田橋近辺をうろついていて、特に目的もなくなんとなく入ったギンレイホールという映画館で観た2本立て映画のひとつです(詳細はここ)。ちなみにこのギンレイホールは全然目立たない映画館なのですが、ミニシアター系というか通好みの映画が多く上映されていて、狭くて古いながらも安い料金と二本立てというリーズナブルさが密かに人気らしいです。



「ふたりの5つの分かれ路」は主人公の二人が知り合ってから結婚を経て離婚に至るまでの5つの分岐点を描いています。
ただ、時系列が逆に並べてあることがこの映画の特殊性で、観る者はどんな幸せなシーンであっても悲しい結末を念頭に置かざるを得ません。

というわけで、各シーンを観るごとに”離婚につながるんだからやめておけば…”なんて単純に思ってしまったりもするわけですが、実はそうではなくて、”最終的に別れる二人であったとしても幸せな頃は現実にあって、それもまた真実なのだ”ということを伝えたいのだと感じました。

3ヶ月前に観た映画を何故今日UPしたのかというと、実は今日サントラを購入したんです。
古いイタリアンポップスが中心ですからもちろん録音はたいしたレベルではありませんが、内容は二人の恋愛の楽しさといずれ別れる物悲しさが表現されていて良質です。

お気に入り度:★★★
(2本立てのもう片方は「イン・ハー・シューズ」というキャメロンディアス主演?のヒューマンものでこちらもまぁまぁ面白かったです)

「ミュンヘン」観ました

2006年02月06日 22時10分48秒 | 映画
上映開始当日に映画を観に行ったのは何年振りでしょうか?もしかしたら初めてかもしれません。

「ミュンヘン」はスピルバーグ監督によるドキュメンタリー路線の(「シンドラーのリスト」「プライベートライアン」に続く)3作目らしいです(詳しくはココ)。

宗教・祖国・戦争・家族等についてのテーマが内包されており、深く考えさせられる作品でした。
これから観る方はとりあえず、”パレスチナ問題”の流れを雰囲気だけでも頭に入れておくことをお勧めします。(私は後で読みましたけど)

ミュンヘン事件は始まりではなく古から続く報復合戦の連鎖の一部であり、どちらかが沈黙するまで絶対に終わらず、不幸に陥る人間を増やすだけである。なんとなくアメリカを揶揄している気もします。

映画の性質上暗い場面のシーンが多いのに加え、音も爆発や機関銃などパルス性のものが多く、再生システムにとっては真価を発揮するには厳しいソースだと思います。

観終わったあとは非常に重苦しいですが、このような感情を観客に与えられるというのは”素晴らしい”ということなのでしょうか。

お気に入り度:★★★★

「私の頭の中の消しゴム」観ました

2005年11月26日 12時29分53秒 | 映画


有楽町マリオンにて映画を観てきました。久々の2階席でなかなか観やすかったです。

「私の頭の中の消しゴム」は若年性アルツハイマー病を扱った映画です。
(詳しくはココ

4,5年前にフジテレビで「Pure Soul」という永作博美さんが主演していたドラマがありました。これを原案として韓国で焼き直ししたもののようです。「Pure Soul」は以前真剣に観ていて、とても上質のドラマであった印象がありました。この映画もなかなか評判が良いようです。

前半は主人公の2人が知り合って結婚するまで。後半は彼女の方にアルツハイマーが発症してから以後が描かれています。

出会い方がちょっと気障かなというのは置いといて、とにかく主人公2人の不器用ながらもひたむきなキャラクタ設定が非常に魅力的であり、ついつい応援してしまいます。そのように感情移入させられてしまうせいで、当然のことながら後半はもう号泣間違いなしです。

人生のあり方というものを考えさせられる良い映画でした。是非映画館で、といいたいところですが多くの男性は映画館では感情を抑えがちなものなので自宅で一人で観るのが良いかなとも思います。

若年性アルツハイマーにかかった人は全国で1万人以上いるそうです。決して珍しい病気ではありません。
私はあるアルツハイマーの女性を知っていますが、病気が深く進行し、自分が何処にいて何をしているのかさえわからない状況で、ただご主人に会いたいとばかり繰り返していました。とても優しいのよと自慢げに話す表情がそれは嬉しそうで…。
そのご主人はアルツハイマーでも消しされないくらいの優しさを持ってるんだなと関心してしまいました。
そんな存在になりたいものです。

お気に入り度:★★★★★



「ナショナル・トレジャー」観ました

2005年10月05日 11時13分56秒 | 映画
トレジャーハンティング系の映画って幼少の頃に抱いた未知なる物への期待と不安みたいな感情を呼び起こしてくれる気がします。


(詳細はこちら

このジャンルで最も成功した映画は言うまでもなくインディージョーンズシリーズ(一作目が好き)ですが、こちらはシリアス度を低くして軽快なテンポに仕上げた感じ。
各謎解きがあまりにあっさりと看破されてしまい拍子抜けしたりもしますが、「次は何が起こるんだろう」と常に期待させながら最後まで飽きさせずに観させてしまう面白さがあります。
現実味があるかなんて野暮なことは考えずに、楽しんで観るタイプの映画でしょう。
お気に入り度:★★★★

「南極日誌」観ました

2005年08月29日 22時27分17秒 | 映画
南極を描いた映画といえば中学時代に友人と映画館で観た「南極物語」を思い浮かべます。南極観測隊員と1年間やむを得ず南極に置き去りにしてしまったカラフト犬との劇的な再会(実話)を描いたこの映画は確か長い間日本映画の興行記録を持っていました。

この「南極日誌」は韓国ではじめて南極を扱った映画とのこと。8億円以上を費やした大作です。しかし、ジャンルはサイコホラーに属します。
(詳しくはここ

この映画に対する評価は割れると思います。それはこの映画の”ジャンル”に対してわだかまりを持ちやすいのではないか、つまり心理ものなのかサスペンスものなのか幽霊ものなのかよくわからないのが許せないという人が多いと思われるせいです。

私自身は全ての現象を心理ものと割り切って観ていました。実は雪山を題材としたホラーは少なくないのですが、この映画はそれらにはないスケール感と美しさが結びついてる点に斬新さを感じました。

「殺人の追憶」(傑作!)で味のある演技を見せたソン・ガンホさんは狂気に蝕まれていく隊長の役を見事にこなしていますし、他の5人の隊員のキャラクターや演技も魅力的でした。

川井憲次さんの音楽は果てしなく続く雪原の過酷さを表していて良かったです。ホームシアターを追求する人には氷雪が荒れ狂う音や自然の美しさを再現する楽しみもあることでしょう。

お気に入り度:★★★★

「スターウォーズ EP3」観ました

2005年07月21日 01時41分18秒 | 映画

(くわしくはここ

スターウォーズシリーズは、発表の間が開きすぎて、観るたびに前作の内容を忘れているため、私なんかはいつも半分はちんぷんかんぷん。映画を真面目に楽しみたい方はちょっとおさらいで過去の作品を観ておくのが良いかと思われます。
とはいっても私本人は不真面目であるが故におさらいもせず、最悪の状態でこのエピソード3を観ることになりました。

それでも面白かったー。細かいことを指摘すれば突っ込みどころ満載だったりもするのです。
が、重要であるEP3とEP4の繋がり感というかパズルの隙間の埋め方は非常に自然でかつスリルもあるし、とにかく大画面・大音量の環境にて、美しくダイナミックな目くるめくシーンの連続に身も心も委ねる快感が半端ではない…。個人的にはシリーズ最高傑作と思います。

観終わったあと隣のグループで「私、寝ちゃったー」なんて声がしたことに、私は心の底から驚きました。人間いろいろいるのですね。一体どのシーンで眠れたのでしょうねぇ?

お気に入り度:★★★★★





「姑獲鳥の夏」観ました

2005年07月21日 00時56分22秒 | 映画
私が中高校生だった頃は2本立て映画というのが結構ありました。大抵の場合片方がメインでもう片方が引き立て役といった構成です。どっちを先に観るか選択できる場合は面白そうな映画を後回しにしちゃったりして(私は美味しいものは最後に食べるタイプなのです)。

今回は立川にて多分人生で初めて”2本立て”ではない”映画館のハシゴ”をしました。それがこの「姑獲鳥の夏」と「スターウォーズ EP3」です。


(くわしくはこちら

京極夏彦の原作を初めて読んだときは驚きました。深く緻密に練られた構成と登場人物の魅力、そして文章の巧さ。長所を挙げればきりがないのですが、とにかく彼の天才に魅了されて出版される作品はほとんど読みました。「姑獲鳥の夏」は彼の作品のメインであるシリーズ(妖怪シリーズ?)の最初の作品です。

さて小説を映画化する場合、必ずといっていいほど細部を省略する必要があります。映画の時間なんて2時間から3時間と大体は決まっているので、原作が厚ければ厚いほど省略する要素は多くなるわけです。この作品はシリーズの中では一番短いものの、普通の文庫本2冊程度のボリュームはあります。内容からして映画化はきついんじゃないかとずっと思っていたのでその辺の処理がどうなっているのかが興味深かったです。

結論から言えば、心配していたよりもずっとうまくまとめられていたと思います。主要4人のキャスティングも結構はまっていたし、小説にかなり近い人間像が描けているところが良かったです。牧朗が殺された動機の描き方について若干弱い気がしましたがこれは許容範囲かな。
惜しむらくは、作り物だと明らかに分かってしまう安っぽい特撮があったのとなんとなく昔のTVドラマを観てるような若干古臭い演出かなぁ。

ともあれ次回作(「魍魎の匣」か「絡新婦の理」を希望)が出来たらまた観ようと思うくらいの出来ではありました。

お気に入り度:★★★

「ミリオンダラー・ベイビー」観ました

2005年06月20日 00時52分15秒 | 映画
アカデミー作品賞ということで期待して観ました(詳しくはここ)。とにかく、主人公3人の演技が渋い。独特の間というか深みというか、言葉を使わずに表現する技法が奥ゆかしいのです。スポーツもので人間の内面を描く作品は少なくはないけれど、アプローチが斬新で嬉しかったです。
が、あまりにも冷酷なラスト。私には納得がいきませんでした。井筒監督が「心優しい人はショックをうけるだろう」と言っていたらしいのですが、どうやら私は心が優しいようで??

お気に入り度:★★★★

「エイリアン VS プレデター」観ました

2005年06月15日 21時47分43秒 | 映画
「エイリアン」のオリジナルはSFホラーの金字塔だと思います。あの映画が何故怖いかというと、エイリアンという生き物の全貌がなかなか掴めないからなんですね。“よくわからない”というのが実はとっても怖いのです。“2”以降は見えすぎちゃって怖くなくなりました。SFホラーというよりもリプリーさん主役のアクション映画への転向です。
さて、この「エイリアンVSプレデター」(詳しくはここ)。“深い意味”や“ストーリーの巧みさ”や“感動”などを求めず、とにかく提示されたものを笑って楽しむというスタンスで観るタイプの映画だと思います。そのように割り切って観たならば十分に楽しいです。映画の性質上、真っ暗な部屋・大画面・大音量で観たくなりました。

お気に入り度:★★★