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障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

司法と福祉

2009年10月25日 | 記事
10月7日、神奈川県社会福祉士会が主催する勉強会
「高齢又は障害により特に自立が困難な矯正施設収容中の者の
地域生活定着支援に係わる勉強会」に参加した。

講演では、保護観察所職員から、
保護観察所や特別調整について説明があった。

特別調整というのは、刑務所などの矯正施設を出た者に対し、
ある条件の下で、福祉サービスの手続きを行えるよう、
関係機関に依頼・調整することであり、
ある条件というのは、その人が帰る住所がなく、
出所後直ちに福祉サービスを必要とすることである。

国レベルでは、再犯防止のため、矯正施設収容中の人が
出所後福祉サービスを受けられるよう支援する
地域生活定着支援センターを各都道府県に設置することと
なっているが、現在設置されているのは5県で、
いずれも地方である。

一方、人口規模・犯罪の数の多い神奈川県においては、
まだ検討中となっている。

勉強会の後、質疑・意見交換が行われ、
参加者同士でもさかんに名刺交換をしたが、
このような連携を密に取りつつ、
検討していく必要があるだろう。

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