インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

歩き回り

2009年11月23日 | 記事
11月23日、NHK「福祉ネットワーク」再放送を見る。
理学療法士の三好春樹氏による、
認知症の「歩き回り」への対処について。(こちら

認知症の症状として「徘徊」があるが、徘徊というのは、
見る側から訳もなく歩くさまを見て言っていて、
本人にとっては意志や事情があるのだから、
「歩き回り」と言った方がいいという。

これにはよく共感できた。
施設で知的障害のある人の生活支援をしていて、
利用者が他の利用者に殴りかかったとする。

これは一見「暴力」というのだけれど、
本人に、その人を傷つける意志があるかはわからず、
見る人の感覚で「暴力」というのは一方的である。

そこで、「他害」という言い方をして、
フラットな価値になるようにしている。

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1 コメント

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Unknown (Hoso)
2009-11-28 10:12:34
施設において 知的障害者の方の歩き回りにも 意味があるとおもいます それは 自己顕示欲の現れではないでしょうか いいかえれば他者 職員へのァピールだろうが 果たしてその行為がどれ程 相手に伝わっているのかは計り知れないと同時に 御本人のメリットになっているのだろうか 例えば 徘徊 歩き回ったことにより 職員との絆ができたとするならば良しとすることができるが いつものことだろうと 放っておかれたとした場合はどうだろうか 御本人のかすかな望みは裏切られ 落胆し また別の 問題行動をおこしたいという欲求に駆られるのではないだろうか  結局職員の働きかけによって 変化が生じるのだろうから 職員も常にアンテナを張り巡らさなければならないので大変だろう  そのような福祉に携わっていらっしゃる職員方々に敬意を表しています
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