築地本願寺、法話2016.3.4

熊本八代のお寺の住職。44才。
実は八代亜紀の両親は、自分の寺の門徒。
八代亜紀の額には傷がある。
この傷は、お寺の境内で作った傷。
赤ちゃんだった八代亜紀をおんぶして、
子守をしていた子が、
ケンケンパの遊びをしていたところ、
赤ちゃんを落としてしまい、
岩にぶつけて、血だらけになった。


眠くなったら寝てもいいですよ。
ゆったり聞いて下さい。

実は、この住職、元タレント。
船越刑事の部下役。
テレビに出ていた。(ドラマを
みない自分は全くわからない)

タレントを止め、熊本に戻った。
標準語が得意だったが、
田舎に帰ったら、方言に染まった。
地元の人が上京して、
パン屋で、あのパンとあのパンと
あのパンというところを、
方言で、あんパンと、あんパンと、
あんパンと注文したところ、
あんパン3つになってしまった。
(あのは、田舎の方言で、あん)

(余談は終わって)
愚かな私を、阿弥陀様の
お計らいで救ってくださる。他力。
他力は、阿弥陀様のお働き)

他力は、一般的な使い方では、
悪い意味で使われるが、いい意味。

他力により、最高の極楽浄土へ。
阿弥陀様の働きによって。
自分では何もしなくてよい。
たんにしょう、いろんな解説書がある。
間違った解説書も多い。

いいご門徒さん。お寺の近くに家を建てる
ことはいいことという家系をもつご門徒さん。
悪いご門徒さん。お寺の納骨堂を新しくしたり、
本堂を新しくしたら、テレビの映りが悪くなったと、
クレームしてくる門徒さん。

真宗の教えでは、悪人こそ救われるという
悪人正機という考えがある。
聴聞する人に、あなたは、悪人ですか、
善人ですか? 最近騒がせている清◯、
ベッ◯ーは、悪人ですか？

思ったことと違うことを言う。これは嘘。
嘘を付くと地獄へ行くと世間で言われる。
手に止まった蚊を殺す。殺生をすると悪人。
(悪人かどうかは、程度問題だと思う。
蚊を殺して悪人というレベルは、
人を殺して悪人というレベルとは
明らかに違いすぎ。一律に殺生する人をまとめて
悪人とするのは、いかがなものかと思う。)


阿弥陀様は、48願を叶えてくれる。
そのひとつ。
南無阿弥陀と唱えることによって、
極楽浄土に生まれさせてもらえる。

3才のみさきちゃんという子。
白血病。辛い治療。
6才になった。どうして私は、
辛い思いをするの?
この子は、絵を描くことが好き、
絵を描いたときは気がまぎれる。
いろんな絵を描いた。
7才になり、病状が重くなる。
絵を描きたいが、絵を描く手に力が
はいらない。お母さんの絵を描きたいけど、
補助なしで、自分だけで絵を描けない。
「私は悪い子。自分だけで絵を描けない。」
「お母さんは、悪い子が好き。
悪い子でいてもいいのよ。」
阿弥陀様も、悪い子が好き。




笑いネタをたくさんしこんでいるのは、
気になったが、
まあ、退屈せず、いい雰囲気で聴聞できた。