「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

京都、二日目、三十三間堂

2007-10-01 23:08:51 | 見仏(京都)
 三十三間堂。その多さにおおーという感じ。
人と同じくらいの大きさの千手観音が千体。
2~3mほどの大きさの本尊の千手観音坐像が1体。
計1001体の千手観音。
ひな壇に怒涛のごとくずらり並んでいる。
それから、二十八部衆のぶつが前列に並ぶ。
後にも先にも、これだけのぶつが
並んでいる光景を、見ることがないであろう。

 1000体以上もあるのだから、自分の顔に
似たぶつがあるかもと、いわれるが、
仏像は、仏像であって、ちょっと人間の顔に
当てはめるのはどうかなと思う。
でも、仏像は仏像でも、そのお顔は、
よくよく見ていくと、いろんな表情があり、
おもしろい。やけにきれいなお顔の仏像さんも
いらっしゃる。帝釈天のすぐ後ろの一体のお顔は、
ほんとうにきれいであった。

 一体の大きな本尊さんは、これだけの
他のぶつを束ねているという位置づけもあってか、
熱心に中国系の観光客から拝まれていた。「オンバサラ 
ダルマキリソワカ」。
千手観音にお祈りするときの言葉を唱えながら。

 二十八部衆のなかに、まけいしゅら王と
呼ばれるのがあって、これはヒンズーのシバ神で
あるらしい。そう書いてあった。よくインドの絵で
みるシバ神の姿とは、ちょっと違っているが。
 
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