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「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

青梅、塩船大観音

2015-04-19 18:02:07 | 見仏(東京)
青梅線河辺駅からバス。
13:10頃最寄りの塩船観音入口到着、
山の頂上に、その大きなものはいた。

目検討では、大きさは推定できず。
まあ15mほどはあるだろうか。
この手の大仏(観音)は、
歴史のあるぶつとはちょっと違う。
菩薩に現代風のアレンジが入っている。

台座のほうを触ると、鉄質な感じがする。
全般緑色。青銅かも。
まだ五年くらいの
新しいぶつなので、青銅独特の
錆感がない。装飾も少ない。

珍しいのは水瓶(すいびょう)を
下に傾けていること。
たまった水を流している感じ。
いや、水瓶でなく、
酒のとっくりのようにも見える。
酒のとっくりに入っている酒を、
仏教では酒はご法度で要らないから、
捨てているというように見える。

なぜか知らないけど、
犬を連れた参拝客が多かった。

つつじが咲き始めていた。たくさんの
丸く刈り取られたつつじを見ると、
まだ花がついていないながら、
なかなか壮観だった。

14:42のバスで河辺駅へ。帰路についた。
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3/21お彼岸の見仏

2015-03-21 18:06:29 | 見仏(東京)
慈眼山 宝泉院 真言宗
聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩20分ほど。
お彼岸の今日は、
参拝の車が多いようだった。
慈眼観音と書かれている石仏大仏。(写真)
通称、多摩大観音?
やさしい顔立ち。石の宝冠をかぶっている。
体推定4m,左わきに何か抱えている。
蓮も持っているのだが、、、。
駐車場の整理をしている人にきいたが
わからなかった。左手が浮くので強度を
つけるための物体のような気がする。




観蔵院
聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩5分ほど。
本来、こちらは予定していなかったが、
宝泉院への道の途中で、通ったので
拝観することにした。
前に来たことがあるお寺。
曹洞宗の寺院。
道元の青銅、人間大の7福神の石仏が見所。
ここも参拝の人の車が多かった。




高幡不動尊
同じ京王線という流れで、高幡不動尊へ。
本堂では、ゴマ法要が何度も行われていた。
今日はお彼岸ということもあり、
申し込みをした人でなくても参加できる。
できれば、寝そべって、
レプリカ不動明王を拝みたかったが、
ひっきりなしの法要で、そういう間はなかった。
法要の最後に
住職のえらい人らしき人の話も少しあったりした。
(法話という感じではなかったが)。
ひとりの赤ちゃんが、泣き出していたが、
住職の頭をなでるためのほうきのようなもので、
その赤ちゃんの頭をなでると、
赤ちゃんは何事かと振り返り、
なぜか泣き止んでいた。プチおもしろかった。
ゴマ法要に、日本人の友人とつれられて、
金髪女性が厄除けだろうか、参加していた。
興味深かった。

今日は、お彼岸でもあるし、北殿の有料の
レプリカでない不動明王を見ることにした。
お彼岸なので、特別に、お坊さんが解説を
していただいていた。
不動明王は、285cm座像。
お坊さんの話しによれば、
立ったら5mくらいだろうと言っていた。
脇時を含めた三像とも木製。
特に、不動明王の場合、
木製というと意外に思われるらしい。
青銅か何かと思われるらしい。
平安時代の仏で、京都で修理をしていた
とは言っていたが、
それでも、わりと肌質はよい。
当初は、色鮮やかに塗られていたというが、
今は、ゴマのすすがかぶって、お体全体が
黒々としている。
レプリカのほうが大きさ的には
小さいらしい。
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小田急バス1日乗車券で見仏、世田谷観音寺他

2015-02-15 22:11:52 | 見仏(東京)
路線バスの旅番組に感化され、
バスを使って、見仏に出かけることにした。

今回は、小田急バスの1日乗車券をつかって
ぶらりすることにした。

前日に行く予定だったお寺が、小田急路線外で
あることに気づいたが、とりあえず小田急を使ってみた。

吉祥寺からバスに乗り込み、乗車時に1日乗車券の申請。
パスモにその旨の記録がされた。はずだった。
後で、ちょっとめんどうなことに・・・。

吉祥寺駅から、調布駅で下車。次は適当に、
渋谷方面向けで出発して、途中下車のつもり。
調布駅バス停で、1日乗車券で乗り込んだはずが、
なんと1日乗車券の情報がパスモに記録されて
いなかった。・・・ガーン。

運転手に状況を説明して、運転手は事務所に
連絡。そして、吉祥寺からの乗車分、
調布から乗ったときにひかれた分440円を
払い戻してもらった。その後改めて、
1日乗車券の代金510円が引かれた。
大事にいたらずにほっとした。

さあ、気を取り直し、バス再出発。
狛江駅前で下車。
狛江駅に来たのははじめて。
近くに泉竜寺というお寺があった。
行ってみることにした。

まあ、割と敷地も広いし、
それなりの雰囲気はあるのだが、
ケンブツにはふさわしくないお寺である
ことに気づく。本堂は、きっと何か
いるはずと思って見ようとしたが、
入り口は閉まっているし、ガラス戸が
すりガラス。結局見えずじまい。

やっぱり、飛び込みでケンブツを
期待するほうが悪いのだろう。

次に狛江駅前を出発して、特にあてなくバスに
乗っていたが、バス内でお寺のアナウンス。
これだと思い下車。
千住院というお寺へ。
ここも本堂が閉じられて見えない。
真新しい6角堂(8角堂?)の中のほうを
見ることにした。すると、遠めに小ぶりな
真新しい木肌の千手観音。
うーん。正直、物足りない。

再度、バスで出発。気まぐれに、
三軒茶屋で下車することにした。
バス乗車中、スマホを見ていたら、
気分が悪くなった。バス酔い。
本とか、スマホとか見ると、
どうしてもバスでは酔ってしまう。

三軒茶屋で、あまり動きまわることもできず
酔いをさますために休憩。

休憩しながらネットで検索してみた。
三軒茶屋、仏像というキーワード。
そしたら、なかなかいけてそうなお寺を
見つけた。世田谷観音寺。
小田急バスで行けるかなと考え、バス停を探す。
見つかったものの、東急バスであることに気づく。
それほど離れてもいなさそうだし、
歩くことにした。
バス停3つ分くらいの距離。

世田谷観音寺着。
石仏もちらほらあるし、
建物もユニークだった。
仁王門の仁王は、平安時代作という
ことで、歴史を感じる。
変わった建物の中のほうを覗くと、
8体くらいの羅漢さん。
なかなか味がある。正面には、
これは新し目の金ぱくのアミダ様。

次に本堂へ。行くと、受験生と
その親らしき女性が出てきた。
どうも自由に中に入れるようだ。
入ってみると、正面には何観音だろう?
という風変わりな観音様。
その両脇には日光月光。けっこう古い。
その他、小ぶりな仏もいたが、
少しびっくりしたのは、
キリスト教のマリア像似の観音様。
木製ではなさそう。
仏教という枠の中に、まさか、
キリスト教のマリア像似の観音様
がいるとは、、、。

この寺の拝観を終え、再び来た方面へと
バスに乗り込んだ。

今回、計画性もなくケンブツ目的で、
ぶらりするのは、よろしくない
という印象が残った。
もっと計画的に事前調査が
ケンブツには必要だ。


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護国寺、月のご開帳

2015-01-18 20:02:08 | 見仏(東京)
本尊の如意輪観音が見れる今日の開帳日。

本堂正面の扉が開いている。
右手をほほに添えている如意輪観音がそこに。

ちょっと遠めなので、お顔がよく見えない。
というか顔のパーツがなぜかよく見えない。
もしかして、
顔のパーツがほんとうにないのかもと思った。
作成途中の仏の可能性もある。

自分の主観だが、秘仏のような
常に公開されていない仏は、
何かしら訳ありだったりするのかも。

次回、もしご開帳の日に来たら、
双眼鏡を持ってきておきたいと思う。

ケンブツは、たまに遠めでよく見えないという
こともある。
ケンブツには双眼鏡は必須なのかなとも思う。

この本堂にはこぶりな三十三身仏もいるが、
やはり遠めなので、よく見えない。
双眼鏡は必要だ。

この本堂には、他に、推定3mの両目を開けた
立像不動明王。
小ぶりなけっこう古そうな四天王王。
そして、間近で見れる茶色っぽい
肌の観音様などなど、なかなか見所がある。

おりをみて、また来たいと思うお寺だった。




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北区岩渕町、正光寺ぶさいく観音

2015-01-12 14:14:52 | 見仏(東京)
東京都北区岩渕町32-11

東京メトロ南北線「赤羽岩淵駅」より徒歩数分

こちらは、宗派が目に留まるところに
はっきりと書かれていないようだったので
不明だった。

こちらの目玉は、屋外の推定7mくらいの
銅像の観音。見た目、現代仏。
鼻がだんごっぱなで、顔全体が面長。
美男子かどうかと聞かれたら、
どう答えるかは写真を
見てもらえればわかると思います。

大きさもそこそこあるし、
レアな観音様であった。





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北区豊島、西福寺

2015-01-12 11:11:43 | 見仏(東京)
北区豊島2-14-1
真言宗豊山派

王子駅下車。
徒歩15分くらい。

入り口に立つと、やや珍しい建物、
仁王門が見える。
なにが珍しいかというと、
建物が朱色に塗られていること。
沖縄の首里城を思い起こさせる。

仁王門が近づき、
人間大に近い観音、風神雷神、仁王などがいるなか、
やっぱりメインは、金色の肌をもつ
阿弥陀如来坐像。推定1.5m。
切れ長の目で、
奈良時代の仏像を思い起こさせる。

なかなか味がある。

金の肌質からしてもお体は、銅のような気もする。
光背とか蓮華座は、石のような雰囲気もする。
石だとすると、みごとな削り具合。
羅髪ももしかして石かもしれない。

とにかく、けっこう真新しく
ペイントが塗りこめられている。


こちらは、真言宗豊山派で、
先日行った沖縄の長谷寺と同じ宗派。
奈良の長谷寺のポスター広告も貼ってあった。
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三鷹、井口院(いこういん)、不動明王

2014-12-23 21:40:55 | 見仏(東京)
こちらのお寺の不動明王。
屋外の明王の中で、記憶にある中で、
もっとも迫力がある。

銅製のようで、雨で解けた銅が
いい感じの模様になっている。

足元が小さなお堂になっていて、
中には、大きな五鈷杵などがおかれている。

お堂がある分、ほんとうに見上げる感じ。
すべていれると14mくらいあるかもしれない。
身長そのものは推定8mくらいだろうか。
その大きさと、その顔の怖さに圧倒される。

飛びぬけて大きい仏像は除外して、
一番強いんじゃないかと思えるほど
強い仏像に見える。

お寺で見かけた人は、近くの墓地のお墓参り
後に立ち寄った数人の人。

それから、あきらかにお寺の参拝目的で
こられたような70歳くらいの女性。
こちらは、関東88ヶ所霊場になっているようで、
たぶん、その88ヶ所参りの人だろう。

寺の敷地内には、
ガラスケースに入った人間大の大日如来。
あざやかな金色のお体。

その他、7福神+1や、
そうじ小僧などのレアな存在も。

この不動明王に出会えてよかった。
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南千住、円通寺

2014-12-07 20:06:49 | 見仏(東京)

もやもや○○というテレビ番組の中で、
紹介されたのを見たことがきっかけで、
見に行くことにした。

南千住の駅から徒歩15分くらいであろうか到着。

門を見つけたら、すぐそのものは見えてきた。
4,5階ほどのビルの上に、観音様。
黄金色といえばそうなのだが、
色の具合がどちらかあといえば、
プラモデルに塗られるようなそんな色。

大きさは、推定12mほど。

遠いので顔の表情は、よく見えない。

もう少し、近くで見れないかと思い、
社務所のほうで、上に上がれないかと聞いたら、
予約がないとダメという。
がっかり。

こちらのお寺は、とあるホームページでも
紹介されていて、狛犬に特徴があるというので
チェックしてみた。口を閉じたほうは、股間に
3つに分かれたものがあり、
男だということがわかった。
一方、口をあけたほうはなかったので、
女なのだろう。



もう15時半ばをすぎていて、
予定していたもう一箇所のケンブツ場所へ
行くのもあきらめた。







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高幡不動尊2014.6

2014-06-21 11:11:55 | 見仏(東京)
比較的、朝早くの参拝。

寺社内では、あじさいまつりが行われていた。

本殿のほうには、無料で拝める不動三尊。
真ん中には、坐像で3m近くある不動明王。

奥殿のほうには、有料の歴史がある不動三尊。

今回も、本殿のほうだけ。

本殿に到着すると、中年男性が熱心にお経を読んでいた。

部屋の中が、もやっていて、朝のおつとめで、
ごまでもやっていたのだろうか。

さて、不動明王。
若干暗がりなので、顔の表情は良く見えないが
両目ともあいているなぁというのはわかる。
体は、木質かどうかわからないくらいに、
光沢のある黒い肌質。

中年男性が出て行った後は、畳の上まで上がる人は、
そうはいなかったが、畳の上まで上がらないと、
不動明王のお顔は、その前にあるたれまくのために、
見えない。
お参りに来る人たちのほとんどは、
お顔を見ないで参拝を済ませる。

自分は、畳の上に、あぐらをかいたり、
肩肘をついて寝そべったり、数十分間過ごした。

その後、あじさいを見に寺社内を回った。

本堂近くに戻ってきた頃、
ごま法要があるという寺社内アナウンス。
そういえば、今日は弘法大師の月命日。

法要が終わって、
不動三尊の近くに行ってお参りができるという。
列に並んだ。近くで見ると、お不動さんの目は、
やはり玉眼ではなかった。
眼の黒い部分が金色でふちどりされていた。



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見仏:護国寺、光源寺

2014-02-23 21:59:50 | 見仏(東京)
メトロの一日乗車券を買ったものの、
自宅をでたのが11時ちょっとすぎ、
出遅れたのもあって、あまりまわれなかった。

最初に有楽町線沿線にある護国寺。真言宗。
総本山は、奈良の長谷寺。
前にもきたことがある。

仁王門を抜けしばらくいくと、地蔵菩薩が見えてくる。
そのすぐ近くに、現代風の仁王(青銅だろうか)が、
こちらのほうを見ている。
そして、右のほうに視線をやると、青銅の如来坐像。
座高2.5mほど。
ややにこやかな表情に見える。

本堂のほうの畳の上にあがることができた。
18日がご開帳日で、
そのときには如意輪観音がみれるようだが、
それ以外の今日のような日は、真ん中の位置に、
丸い鏡がおいてある。

右手のほうには、3m以上はあると思われる現代風の
不動明王立像。童子2人をしたがえている。
迫力ある。

左手のほうの奥には、50cmほどの仏から、
人間大の仏までのさまざまな種類の仏がいる。
そのなかで、うれしかったのは、
茶色い肌の十一面観音がすぐ近くで見れたこと。
手をのばせば、抱きしめることができるほどの位置にある。
仏の顔と自分の顔の間隔が20cmほどまで近づけた。
女性ぽい唇に少し、ドキッとした。
でも、けっして、触ったりしなかった。

****************
護国寺を後にして、徒歩で、都立の雑司ヶ谷霊園へ。
有名人のお墓を参ることにした。
こんなことは人生で初めて。
目当ては、小泉八雲、ラフカディオハーン。
アイルランド人とギリシャ人の両親をもち、
怪談作家で有名。(区画1-1-8-35)
案内板を見ていると、夏目漱石のお墓もあるというので、
こちらもお参りした。枯れていない花がさしてあった。
漱石という名前は、書かれてなかったので
漱石は、ペンネームだったのだろう。
(区画1-14-1-3)
霊感はないながらも、お墓参りで、
つれて帰ったりしたらいやだなあと思ったりする。
(翌日、のどが痛くなり、発熱した。霊をつれて
 帰ってきていないことを祈る)

雑司ヶ谷霊園は、後で、有楽町線の東池袋駅で
下車したほうが、ぜんぜん近いことがわかった。
少し余計に歩いてしまった。



*****************

次に、南北線の本駒込駅から比較的近い光源寺というお寺。
こちらも2回ほど来たことがあった。
滞在した20分の間、比較的よく、人がお参りにきていた。
なんといっても長谷寺の十一面観音を模したという黄金に
輝く仏が目玉。6mと書いてある。
見た感じ、4mくらいにも見える。
これだけ金ぴかの仏はめずらしい。寄木造だという。
木造ということ忘れてしまうくらいに、金ぴか。
ら髪が濃い青色。
国宝級の仏像を見ると、ら髪が、かつては
濃い青色だったということは想像できないが、
一般的に、実際はそうだったらしい。
このお寺は、浄土宗。阿弥陀如来でないのも気になるし、
他宗の仏を模すというのも気になる。
この十一面観音は2代目。江戸時代に作られた1代目は、
空襲で焼けたという。8mあったらしい。
明治に入って、お寺ひとつで宗派はひとつと
決められるまでは、浄土宗でも真言宗でも折衷した
雰囲気になっていたお寺も多かったのかもしれない。

*****************
もう時間も夕方になり、最後に、根津神社をお参りして、
帰路に着いた。








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