雑感記

乗馬の練習&日々の雑感記

971鞍目 ボルドニュイ

2007年05月26日 23時36分52秒 | 乗馬
久々の土曜日の乗馬です。
今日の選定は?
ボルドニュイ。

ブラッシングする際に、私の持つブラシをクンクン嗅いでいます)

私はこの子が正直、苦手です。
この子のグニャグニャした体、時折出るイレギュラー・・・詰められない手綱
モチロン競技馬ですから、顎は下げてくれるでしょうが・・・という期待はあるのですが。

昨日までのが一転、快晴です。
でも馬場は?
前いたクラブでは湿地を埋め立てたので雨が降ると田んぼ♪
・・・意外にも水はダイブ捌けていました。水捌けがいいのは助かります。
2年位前は雨上がりの日は絶対乗らなかったのですが、最近はハミ受けが分かってきて楽しいので多少のことなら騎乗します♪


いつものようにハミリングを引っ張って「お呪い」を。
よく譲ってくれます
この外部の大会では大勒を使用するこの子に、いつものように水勒一本で挑戦しました!


フラットワークはいつものようにハミ受けから。
長めに手綱を持ち、右の拳を小さく引き、次に左の拳を・・・。
すると、さすが顎を譲ることにかけては?カクンと顎が下がりました。
ここからジワジワと手綱を詰めていきます。
いつも持つ手綱のポイントまで詰まりましたが・・・そこでこの子は嫌がって前に進まなくなりました。
仕方なく手綱を戻し・・・再度トライ。でも詰めると嫌がり・・・モジモジして前に進まない。
前に進まないこの子に業を煮やして、久しぶりにフラットワークで駆歩をすることに。
駆歩になったら多少手綱を詰めても嫌がりません。
気分よく駆歩させていただきました

調子に乗って私は反対駆歩へ。
隅角通過⇒斜線手前変換⇒シンプルチェンジとかしないで長蹄跡上反対駆歩。
さすが
左右のどちらの手前でも反対駆歩してくれます♪
反対駆歩で隅角に進入しても大丈夫。



気分よくレッスン本番に。
今日は思い切って、いつもより手綱を1メモリ詰めて最初から持ちました。
短く持つと首を高く上げたりして嫌がるのでは?
と思いきや?
少々違和感がありましたが、短く持ったその長さで顎を譲らせました!
この長さを維持できるか?これが今日のテーマに


自分の握っている拳が、手綱のメモリの位置からズルズル後退しないか?
手綱をジリジリと伸ばされて・・・すかさず詰めて・・・この繰り返し。
このお陰で少々指が痛い★

今日はこの子の頭を見ていて気がついたことが。
自分で手綱をガッチリと持ってしまうと(上腕から拳を固定してロックしてしまうと)、この子がハミ受けを嫌がり頭を高く上げる。
この子が許容してくれる程度にまで拳を動かすと(この子の顎の動きに随伴させると)、長くハミ受けしてくれる!
私はどの指導員さんからも、
「拳が硬い」
と指導されます。
その意味がおぼろげながら分かった瞬間でした。
また、この子の顎の動きに随伴して拳を「気持ち」送ってあげると、いつもは発生するこの子のイレギュラーがありません!!

なんと、今日はイレギュラーがフラットワーク時の1回しかありませんでした。
この子の乗り方が分かってきたような?


駆歩へ。
駆歩でも手綱の長さがキープできました。
最初は輪乗り上の駆歩から、蹄跡駆歩への移行。
ドンドン加速するこの子には、先週指導された
「自分の動き自体を小さくする」
ことを意識したら、ペースが収まってきました♪
駆歩でも、この子の顎の動きに随伴して拳を送る。
いつもはガッチリと持ってしまい、この子に嫌がられていますが・・・拳を柔らかく使うことのイメージが湧いてきました
でも今日は多少指が痛くなってしまいましたヨ。


今日はこの子に挑戦した中で、一番「良かったかな?」と思える日でしたよ♪


指導員さんからは、
・今日は頑張って手綱を詰めていたので、それはOK
・でもこの子は更にもう1メモリ詰まる
・今日私が指が痛くなったのは、この子の自発的な意思で頭を起揚させたのではなく私が「持ち上げていた」から
・馬に自発的に起揚させるように乗る
・この子に自発的に起揚させるには、この子の運動の「回転数」をあげさせること(やるきにさせること)。
・・・これらのアドバイスをいただきました。

この子を本気モードにするのは私の実力ではまだまだムリだぞ?
でも今日は収穫がたくさんありましたので、気分良くウィークデイを過ごせそうです♪
次回の972鞍目はウィークデイの予定です(天気がよければ!)。