雑感記

乗馬の練習&日々の雑感記

970鞍目 ひまわり

2007年05月21日 00時00分00秒 | 乗馬
今日は最初から2鞍目はひまわりと決まっていました。
それは?
以前私はアドミラルを指定して集中練習したんですよ。
その最後の1鞍を残して、アドミラルは私の前から去ってしまい・・・

その最後の1鞍を他の馬に振り替えるように、スタッフさんから言われていました。
アドミラルは他の馬に比して料金が高かったので、振り替えられる馬は限られていましたね~。
その中で目に留まったのは、春の県大会でも出場していた「ひまわり」でした。

そして、初心者クラスでもこの子はショッチュウ引っ張りだこ。
まず選定ではあたらないでしょう。
そこでアドミラルの最後の1鞍はこのひまわりにしました。

どんな子なのか?
県大会で出場しているこの子を見ていたら、バシッと屈撓・収縮してカッコよかった~
この再現を自分でしてみたかったんですよ。



アドミラルは私にハミ受けの入り口を教えてくれた馬です。
その忘れられないアドミラルが残してくれた最後の1鞍。
チョッと感傷の1鞍

<余談>
なんとも意外だったのは、この子の人懐こさ♪
前肢に肢巻を巻いていたときなんて、私の頭に鼻を近づけて「フンフン☆」。
手を差し出すとペロペロ舐めます♪
また体が大きく、キレイに屈撓&収縮できたら見栄えがよさそうです♪
また、ひまわりなんてかわいい名前なので、牝馬と思いきや騙馬です。




さて、指導員さんが登場して、開口一番、
「意外な馬を選びましたね。」
やはりこういうビギナーさんたちにも大人気の馬と私のコンビが意外なようです。
事前情報としては、
・速歩の反動が大きい
・軽い
というもの。


いつもどおりお呪いをして、ハミ受けするか探ってみますと・・・
何とか譲ってくれます。
でもアドミラルやサイレンスと違って、譲るのに時間がかかります
大丈夫か?
不安を抱きつつ馬場へ。


跨ってみるとですね・・・
まず当然ハミ受けです。
左の手綱、右の手綱、左の手綱、右の手綱・・・と交互に引いてみると?
グッと譲ってきます。
左の手綱の引きに応えて譲ってきたら、私は左手でポンポン叩いてあげます。
右の手綱の引きに応えて譲ってきたら、私は右手で。
この調子で屈撓を要求していったら?
何とアッサリと屈撓してくれます
ドンドンと手綱も詰まっていきます。

ほんの3~4分で、いつも私が握る長さまで詰まりました(この長さはいつも指導員さんから1メモリ長い!といわれています★)。
更に!
念願のいつもより1メモリ短いところで屈撓&収縮してくれます!!

この間ほんの数分。

あまりにもアッサリと顎を譲ってくれるので、狐につままれたような感じ。
今までは“自動ハミ受けホース”ランキングは
①ジェニー
②ウィル
でしたが、新たなランキングが誕生しました。
①ひまわり
②ジェニー
③ウィル
です。

気を良くした私は軽速歩へ。
すると強烈な反動が襲ってきます。
これほどの強反動を受けるのは久しぶりです。
反動の程度は・・・
提携先ではこれほどの反動の子はいません。
前いたクラブでは、
アローセンプ以上トントンビョウシ未満
とでも言えばいいでしょうか?
それくらいの衝撃が襲ってきます。

この衝撃には少々びっくり。
そこで、常歩でのハミ受けを満喫することに。
この子は、起揚もOKなようです。顎を譲ってくれた後に、脚を後ろにずらして収縮を求めると、いつも指導員さんが仰るような頭の高さに、自分からホイッと持ってきてくれます。

レッスン本番では速歩でのハミ受けを確認しました。
常歩から速歩のときに、“ハミの入れ替え”をすると顎が逃げられることもなく、スムーズな発進に。
また、速歩自体も顎の譲りを維持してくれます。
速歩の反動も慣れてくれば大丈夫!
速歩から常歩への移行も軽く扶助すればOK。
何から何まで半ばオートマチック


でもオートマチックではなかったのは駆歩。
初心者レッスンではこの子の駆歩は無難とのことで、引っ張りダコとのことですが・・・
私の場合は収縮を維持して、歩度の適度に詰まった馬場の駆歩をしようという意識が強すぎ・・・
この子の軽さを制御できません。
私の作る、“駆歩させるための歯車”が大きすぎ。
詰めた駆歩にならず、後続の方たちにご迷惑を・・・(そう。この時間も先頭でした)
手前を変えても一緒。
スピードが速すぎ。

外方ハミを引いてブレーキをかけようとしますが、そもそもの“歯車”が大きすぎなので歩度を落とそうにも、その“歯車”なりの遅い歩度にしかならず・・・

駆歩での収縮駆歩は次回以降への課題にします!


レッスン終了直後に、指導員さんに伺ったら、
・頭の高さ(起揚)は今日の感じでOK
・自分自身の動きを小さく、タイミングをワンテンポずらして歩度の詰まった駆歩をする
・この子の駆歩のタイミングよりやや遅くして自分の駆歩タイミングを取るように
このアドバイスはかれこれ・・・6~7年前からこの指導員さんから言われています進歩しないな~)


この子と次に対戦するのはいつのことやら?
でも満喫できました♪

手綱を詰めて&起揚させて騎乗できましたし♪
これで気分よくウィークデイをすごせます