958鞍目 チップ

今日はチップという初めて乗る馬（最近きたばかりの馬）でした。


指導員さんからは、
・皮膚病を持っているので、頭絡・道具・ゼッケン等はこの子専用のものを使用するように
・４歳の子なので、求めすぎない
・顎は高くなってもいい（そこまではまだ出来ないかも）
・念のために折返しをかけておくように
・ちょっとした音にも驚く（ですから、下の写真のように耳飾が）


この子はお子チャマということなので、期待２割・警戒８割です。
でも歩様は何だかよさゲ。
フラットワークで手綱を詰めだしたら、顔にたかってくるハエを嫌って頭をブンブンブンブン
「この子はまだ我慢は無理だな・・・★」
そう考えて、この子に出来そうなテーマで乗ることに。
①可能な限りハミ受けを頑張る（顎を譲ってくれるなら、手綱は長くてもいい）
②自身の脇を開かないように注意する
この２点にのみフォーカスをあてて騎乗します。

さて、最初のうちは様子見です。
手綱もダランダラン＆折返しもダランダラン（結果的には折返しは保険だけに終わり、この子の顎に作用させるように使うことはありませんでした）。
手綱を左右に引いて・・・譲ってくるか？
ほんの少しですが譲ってきます。
でも怖いので要求しすぎないように・・・徐々に要求していきます。

どうも杞憂のようです。
要求してもさほどカリカリされたりしません。
顔にまとわりついている数匹のハエにも反応せず、私の扶助・合図に集中してくれます。
顎を適当に纏めたら（まだ完全には譲らせていませんが）、肩内の練習を。
先週教わった、外方手綱を意図的にフリーにして（＆内方手綱は持ったままですよ！）外方の肩を曲げさせる方法です。
・・・確かに肩内を作りやすい気がします。
肩内を作るちょっとしたテクニックが分かったような気がしました
でもあまりにも肩内に夢中になり、他馬を嫌がる（蹴っ飛ばす）ジェニーに近づいてしまい、ジェニーの後ろ蹴りにこの子は怯えてしまいましたが


さて、レッスンに。
フラットワークでは軽く顎を譲ってもらっただけでした。
４歳児にハミ受けが出来るか？
答えは・・・出来ます！！
速歩で徐々に手綱を詰めて行きますと、チョッと嫌がる素振りを見せますが顎を譲ってくれます。
それも大して褒めてあげなくても、スッと譲ってくれます。
でもまだ完全には顎が垂直にならない・・・
でも、お陰で折返しは始終ダランダラン♪

顎を垂直にするように徐々に騎座で推進して顎を押し込んでいくと？
チョッと時間がかかりましたが・・・出来ました！！
でもこの子のハミ受けは常歩が容易。常歩はこの子は勝手にハミ受けしてくれます♪
でも今日は顎の譲りだけではなく、脚を後ろに引き・・・そう半減却。
半減却で後肢の踏み込みを大きく・・・これはあまり実感は出来ませんでしたが。
半減却しても顎が逃げられなかったのでヨシとします。
馬体の収縮の実感は引き続き練習します


駆歩。
この４歳児の駆歩は不安でしたが、リラックスさせてあげれば駆歩は出ます。
でも扶助が小さいと駆歩が出ないので大きな扶助を。
すると、チョッとロケットスタート気味に駆歩が出るのですが、ハミをちょいちょいと入れ替えてあげると収まってきます。
最後はマズマズいい感じの駆歩に♪♪
駆歩でも顎の譲りを適当に求められましたし、マズマズ。


でも流石に後肢旋回は４歳児には（というより、４歳児に私がやらせるのは）無理。でも最後のほうはマズマズやってくれましたよ


雰囲気的には、いい馬場馬になってくれそうな感じがします。
私はこの子が大好きになりましたよ