以前に「メキシコvsタイ」で争われた「ボクシングの
ワールドカップ」の第2回大会が行われた。今回は
「メキシコvsフィリピン」だったのだが、何と
フィリピン勢が5対1で圧勝。今や世界的な
スーパースターであるマニー・パッキャオを
筆頭に、フィリピン選手の躍進は実に目ざましい。
その中には、WBOの世界戦2つも組み込まれていた。
メインのスーパー・バンタム級タイトルマッチでは、
王者ダニエル・ポンセ・デ・レオンが期待の新鋭レイ・
バウティスタをわずか1ラウンドでTKOに下して
5度目の防衛に成功するとともに、ここまで全敗を
喫していたメキシコ勢に、貴重な1勝を与えた。
バウティスタの惨敗も意外だったが、何より驚いたのが
ジェリー・ペニャロサ。元WBC世界スーパー・フライ級
王者のペニャロサが、実に10年振りに王座獲得、2階級
制覇を達成したのだ。
川島郭志、山口圭司、徳山昌守といった日本が誇るテクニシャン
たちとの対戦で馴染み深いペニャロサ。既に35歳になったが、
今年3月、前述のポンセ・デ・レオンと接戦を演じ、その技術に
錆び付きがないことを証明。そして今回、強打者として人気のある
WBO世界バンタム級王者ジョニー・ゴンサレスをボディブローで
KOし、ついに再び世界の頂点に立った。
パッキャオのようなスター、バウティスタやZ・ゴーレスと
いったホープ、そしてベテランのペニャロサも頑張っている。
しばしば日本選手を苦しめる「無名の強豪」たちも含め、
現在のフィリピンの選手層には底知れないものがある。
ワールドカップ」の第2回大会が行われた。今回は
「メキシコvsフィリピン」だったのだが、何と
フィリピン勢が5対1で圧勝。今や世界的な
スーパースターであるマニー・パッキャオを
筆頭に、フィリピン選手の躍進は実に目ざましい。
その中には、WBOの世界戦2つも組み込まれていた。
メインのスーパー・バンタム級タイトルマッチでは、
王者ダニエル・ポンセ・デ・レオンが期待の新鋭レイ・
バウティスタをわずか1ラウンドでTKOに下して
5度目の防衛に成功するとともに、ここまで全敗を
喫していたメキシコ勢に、貴重な1勝を与えた。
バウティスタの惨敗も意外だったが、何より驚いたのが
ジェリー・ペニャロサ。元WBC世界スーパー・フライ級
王者のペニャロサが、実に10年振りに王座獲得、2階級
制覇を達成したのだ。
川島郭志、山口圭司、徳山昌守といった日本が誇るテクニシャン
たちとの対戦で馴染み深いペニャロサ。既に35歳になったが、
今年3月、前述のポンセ・デ・レオンと接戦を演じ、その技術に
錆び付きがないことを証明。そして今回、強打者として人気のある
WBO世界バンタム級王者ジョニー・ゴンサレスをボディブローで
KOし、ついに再び世界の頂点に立った。
パッキャオのようなスター、バウティスタやZ・ゴーレスと
いったホープ、そしてベテランのペニャロサも頑張っている。
しばしば日本選手を苦しめる「無名の強豪」たちも含め、
現在のフィリピンの選手層には底知れないものがある。