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1022話)大同の市場(3)

ダイナミックなのが肉屋さんです。解体したものが店先にぶら下げてあります。日本のようにチマチマと買っていくのではなく、ドカッとブロックを、ひもでぶら下げて持ち帰る、といった光景が一般的です。 挽き肉なんかもないようですね。女性の友人が「息子が餃子が大好きなんだけど、めったにつくってやれない」というので、「それぐらいつくってやれよ」と私が言ったら、「皮を売ってるわけじゃないし、肉も刻まないといけない . . . 本文を読む
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1021話)大同の市場(2)

四季を問わず野菜はきわめて豊富です。郊外にたくさんのビニール温室ができましたし、輸送ルートもしっかりしてきたので、こういうことになりました。 以前はそうじゃなかったんですね。私たちが協力事業をはじめたのは1992年でしたが、そのころは基本的に、地元で、しかも露地でとれる野菜しかなかったのです。いちばんしんどいのは4月から5月にかけてでした。ちょうど春のワーキングツアーが訪れる緑化のシーズン。 . . . 本文を読む
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1020話)大同の市場(1)

このブログ、長らく更新をさぼってしまいました。もうしわけありません。 いつものツアーが訪れるのはウォルマートで、アメリカ資本のスーパーです。それはそれでおもしろいし、おみやげを買ったりするには便利なんですけど、もっと地元に密着した市場をみたいという参加者の希望で、今年4月に訪れました。近所の人たちが普段着にサンダル履きで気軽に買いにくる店です。 大同の市街地の東南にあります。生活用品の全般を扱 . . . 本文を読む
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970話)いやな夢をみました

昨晩、とてもいやな夢をみました。中国滞在中に、私がパスポートをなくしたのです。というようなわけで、今回は写真はなしです。 8月の大同ツアーのメンバーのひとりがパスポートをなくしました。最近はないんですけど、1990年代はパスポートを落したり、忘れたりすることがけっこうあったのです。そのほぼ全員が海外旅行経験の豊富なベテランばかりで、今回もそうでした。これまでは奇跡のような経緯で返ってきていたので . . . 本文を読む
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号外)ボタンの種、もらってください!

 わが家の庭のボタンからおよそ2000粒の種子がとれました。うちにきてから17年目になり、たった4株だったものが、どんどん数がふえ、もっとも高いところの花は2mで、200ほどが開花します。道路にせりだすくらいのところに植えているので、そのシーズンになると、花のまえで記念撮影する人もいるそう。  病害虫がほとんどなく、手間がかからず、勢いのいい種類です。花の色は淡いピンクか白。でも実生だと、親と同 . . . 本文を読む
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815話)ヘチマ(その2)

 雄花の数、きのうは21もありました。つるの節ごとに雌花のつぼみがあるんですけど、小さいうちに黄色くなって、大部分は落ちてしまいます。ちゃんと咲きだしたのは5日ほどまえから。雌花には、幼いウリが最初からついています。開花3日後には、長さ16cm、直径1.8cmほどになりました。育ちはかなり速いのです。でも、キュウリにはかないませんが。  インターネットで検索すると、ヘチマ料理のレシピはたくさんみ . . . 本文を読む
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814話)ヘチマ(その1)

 台湾育ちの山田さんはヘチマを懐かしがります。とてもおいしかった、また食べたいといって。それに刺激されて、西側のフェンスにからませることにしました。去年はニガウリ=ゴーヤーを植えたところで、つぎつぎになるのに、だれも食べませんでした。  たった1本なのに、子づる、孫づるを含め、ぐんぐん伸びていきます。合計すると40mくらいはありそう。あくまで目見当ですが。フェンスにからんでいるだけでなく、アマナ . . . 本文を読む
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730話)だんじりパレード

 以前におよそ10回にわたって岸和田のだんじり祭について書きました。じつは昨日、私の居住する宝塚で「第1回宝塚だんじりパレード」が開催されました。家から12分ほどのところが会場だったので、私もでかけてきました。  宝塚市には19台のだんじりがあるそうですが、そのうちの11台が集結。なぜか、私の町内のものはでていません。町内会ごとに開かれる祭はすでに終わっています。あいにくの小雨で、大部分のだんじ . . . 本文を読む
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719話)岸和田のだんじり祭(10)

 日が落ち、灯がはいってからのだんじりは、昼間とはまさに対照的です。動にたいする静そのもの。それぞれの町内会にもどって、ゆっくりとすすみます。そして、だんじりのうえには、こどもたち。  私が訪れたのは第1日めの9月8日。あしたもつづきます。ところによっては1日めはプレイベントで、2日めが本番のようですが、ここでは1日めが中心だそう。それにしても、まだあしたがある、ということなのですが、よそものの . . . 本文を読む
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718話)岸和田のだんじり祭(9)

 だんじりのコースはおよそ2㎞だそう。朝早くから夜遅くまで巡行しますから、少なくとも10周はするでしょう。それだけで、20㎞。途中、ゆっくり歩くときや、休憩もありますけど、やりまわしのときを中心に全速力。一定のテンポで走るのより、疲れるかもしれません。そして、それを2日間。  以前の人はよく動いていたから、特別に練習をする、といったことはなかったそう。でも、たとえばいまの高校生は、以前のように動 . . . 本文を読む
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717話)岸和田のだんじり祭(8)

 岸和田というのは、ふるい町です。永野さんの実家があった三田町は、古くからの街道筋のよう。ところがその街道というのが、ほんとにせまいんですね。むかしの道ってこんなだったんだ。  びっくりするのは、りっぱな家々がならんでいることです。そして、前中さんによると、このあたりは永野、和田という姓が多いのだそう。そういえば、私の知り合いの数人の和田さん、泉州在住であったり、ルーツはそちらだったという人が多い . . . 本文を読む
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716話)岸和田のだんじり祭(7)

 なんだ、こんな写真!ぶれてるじゃないか といわれそうですね。でも、シャッタースピードはそんなに遅くなかった。だんじりにあわせて、からだを動かすぼうやの動きが速かったのでしょう。  今回、岸和田のだんじりをみて、とても印象深かったのは、さまざまの年代層が深くかかわっていることです。役割や年齢層による組織も、重層的にたくさんあるようですね。それはあの彫刻と同じように、奥がふかくて、ちょっとだけみて . . . 本文を読む
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715話)岸和田のだんじり祭(6)

 永野さんの家の近くで、私を乗せてくれている前中悦子さんが「あっ、永野さんだ!」といいました。自転車に乗っている永野さんが、いつもとはまったく感じがちがいます。白シャツに法被、白い股引きに、白い足袋(たび)。これが似合うんですね。そして、とてもうれしそう。だんじりが、岸和田の人のエネルギーになっているのが、永野さんをみるだけでわかります。  だんじりだけをみせてもらうつもりだったのに、家にあげて . . . 本文を読む
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714話)岸和田のだんじり祭(5)

 はっぴ(法被)姿の若い女性の参加も多いんですけど、印象的だったのがこの髪型。中高校生あたりの年代の少なくとも3人に2人はこれ。なかには3~4歳の子で、この髪型の子もいます。なんと呼ぶのでしょう?  こういうことにうとい私は、だんじりにちなんだ伝統的な髪型かな、と一瞬思ったんですけど、そんなことはないよね。どこかべつのところで以前、みたことがあります。たしか、アフリカ系の人だった。  案内して . . . 本文を読む
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713話)岸和田だんじり祭(4)

 宝塚市のわが家の近くに超ミニ池があり、その名は「首洗い池」だとききました。なにか物騒な感じがしますが、ネットで検索すると、その名の池は全国にたくさんあるようです。その池につけてあるのが、だんじりの木製のコマ(車輪)。木ですから、そのままだと浮くので、うえに石の重しがおいてあります。割れるのを防ぐためでしょうね。  岸和田のだんじりも、以前は松材のむくだったそうですが、いまは集成材もつかわれてい . . . 本文を読む
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