苗を買えばすむ話なんですけど、種から育てるのがすきで、今年もキャベツとブロッコリーの育苗をしています。盛夏のうえに、私が8月22日から3週間、ルスをしますので、けっこうやりにくいのです。
以前は、これらについても、胚軸切断挿し芽をおこない、けっこうおもしろい結果がでていました。本葉が2~3枚のころに地際で茎を切り、それを挿し芽するのです。根がたくさんでて、ふつうに育てたものより強くて、育ちもいい . . . 本文を読む
どちらかというと、いい印象は少ないのです。巣が顔にかかったりするのはいい気持ちではありません。必要もないのに、木の枝をひろって巣を壊したりしています。でも、クモは肉食系ですから、私たちにとっては善玉=益虫なんですね。チョウ、ガ、カ、その他もろもろの虫を獲って食べていることでしょう。
ちっちゃたかったころ、ですからもう60年以上まえです。セミをはじめ、虫をつかまえるのがすきでした。というより、農村 . . . 本文を読む
虫の話がしばらくとんでしまいました。これはアシナガバチで、黄花菜(金針菜)のつぼみに止まっていますので、かなり前のものです。黄花菜は3週間ほど毎日花を咲かせましたが、今年はすでに終わりました。
このハチは肉食系です。チョウの幼虫のアオムシなどを団子にまるめ、幼虫のところに運んでいくようすを昨日もみました。ところが、完全な肉食かというとそうでもないようで、この黄花菜のつぼみのところによく止まってい . . . 本文を読む
梅雨があけ、わが家の菜園も乾燥するようになりました。そこで登場するのが自動灌水です。最初は散水チューブを使っていましたが、いくらかでも光を通すためか、なかで藻が発生し、小さな穴をふさいでしまい、役に立ちませんでした。塩ビパイプを買ってきて、直径1㎜の穴をたくさんあけました。これは好調です。
2011年に自分で掘った井戸をつかっています。深さ150。ちゃんと水はでます。なかに水中ポンプをいれていま . . . 本文を読む
前庭の菜園の片隅にネギを植えています。3本の苗を目の飛び出るような値段で昨年9月に買って、ここまで増やしてきました。7月初めには抜きあげて、乾燥させ、干しネギ苗にしてまた9月ごろに植えます。そのころには25本くらいに増えていると思います。
ネギを育てた方はお気づきでしょう。いまの時期、ネギ坊主がたくさんできているのがふつうでしょう。じつは2本だけでてきたのですが、早いうちにとってしまいました。ネ . . . 本文を読む
高見にはもう一つ「高局長」という呼び名がある。高見のグループは緑の地球ネットワークといい、彼はそこの事務局長を自分からかってでた。この組織には約500人の会員がおり、長い年月のあいだに、5000万元を超す資金を投入してきた。しかし「高局長」は傲慢ではなく、ほかの人が話すときはいつも謙虚に耳を傾け、偉そうな態度が少しもない。「高局長」はすごいのだ。延べ3670人ものボランティアを中国につれてきて、 . . . 本文を読む
4月中旬に大同の私たちの協力プロジェクトを人民日報と新華社のクルーが取材に訪れました。人民日報のほうは5月8日に長文の記事が掲載されました。その和訳を紹介します。
『人民日報』2016年5月8日
雁北に広がる緑 願望を現実に換える
記者 喬 棟(訳 佐藤圭代・河本公子)
4月の大同の早朝、山の上の風の寒さに震え上がる。5mに育った樟子松の横で68歳の高見邦雄は風に背をむけて立っていた . . . 本文を読む
大同から北京にでる飛行機の窓からの景色です。突然、水面がみえてきたんですけど、みえるのは岸に近い一部だけです。それでも、あっ、官庁ダムだ、と思ったんですね。で、何枚かシャッターを切りました。そこが堰堤の近くで、だいたいの位置関係はこうだ、ということが頭のなかに浮かんだんですね。
それはでたらめではありませんでした。北京の宿について、GoogleEarthで官庁ダムをさがし、そこのイメージを保存し . . . 本文を読む
大同の日程を終えて、昨日、北京にでてきました。何人かの人に会ったんですけど、そのうちの一人の親しい友人から「ブログを更新しないの?」と言われました。そういえば、facebookにかまけて、ブログのほうをほったらかしにしています。そして、facebookは中国ではアクセスがむずかしい。
1077話で昨年12月に書いたのと同じホテルに泊まっています。王府井から103系のトロリーバスに乗ると、ホテルの . . . 本文を読む
果物屋さんです。言わなくてもわかりますね。果物の種類はたいへん豊富だと思います。中国じしんにも亜熱帯から寒いところまでありますからね。そのうえに熱帯の果物をはじめ、諸外国からの輸入品もたくさんあります。
いつだったか、前中代表がドリアンを買って帰ってきたので、ドリアンパーティをしたことがあります。そして、「熱帯の果物を食べに大同に行こう!」というのはどうですか、という話まででました。
スイカに . . . 本文を読む
瓮(かめ)にはいった酒を量り売りしています。「散酒」というのかな? たいていは蒸留した白酒で、度数の低いものでも40度を超えています。ほかの店ではコーリャン酒の原酒75度があったのですが、この店では70度が最高でした。値段は1斤=500gが7元で、日本円にして140円弱。
酒だったらなんだっていいという私だって、あまりおいしいとは思いません。今年の4月にも2斤を買ったのですが、最後まで飲みきるこ . . . 本文を読む
円安がつづいています。私たちのような活動にとっては、とても辛い局面です。そのうえに中国では物価の上昇も激しいですからね。
自分で買い物をする機会はそうはありませんので、物価に敏感だとはとても言えないんですけど、値段をきいて、まずは人民幣で受け止めるんですね。「そうか、20元か、高くなったなあ」というふうに。つづけて円に換算して、「えっ、400円にもなったのか!」といって恐ろしくなります。一昨年の . . . 本文を読む
主に乾物をあつかっています。シイタケをはじめとするキノコ、豆類、干しブドウ、乾燥豆腐、昆布などの海藻などなど。それから缶詰に瓶詰め。
左端の棚に並んでいるのは食用油、醤油、醋などの調味料で、「北京の醤油、山西の醋」という成語があるくらい、山西省の黒醋は有名です。これに慣れると、たとえば餃子を食べるときは日本でもこの黒醋が欲しくなります。で、買って帰ります。
困るのは容器のふたがあまいこと。スー . . . 本文を読む
切り刻んだモツ(内蔵)を売っています。私は羊のモツ(雑)だろうと思ったのですが、べつのものかもしれません。
大同の名物料理が「羊雑」です。羊の内蔵を煮込んで、辛く味をつけたもので、ジャガイモでんぷんでつくった細めの麺といっしょに食べます。薬味として香菜(コリアンダー)やネギの刻んだものをつかいます。
最初に大同の農村を歩いたころ、私はこれが食べられませんでした。懐仁県ではいちばんの名物で、大き . . . 本文を読む
前回でいちばん安いと書いた鶏を売っています。つぶして羽毛を抜いてあるんですけど、まるのまま。生きたまま売っている店もあり、持ち帰って、殺すところからやらないといけないんですね。それくらいのことができなければ、鶏肉を食べることができません。
そして、頭・頸、鶏冠から蹴爪にいたるまで、すべてを食べます。駅の売店などで、蹴爪を塩辛く煮込んだものが売られていますね。口のなかで長くかんでいると、だんだんう . . . 本文を読む