814話)ヘチマ(その1)

 台湾育ちの山田さんはヘチマを懐かしがります。とてもおいしかった、また食べたいといって。それに刺激されて、西側のフェンスにからませることにしました。去年はニガウリ=ゴーヤーを植えたところで、つぎつぎになるのに、だれも食べませんでした。

 たった1本なのに、子づる、孫づるを含め、ぐんぐん伸びていきます。合計すると40mくらいはありそう。あくまで目見当ですが。フェンスにからんでいるだけでなく、アマナツにからみ、ザクロにからみ、カラダネオガタマにからみ、そしてゲッケイジュをのぼり始めました。「絞め殺すことはありません」とアドバイスをうけたので、そのままにしておきます。菜園の作物にとっては、西日を遮って、いいのかもしれません。

 3週間まえから、毎日花が開きます。このところは10個以上。5日ほどまえまではそれがみな雄花。実になる雌花はまったくつきませんでした。そういえば、昨年のニガウリもそうでした。緯度の低いところのものを、高いところに移すと、なかなか雌花がつかないのだそう。
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