1273話）青空市場

蔚県の県城の東南端に文化広場（公園）があります。そのすぐ北が青空市で、住民の台所のたいせつな支え。

野菜、果物、肉、魚、香辛料、家庭雑貨など、生活に密着したいろんなものがならんでいます。常設で専業にしている人から、近くの農家がとれたものを売りにくることもあって、店の内容はさまざまですが、値段はかなり割安のよう。

でも、若い人たちは、スーパーに流れているそう。そのほうがカッコいい、早起きは苦手、理由はいろいろでしょうが、結果として、お客の年齢層はあがっていきます。

そして、去年にくらべて、出店者も、お客も、目にみえて規模が縮小しているのが気になります。

8月26日はツアーにとって実質的な第一日で、午前中は蔚州博物館、午後は打樹花と西古堡の見学が計画されていますが、朝ご飯まえに希望者でみにいきました。せっかくここまできたのですから、生活の臭いのあるところに、近づきたいと思っています。