1207話）高速鉄道

北京から車で張家口市蔚県にむかうとき、高架の橋梁工事があちこちでおこなわれているのがみえます。そして私は蔚県のあと大同にきたのですが、大同市の北部の県を走っていると同じような工事があちこちでおこなわれています。

高速鉄道の工事です。北京から張家口、大同、そして内蒙古自治区の呼和浩特へとつながっていきます。これが完成すれば、北京－大同は1時間半になるそう。完成予定は、がんばって2020年だそう。それにしても、中国の工事の速さには驚かされます。

北京と大同を結ぶ航空路ができたのはいつだったか、忘れてしまいました。いまは朔州市に属する懐仁県の空港が大同機場となづけられ、北京－大同、上海－大同の路線が開通したことがありますが、わずかな期間で閉鎖されました。利用者が少ないため。

その後、大同県に大同雲岡機場が建設され、最初は北京、上海、広州の主要都市と結ぶだけでしたが、いまははるかにたくさんの路線があります。

でも、高速鉄道が開通すれば、少なくとも北京との航路はなくなるでしょうね。空港への移動時間、空港での手続き、などなどを考えると、高速鉄道のほうがはるかに速いでしょう。