ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

重厚な、考えさせられる映画

2017-01-22 15:47:32 | 映画

40年近く前に学生時代に途中まで読んで、止めてしまった本の映画。
遠藤周作は、キリスト教的、信仰に係わる著作、沢山あります。
宣教師は、やはり、信仰とはいうものの結局は、欧州の国の世界進出の手先になっていたのも事実。
とはいえ、一神教のキリスト教と八百万の神を信奉する日本では中々相容れないものも。
それより何より、キリスト教を信奉する国々が戦争、世界征服等の動きをすること自体、宗教の限界かもしれませんね。どのように考えても、矛盾は、多いです。宗教は、各個人行動規範としては精神的に必要かもしれませんが、社会全体の組織規範としては、限界があると思います。
何よりも重厚な、そして重苦しい、そして自らに問いかける、素晴らしい映画。ちょっと長いですが!
コメント
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