乗鞍スカイラインは土砂崩れのため今年から数年は不通。
乗鞍岳から平湯温泉までの北アルプスを始めとした山々を見ることができる“平湯尾根”へ。
岐阜県側からは入山することができないので長野県乗鞍高原から。
朝7時のバスは3台。
三本滝のゲートにはこの乗鞍岳をほぼ毎週訪問してブログ“乗鞍大雪渓”を書かれている方もいらっしゃいました。
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途中、バスからは春スキーのときに滑り込むスキーコースを見ることが。緑に覆われています
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長野県と岐阜県との県境、そしてこのバスの最高バス停で下車
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少し歩くと閉鎖されている乗鞍スカイラインのゲート。
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コマクサとリンドウが。今年は暑かったので夏の花もまだ残っています。
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桔梗ヶ原から北アルプス
ここで熊さんに遭遇。
乗鞍スカイライン、閉鎖されているので車も人も通っていません。元々熊の多い地域なので熊さんも出やすいのですね。30mくらい先のハイマツからスカイラインへ顔を出して、様子を見ています。そのうち出てきて我が家に気づきました。こちらをジット見ているので、道路を強く踏み鳴らすと、ハイマツの中に。
近くを通ると、ハイマツの中はガサガサと。こちらの様子を見ているのでしょうね。熊さんも人間と出会いたくないものですから、むやみに襲ってはきません。また、今の時期は花の実も沢山あるので。
熊に気をつけるのは春先、冬眠中に産まれた小熊。人の事を知らないので人に寄ってくることがありますが1番危険。親熊が小熊を守るために人に対して襲いかかります。
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熊さんと別れて平湯尾根登山口へ
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北アルプス連峰をバックに
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足下には沢山の花
展望は素晴らしく北アルプスをずっと見ながら。
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人静かな素敵な登山道
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硫黄岳を越えた岩稜で記念撮影
カメラのタイマーセットして戻る途中、つまずいて岩にしがみついた写真
ここからは
黒部五郎岳、笠ヶ岳、双六岳、立山、槍ヶ岳、北穂高岳、穂高岳、ジャンダルム、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス。下には焼岳とアカンダナ山。今日は遠くに雲があり白山と富士山は見えませんでした。
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ここからは乗鞍大権現へ
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周りには花々が。
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乗鞍大権現で
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乗鞍岳も遠くに
乗鞍大権現まで緩やかな下り。
素晴らしい山々を見るパノラマルートのあとはひたすら急坂の下り。
ひたすらに急坂を下山
平湯温泉スキー場の最上部へ。そこからはアカンダナ山と遠望に笠ヶ岳。30年くらい昔、この笠ヶ岳へひたすらに8時間、よく登りました。ときには1週間、居候もしました。当時、スタッフにならないかとオーナーに誘われましたが。多分、スタッフになっていたら自分の人生は全く別のものになっていただろうし、今の知り合い、嫁さんとも出会え無かったですね。会社も仕事は残業、休日出勤もあり忙しかったですが比較的自由に休暇が取れた時代。独身だったので家族のいる職場の人達の休みに出勤、秋の9月にまとめて休みを。バブル時代、仕事は現在でいえばブラックな環境でした。でも、日本がまだ世界に勝てた時代、そして輸出業務、自由は比較的多かったのが思い出。
この平湯尾根ルートの最大の難関は平湯温泉スキー場。上級者コースを迂回する中級コース。中級とはいえ距離もあり、ところどころ斜度はきつくて、草花に覆われていて滑りやすいゲレンデ。そしてひたすら下ってきて足がヨロヨロ。一番足にききます。ゲレンデ最下部へ来ると立っているのが辛くて座りたくなります。
問題はこれから。
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乗鞍高原へ戻るバスが無い。
平湯温泉バスターミナルからさわんどで乗り換え、乗鞍高原へ。
1255の平湯温泉発を逃すと1455までバスは無し。
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さわんども何十年かぶりで来ましたが、立派なバスターミナルが。
待ち時間の間にソフトクリームを。
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白骨温泉行きのバスの運転手さんと乗務員の方。エンジンルームを見てバスの性能の話を。聞こえて来る話を聞いていて、なるほど、と。
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新島々駅からの乗鞍高原行きのバスは乗鞍高原方面への道を通り過ぎてこのさわんどへ。そして戻る形で乗鞍高原へ。
ここでほとんど乗客が降りて上高地、白骨温泉へ。外国人旅行者が多くトランクからの荷物の出し入れなど手間取って、時間ロス。到着時間が遅れ、出発時間が遅れ、結局乗鞍高原へは予定時間の30分遅れ。
1330に平湯温泉バスターミナル着ですが、1455発松本行き、さわんどでまた1時間近くを待って、結局は平湯温泉から乗鞍高原まで3時間半もかかりました。
確かに乗鞍高原へ行くと週末とは、思えないくらい観光客も少なく、バスの本数も極端に減っているので仕方ないかもしれませんが。
夜は長年訪れているお店へ
そして楽しいマスターのいるバーへ。
カシミヤで作ったうさぎ、マスターの奥様の手作り。手作りなので大量生産はしていませんがすぐ売れてしまいます(ただし、カシミヤの手作りなのでいい値段しますが)。
翌日は高山の町を。長年通っていたお店のマスターが”第二の人生“として夢だった洋食屋さんを。自分と同じ歳のマスター、第二の人生を歩めて幸せです。
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10月中旬開店予定。是非お伺いしたいと。
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あとはベタに。
顔なじみになった朝市のおばさんとお店で漬物、息子さんの手作りのジャムなどを。農家の方なので無農薬で作った作物で漬物、ジャムなど。
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この飛騨地方はトマトの産地としても有名。そのトマトを使ったトマトジュースを宮川沿いで涼しい風に吹かれながら。
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春慶塗の“こくわ”さんで”摺漆“(すりうるし)のぐい呑みを。
昔から訪れていて、別の場所でよくB級品を買いました。裏に傷がある、制作依頼元が数量間違えた、など、普段使いする表側には全く問題のないもので、格安に購入した高山の伝統工芸品の春慶塗を我が家で使っています。日本でも数少ない“白漆”のカップも。
この摺漆のぐい呑み、街でよく見かけるのは漆ではなくてウレタンを使ったものが多いです。
塗漆(ぬりうるし)とは異なって高くなく二つ合わせても1000円ちょっと。今晩の夜のお酒に。
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いつも”飛騨牛の握り“と“ぶり寿司”を買う”京絲“さんへ。
今晩の夜のお酒のあてに
高山といえば飛騨牛と高山ラーメン。SNSの発信力のある高山ラーメンのお店は開店前数時間前の朝早くから観光客の大行列。何十年も高山来ていて高山ラーメンは美味しいですが、そんな大差は無いと。ネットの発信力のあるお店と一見(いちげん)の観光客ならば仕方ないかな。
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ということで、高山の中心から少し離れた住宅地と田圃の中の“街中華”の”大もり“さんへ
元々は高山市内、駅近くにある夜遅くまで営業していた高山市民の方達には馴染みの街中華屋さん。
一度は閉店したものの懐かしむ高山市民の方の熱望もあり場所をかえて規模を小さくして復活したお店
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昔ながらのラーメン。
塩ラーメンと豚骨ラーメン。
街中華、そのもの。
懐かしい味。
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名古屋へ戻る途中、久々野駅近くの隠れたワイン好きのお店、“坂本酒店”さんへ。ここには世界中のワインが集まっています。お店からは想像できませんが地下にはワイン保管庫が。ワインの事については色々とアドバイスしてくれるご兄弟。
いつもスパークリングワインを。
ワインは値段がピンからキリまでありますが、我が家はいつもお手頃価格、坂本さんに言わせると”カジュアルなワイン“を。
1本1000円台のスパークリングワイン。今回はモルドバ産とスペイン産のスパークリングワインを。
餃子にはいつも我が家はスパークリングワインを。柑橘類と黒胡椒のタレで。柑橘類は和歌山の日本一小さな村“北山村”の”じゃばら“で。
あとはのんびりとそのまま国道で名古屋へ