ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

ゲレンデスキー納め、そして想うこと

2019-03-31 19:27:29 | スキー
金曜日は、頸椎圧搾症で通院のための会社を休み。

夕方、なにかとお世話になったディーラーの担当の方が会社を辞められるとのことでご挨拶

若いですが、とても信頼できる方でした。
家業を継ぐとのこと、それも車関係とのことで前向きに辞められるとのこと。体に気をつけて頑張ってほしいものです。
土曜日は、ゲレンデスキーの滑り納め
いつもの赤倉観光リゾートスキー場、通称”アカカン”へ。そしてゲレンデ内にある山の神へ。

先日、野沢温泉のスキーツアーでご一緒した地元のMさんと。
”今シーズンも怪我も無く無事にスキーができたことを感謝!”
昼はMさんに教えてもらったラーメン屋さんへ

上越警察署前の”煮干し屋”さんへ


あごだしを。あごだしの強い香り、でもあっさりとしたとても美味しい味。
さすがに地元のMさんの紹介、ありがとうございました!
赤倉へ戻る途中、斐太の里へ。
鮫が尾城跡、上杉景虎の御館の乱の名所

なんと!カタクリが。
例年は、4月の中旬に、残雪の中、ぽちぽちと咲き始めますが、今年は雪は無く、既に咲き始めています!







そしてカタクリ以外の春の花々。




なんと、今回も火打山でいつもお会いするIさんと遭遇。登山に備えてのトレーニングだそうです。
今年は、例年より一カ月くらい早い春
夜は新赤倉で一番美味しい(個人の感想です。)”ぽん太郎”で、仲間内で平成を偲びつつ、宴会!
日曜日は東京の実家経由名古屋へ。


母が好きな釜めし。横川のSAには、専用の釜の回収ボックス。我が家も前回に購入した陶器の釜をいつもこのボックスへ

実家の近所の家にある大きな桜の木。
子供の頃にこの桜を見ながら小学校へ通いました!

半世紀以上前の光景が残っていると嬉しいです。

通っていた小学校の前にある神明社、我々は”天祖神社”の名前が親しみやすいです。



そして小学校。校庭開放日ですが、少子化の影響か子供がいません。

でも、通っていたいたときからある校庭の桜の木




小学校のプールには、桜の花びら

半世紀前にこのプールで泳ぎました!

ぽかぽかの東京から名古屋へ

井の頭線、高井戸駅下の神田川沿いの桜を車の中からパチリと。
途中、登戸の父親のお墓経由で。
新東名からは富士山🗻

雪が少ない、そして春の雰囲気の残雪の富士山。
名古屋へは夕方に

ところで”また1年たったなぁ”と思うのはいつでしょうか。人によって異なると思います。
年末の紅白歌合戦をみて思う人。
年度末の3月に思う人。
それぞれでしょう。
でも自分は、スキーが終わると、”1年たったなと”
とりあえずゲレンデスキーが終わると、寂しさを、そしてあと一カ月の山スキーが終わると、本当に1年のときの流れを感じます!

春は、別れの季節でもあり、1年の年の流れを感じる季節でも。

色々ともの悲しさを感じる”春”
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月に観た映画

2019-03-30 23:10:17 | 映画

ピアニストとして、非常に有能な”黒人”ピアニストとその用心棒の”イタリア系”移民の実話
黒人ピアニストの”頑張っている”スノッブと、感性のままのイタリア系用心棒。
両者とも当時のアメリカ社会ではマイノリティ、でも、その中でもがいていくその流れが凄く素敵な映画

今から60年前に日本で編み出されたカクテル”雪国”。それを創った山形県酒田市の伝説のバーテンダー方のドキュメンタリー映画。
家庭を顧みずバーテンダーとして活躍した、子供達との和解の映画。
バーテンダー、という職業、むかし、憧れました。
この映画のバーテンダーは自分が考えていたバーテンダー像とはかなり違っていますが、ぜひ、1度行ってみたい、そんなバー。
映画を観終わって、映画館を出だとき、とても気持ちよい、素敵なカクテルをいただいた、そして心地よい風にあたった、そんな素敵な映画。

環境問題を扱った映画。
若いときには、ある意味で、反体制映画、よく観ました。若いときには、自分の立ち位置は、どちらかというと社会に対する批判的な見方をしていました。この類いの映画、よく観ました。
思うのは、結局は、悲劇となるのは、やはり限界なのか?と。
でも、歳をとって色々と考えるのは、社会運動をする人達、批判している状況のもと、今の自分たちの便利な社会があることの矛盾に気がついていません。結局は、社会運動、今の便利な社会を捨てること、そのことが理解されていない、そんなことに気がついていないのか、気づくのを避けているのか、そんな気がします。
この映画、結局は、悲劇的に。

こんなことを考えるのは、やはり歳をとったせいかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節行ったり来たり

2019-03-23 16:02:56 | スキー
春が近づくと毎年訪れる妙高笹ヶ峰。
数日前までは暖かい(を通り越して暑い!)日が続いていたようですが、昨日から冬に逆戻り

高速道もチェーン規制。出口では看板の雪落とし
杉の原ゴンドラで

ゴンドラの中にはこんなものも。だいたい、遭難騒ぎを起こす連中はこんな注意書きなど読まないでしょう。特外国人はそうでしょうね。きちんととるものはとるべきです!

天気が良いのか悪いのか、よくわからない天気。

池の峰方面へ
昨日までの暖かさで氷、その上に昨日からの薄皮饅頭のような雪、斜面はズルズルと滑って歩きにくい!
ようやく尾根へ

ブナのや原生林


池の峰から笹ヶ峰林道へ

笹ヶ峰の入り口に鎮座するミズナラの古木。
”今年もよろしく!!”

道路上には、約2mの雪。昨年は道路のアスファルトが見えていましたので、今年は昨年よりは多い、例年並み

笹ヶ峰牧場遠景

笹ヶ峰の入り口の石碑も昨年は足元が見えていました!
ちなみに昨年の写真


黒姫山


清水ケ池も寒々と。

風は強くはありませんが、頬にあたる風はとても冷たい。
下が天気悪くても笹ヶ峰は天気が良い”笹ヶ峰マジック”は今日は無し

来週末に再トライ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の訪れは寂しさを(2)いつから春に寂しさを感じ始めたのかな。

2019-03-19 08:34:57 | 日記
野沢温泉の朝は、外湯でモーニング温泉


春に近くなると、スキー客、外国人も減って野沢温泉本来の静けさ、落ち着きを堪能できます。その分、外湯は熱いですが。
野沢温泉からは妙高山、火打山が。

野沢温泉では、老舗のお店”みゆき商店”さんへ。

このお店だけが温泉饅頭を”道祖神饅頭”の名前で販売。そしてこのお店の野沢菜、混ぜ物がなくとても美味しいです。その分、賞味期限は短いですが。
そして、野沢温泉と言えば木彫り道祖神が有名です。作者は二人いらっしゃったそうですがそのうちの一人が亡くなってしまいました。その方のものも販売しているのもこのお店。

天気は午前中持ちそうなので、飯山へ

飯山は落ち着いた、素敵な町

そしてお寺が沢山あります。

中でもこのお寺の住職さんが上越高田でレルヒ少佐からスキーの教えを受け飯山へ山を越えて戻ったので長野県最初にスキーをした人、とされています。




元々仏壇を作っていた飯山、当時の国の施策によってスキー板の製作が盛んになりました。スキーは元々軍事目的でした。今はなき日本の有名なスキー板製造メーカーは飯山発祥の企業が多かったです。

最近は高橋まゆみさんの人形博物館が有名。

朝、1番に訪れたので静かに、懐かしい光景を楽しむことができました。
飯山に来ると必ず訪れる”正受庵”へ

ここは、別名”阿弥陀堂”、かつて樋口可南子さんが出演された映画”阿弥陀堂巡り”の場所です。

六文銭、ということは真田家の影響下にあったのかな。
丁度、この日は住職さんが雪囲いを外していました



雪の少なかった今年の飯山、春の訪れも例年以上に早く、駆け足で近づいてきています。
後は、急ぐ訳でもなく、国道117号、19号と木曽路経由で名古屋へ

木曽路に入ると雪が。
木祖村の福寿草も気のせいか寒さに震えているように見えます。

上松で、いつもの越前屋さんで蕎麦


日本で2番目に古い蕎麦屋さんだそうです。

冬の木曽路の食べもの”すんきそば”
発酵させた漬け物が、のった、独特の酸味のある、冬の風物詩。
これがなくなると、木曽路も”春”

ところで、歳をとってくると”春”に心踊ることがなくなってきます。

若い頃は”春”=”出会い”
でもいつの頃からか”春”=”別れ”と感じるように。

年齢を重ねると、今までのものを失うことの方が多くなるかもしれません。

もう30年以上、通っていた野沢温泉の民宿もおじさん、おばさんが歳をとって、どちらかがからだを壊したら宿やめるよ、と。

やはり、若い頃から動き回ることが多く、色々な人と出会い、すごしていると、よけいに失うものが多く感じるのかもしれません。

でも、やはり、昔ほどではないですが新たな出会い、新たな経験を求めて行くことが必要かな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の訪れは寂しさを(1)

2019-03-18 12:37:46 | スキー
段々、春めいてきてスキーができるのもあと僅か

いつもの姨捨SAからの山々も幾分春めいてきています。


ゲレンデもぽかぽか

先週は赤倉でゲレンデ内にある山の神のお祭り

斐太神社の神主さん。
例年、我が家はスキーシーズン最初にはシーズンの安全を祈っています。

毎年3月9日に行われるお祭り、今年は丁度土曜日なので参加

今年は観光ホテルの升がお土産

お昼は、赤倉でも(個人的には)1番美味しい、ぽん太郎さんで

夜は知人と新井へ

日曜日はまさに春スキーのような天気


知り合いのパトロールさんと(捕まったのではありません!念のため)。雪も悪い中、スキーヤーの安全に目を光らせているパトロールの皆さん、ご苦労様です。
お昼はぽん太郎さんで

帰りは18号→19号と

木祖村の福寿草も、咲き始め

でも曇りがちなので花は元気ないです

これからかな。
翌週は、今年初めての野沢温泉から七ケ巻へのクラシックルートへ。

体力バリバリの知人と。

このルート、20年以上通っていますが、今回、初めて、ルートミス。水尾山のひとつ手前の小ピークから滑り込んで尾根を間違えました。視界も悪く見失ったことが。
でも、本来見えるはずのない尾根が左手に見えたので間違えに。
初めて来た知人に申し訳ないと。ところが山登り、山スキーバリバリの知人は、
”何のことないですよ!バックカントリーではなく山スキーですから!”

途中から通常のルートに戻って、いにしえのルートを

植林された杉林を左手に見ながらブナ林の中を

ルートの看板も朽ちて自然に戻っていっています。ここにも歴史が感じられます。


なんとか七ケ巻(ならまき)のバス停🚏

バス停は地元の方の納屋を間借り。その中には懐かしいポスター


若かりし頃の岩城滉一さん。
今回は、細板・革靴の知人に助けられました。深謝!

野沢温泉へは”バス”で。

知人と別れて野沢温泉外湯へ。

1番奥にある滝之湯へ

途中、麻釜では、地元のおばあちゃんが、野沢菜を茹でていました。


そして戻って宿では、ビール🍺。

非常食の魚肉ソーセージ
野沢温泉の楽しみ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする