ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

モーニング登山

2024-06-30 21:15:27 | 
梅雨の晴れ間を狙って、近場の山へ。寧比曽岳。

登山道途中に温度計。
温度よりも湿度が高い
足元にはカエル
天気予報では次第に晴れる予報でしたが山頂は一面の霧の中
これも、また、趣きありますね

モーニングのための山登り、朝ご飯のための山登り。
北海道8a garageさんのメスティンで目玉焼き



北海道真狩村のトゥルモンさんのジャムで


山頂の切り株にどなたか置いた小さな仏様。


晴れていれば富士山、御嶽山、聖岳、白山と見える山頂、でも視界も良くないので早々に下山

途中、倒木も




手入れが行き届いた人工林が美しいです









下山したら雨がパラパラと

11時には帰宅



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山菜キャンブ

2024-05-27 08:34:05 | 
妙高の山小屋、高谷池ヒュッテと火打山を夏も冬も知り尽くした大先輩達との恒例の笹ヶ峰キャンプ

キャンプの前に妙高市新井にあるヤマギシ酒店さんでお酒を。

笹ヶ峰林道は緑も鮮やかに。
そして笹ヶ峰への入口にある、門番のようなミズナラの古木

春のまだ除雪前に来るとこの古木の他にもミズナラの古木が周りに。まるで家族のように笹ヶ峰へ来る人たちを迎えています。
何度も来ている人は多分、このミズナラの木を見て、笹ヶ峰に来たんだなぁ、と思うかもしれません

牧場入口近くで新潟焼山が見えてきます。下界では雲に覆われていましたが、やはり笹ヶ峰へ来ると晴。まさに、今回も“笹ヶ峰マジック”

笹ヶ峰キャンプ場近くの明星荘さんへご挨拶。この地域を訪れ始めたのは35年以上。その後、山スキー、環境省のパークボランティアとして自然保護活動の手伝いを遠隔地から通ってきました。そんな時に寄っていたのが明星荘さん。
おばさんと楽しく。今年は色々とあって宿泊以外のお昼の営業はどうしようかな、とのこと。また夏に来ますね、と
三々五々メンバーがキャンプ地へ
昼は歩くと汗が出てくる天気ですが夜は冷える予報。早めにテントを設置して昼の暖かさをテントに取り込んでいきます。

笹ヶ峰牧場を皆で散策





今回は、我々の周りにカッコウが。この木の枝にいます。

少しボケていますがカッコウ



ひと通り散策してから山菜で。まずはタケノコの皮むき。蟹を食べるときと同じく、タケノコの皮むきを始めると会話は無くなって無口になります。不思議。



夜も更けて。
ソーラーランタンの灯りに灯されながら、会話は続きます。夏は勿論、冬も知り尽くした、高谷池ヒュッテの常連客ばかり。この数年、運営はおかしくなり、スタッフもごく一部を除いて素人集団に。山で遭難しても救出するだけのノウハウを持っていない人たち。隨分雰囲気がおかしな感じになったという声はほかでも聞きます、風の便りに。山小屋はやはり“人”で成り立つもの。そんな思いをあらたに。
昔の思いで話で話が尽きません。
良かった山小屋は思い出の中にしまっておきます。

翌朝、夜寒かった、シュラフを忘れた、等と寝ぼけ眼で朝食。


朝食後は笹ヶ峰ダムの対岸の夢見平へ





新緑が眩しいですね
足元にはニリンソウの群落
そして春の花々が。










夢見対岸には古木、そして不思議な木がたくさん



ブナとオオシラビソがくっついたような二本の木

千手観音菩薩、阿修羅像のような木も。豪雪地帯なので雪による変わった造形の木々を見ることができます。
笹ヶ峰ダムへの急な階段を降りて、心地よい風(むしろ強い風?)で汗をかいた散策の終わりを。そして秋のキノコキャンプでの再開を約束して解散

信濃町インターチェンジ近くのお蕎麦屋さん”樹香“さんでお蕎麦を
ハルゼミの声を聞きながら、周りの森からの心地よい風を受けて美味しくお蕎麦をいただきました。

あとはひたすら、のんびりと同行の方を乗せて名古屋へ。アクセルを踏まずにアイサイトの自動運転で。燃費稼ぐためにも?































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登山の後にずぶ濡れに。奥三河の登山と奇祭

2023-11-24 08:10:31 | 
飛び石の休みなのでこの日は愛知県からは一歩も出ずに。
奥三河の入口にある寧比曽岳へ。
日の出前から登り始めて途中で日の出。さすがに御来光とまでは行きませんでしたが。

落ち葉の香りが漂います。
晩秋、初冬の低山の魅力。

手入れされた人工林が美しい。


お手軽に山頂に。
山頂ではまずはモーニングコーヒー


我が家で冬に愛用している北海大和のコーンスープ。トウモロコシの粒と濃厚なスープが素敵です

メスティンでご飯。適度に”おこげ“も。
レトルトカレー
朝カレー。
二種類のカレーを新潟県妙高の昔、素敵だった某山小屋のカレーのように。昔の管理人さんが始めたカレーとハヤシを両方頂く食べ方。

早朝は雲が綺麗に



我が家しかいない別天地
下山してくると陽の光も登山道に。
下山途中に地元の足助消防署の方達が数人、登山者への啓蒙活動を。
ご苦労さまです。低山とはいえ結構伐採道等が入り乱れている寧比曽岳。朝からの啓蒙活動、ご苦労さまです。
9時半過ぎに登山口。
最近使い始めた付け替えザック。べースにいくつかの容量のザックを付け替えることができます。今回はカメラと食材のために一番大きな35Lで。若い頃には登山のときには持っていくものを無理やりザックに詰めこんで、だんだんザックも70Lとか大きくなりました。重いザックを背負って縦走していると、なにか不思議な優越感を。
でも、歳をとったら、最初にザックの容量を決めてそこへ無理なく入る分しか詰め込まない、それが大事かと。そんなときには便利な容量取替可能なザック。

ここから1時間程、東へ。静岡県との県境にある東栄町へ
東栄町では11月半ばから新年にかけて、“花祭り”がおこなわれます。
700年以上の歴史のある奇祭。町内10箇所近くで。この日は前日から徹夜で行われている”月“地区へ
駐車場がない月地区、道路の一車線の路側が臨時の駐車場。

前日からのお祭り。昨年は中設楽(なかしたら)地区の花祭りに1日目の深夜まで見物していたので今回は二日目のクライマックスの“湯ばやし”を。
子供好きな福禄寿の舞から


この花祭り、途中には掛け合いの笑いもあります


そして鬼






演舞場の中心には釜




花祭りの”花“

そしていよいよクライマックスの湯ばやしへ。

釜の温度が上がるようにどんどんと薪をくべていきます

だんだんと踊り手が釜に近づくと突然
手に持っていた藁をお湯につけて見物客に撒き散らします。
見物客はビショビショに。でも皆さん、キャアキャア言いながらうれしそう!このお湯をかぶるとこの1年無病息災のご利益が。
昔は本当の熱湯だったと思いますが、このご時世、水を入れたりして温度調整していました

我が家も嫁さん共々びしょ濡れに。カメラも。簡易防水で良かった!

太陽と大地の勢いが弱まる冬、太陽と大地への奮起を促す伝統のお祭り

これから本格的な冬に。

























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午前登山と大きな栗きんとん

2023-10-10 12:54:16 | 
三連休初日、名古屋東京日帰り
天気予報では初日は絶好の行楽日和とのこと。ですが早朝は普段の週末くらいの上り線の交通量。
強いていうと大型トラックは普段より多く。
西側からは見えなかった冠雪も富士山の東側にははっきりと。天気は東側は悪いかなと。夕方わかります。

実家近くの通った小学校は運動会中。創立148周年で96年卒業。
今から見ると随分小さなトラックと。元気よく後輩達が。
いつものお店で朝食

焦げ目のついたナポリタン

嫁さんはワッフル
現在東京で営業している喫茶店では最古のお店のひとつと言われています。子供の時からありました。

神奈川県登戸の父のお墓参りとお寺さんへの挨拶(いつもの栗きんとんを)。ご住職と奥さんとお話をしていると犬がよって来ました。
お寺さんの犬、先週辺りから涼しくなったのでようやくお散歩に、とのこと。秋の暖かい陽光を浴びて元気よく。
三連休であること、そして初日だけが天気良い、その上、東名高速はNEXCO中日本の無策の海老名SAのショッピングモール化による慢性的な大渋滞、そしてトドメは2つある箱根超えルートの内の一つが集中工事で通行止め。
その為、東京インターから御殿場インターまで、午後になっても下り線は大渋滞。
なので、御殿場インターまでナビで一般道で検索。急ぐ訳でもないのでナビにしたがって。
ロマンスカー。この系統のロマンスカーも次第に新しい系統のロマンスカーに置き換わられています。
そのせいか、沢山の“撮り鉄”がいました。ここの撮り鉄さんたちはマナー良かったですね。
ナビに従っていたら、突然、西湘バイパスへ誘導、そのまま箱根温泉街へ。箱根湯元では多くの観光客、外国人観光客も溢れていました。

しかも、バス待ち、タクシー待ちの行列は物凄いことに。
箱根の手前から雨も。外国人の皆さん雨に濡れて、傘もなくずぶ濡れに

箱根の山へ登っていくと、下ってくる車が箱根湯本までびっしりと。多くの路線バス、空車タクシーも渋滞に巻き込まれています。これではいくら箱根湯本で待っていてもバス、タクシー、来ませんね。しかも雨はどんどん激しく。そんな中を我慢できなくなった外国人旅行者達は暗くなった箱根の山道を土砂降りの中、スーツケースを引きずって歩いています。日本に対してどんな印象で帰るのかな?
御殿場インターからは順調に名古屋へ。
連休中日は昼から雨予報。お手軽に登れる山へ。
愛知県の最高峰の”茶臼山“へ。
早朝なので我が家だけでユルユルと
愛知県唯一のスキー場を見ながら。
基本的には人工雪のスキー場ですが時折大雪が。そんなときにはスキー客に混ざって沢山のアマチュアカメラマン達が樹氷、霧氷の写真を撮りに来ます。スキー場は茶臼山ではなくて反対側の萩太郎山に。茶臼山本体も途中まで草が多いのでステップソールテレマークスキーでハイキングするのも良いかも。今シーズンはトライしてみようかと。ただここは野生の鹿が多いので鹿の落とし物もありますので転ばないようにしないと。
1時間弱で山頂へ

始まったばかりの紅葉


我が家だけなので“栗きんとん”とお茶を。
携帯用のアウトドア用茶こしと携帯用朱塗の湯呑みで。
爽やかな風の中、気持ちよくお茶を注いで栗きんとんを。

そろそろハイカーも来る時間なので早々に”下山“
下山始めてからすぐにトレランの人が駆け上がってきました。

足元の秋の花を楽しみながら





降りてきて“朝カレー”を。
登山用の携帯カレーの試食。
眼の前の南アルプスの風景と涼し気な秋の風もあって美味しくいただきました。
南アルプスも雲の合間から
地図で見ると光岳かな?と
昼前には街へ。せっかくなので少し遠回りをして”栗きんとん“を。愛知県春日井市の和菓子屋さん“陶勝軒”さんの栗きんとんは大きい事で有名。

家でいつもの全国的に有名な栗きんとんと競べてみるとその大きさがよくわかります。味は栗の味が濃く、とても美味しく。
この時期、特に岐阜県では、そして愛知県でも秋の味覚として栗きんとんが多くの店で作られています。そしてどこのお店の栗きんとんも、防腐剤、化学調味料等は使わずに、栗と砂糖だけで手作りで作られています。そのために賞味期限は製造日含めて3日。しかも3日目はパサパサになります。

お手軽登山と秋の味覚を楽しんだ秋の三連休

















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秋めいてきた木曽御嶽山登山

2023-10-02 10:20:24 | 
明け方の中秋の名月。名古屋ではくっきりと見えていた月も恵那山SAからは雲の中に。
昼過ぎから天気は下り坂予報の木曽御嶽山へ
田の原からの歴史的な登山道“王滝登山道”で。
今年の7月にようやく開通できるようになった登山道で。
肌寒く感じる田の原。標高は2,000m超え。
登山口の鳥居の下で若い男の子達がそれぞれの写真を撮っていたので
”写真撮ってあげようか?“
と声をかけたらとても喜んでくれました。
そうしたら、
“お礼に、いろんな角度で写真撮ります!”
とワイワイと。


若い人達、いいですね!
登山にあたってとりあえず御嶽山へ一礼。
今日は新しく買ったザックで。
今まで15年近く使っていたザックが古くなったのでクラウドファンディングで見つけた、容量の異なるものを取り換えられるザック。
年齢からいって最後のザックかな。
女人禁制の山
暑さのためか秋の訪れも例年に比べて遅い。ようやく色付き初め。

空も秋の空
8合目、空の雲もすっかり秋の雲
9合目の”一口水“はほとんど水はなく、一滴、一滴ポタポタと。
王滝登山道の頂上


ここから先が今年の7月に規制解除となった”八丁たるみ“。
この先が噴火口。
2014年9月27日11:52分に噴火。日本の山岳史上最大の犠牲者が。
そしてこの噴火口沿いの八丁たるみ付近が大きな被害。

八丁たるみから剣ヶ峰方面


下り坂の天気なので風も強く、剣ヶ峰は雲の中に。剣ヶ峰へは行かずに途中まで。

登山道には雨風でコンクリート化した火山灰も。


毎年9月27日には慰霊祭。
足元には亡くなった方への献花の花があちらこちらに。
実は我が家はこの年の噴火の3週間前に黒沢ルートで登山。王滝ルートよりも噴火口は離れていましたが、それでも例年に比べて、噴煙は高く、また、硫黄の臭いが凄かった上に風向きのせいかもしれませんが、ゴーっという音も聞こえていた事を覚えています。今だから言えますが、まさか、噴火するとは思っていませんでした。噴火した日は土曜日、しかも昼だったので多くの登山者は山頂近く、つまり噴火口近くで休んでいたと。多分、当日も噴煙多くても、まさか噴火するとは思っていなかったと。
火山の山であることの恐ろしさを感じます。
また、御嶽山を常時観測する組織も無かったことも山の変化に気づくのが遅くなったのかもしれません。

昼前に早くも雲が湧いてきて雲海
時折、中央アルプスの木曽駒ヶ岳、空木岳が。

田の原に戻ってくるとあたり一面は霧。間もなく雨が降ってきそうな天気。


















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