ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

今日は“美味しい”もの。長年の鰻屋さん。そして淋しい別れ

2024-07-15 07:53:23 | 食・レシピ
間もなく土用の丑の日。
20年以上前から仕事で訪れていた静岡県湖西市、新所原駅。そこにある鰻屋さんへ
朝早く名古屋を出て国道23号線で
元々信号の少ない国道23号線、渋滞もなく1時間半で豊橋へ。早すぎるので豊川稲荷へ

早朝なので参拝客もほとんどいません。



山門には仏様の彫り物



境内には蓮の花

昨晩、雨が降っていたこともあり雨水も


豊川稲荷といえば狐。
あちらこちらに狐の像









豊川稲荷の前のお土産屋さんが朝早くから営業していたので名物の“お稲荷さん”を



新所原駅へ

開店少し前に。
現役時代にはお客さんへ行く前に買っておいて、仕事帰りに。早く閉まった時には天竜浜名湖鉄道の駅長室に預けてあってそれを取りに行きました。名古屋へ戻る電車の中で、ホカホカの鰻を持って帰ったのも思い出
お店も息子さん、お孫さんと引き継がれてこれからも楽しみです
天竜浜名湖鉄道鉄道のラッピングトレイン。

名古屋へ戻る途中、豊橋市内でビール電車に遭遇。豊橋鉄道市内線で夏になると運転されています。
冬には”おでん車“。熱燗とおでん。

お客さん乗っていなかったので、車庫から出てきて豊橋駅でお客さん乗せるのかな?
昼前に名古屋へ戻ってきて近所のラーメン屋さんへ
この日で長年の営業をやめて閉店

名古屋に来て30年近く。近所なのでよく行きました。





年季の入ったテーブル

近くには名城大学があるのでよく
学生さんたちが大盛りラーメンを。最後の日、昔の学生さん達、家族連れで、多くのお客さん。

我が家は歩いて行けるのでよく、日帰り山登りの夜に、チャーシュー、餃子とビール。よくチャーシューはオマケしてくれました。





最近はご夫婦も高齢になりかなりきつそうで気にはなっていました。週末の夜は息子さんが手伝い。

本当にお世話になりました。

これからも健康で。



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梅雨の合間の山登り

2024-07-15 06:28:57 | 
梅雨末期、三連休も天気予報はあまり良くなく。初日の午前中が比較的良い予報なので、簡単に登れる山?へ

東谷山

古墳群の中に

登山道入口には埴輪のオブジェ


山頂までひたすら登り

そしてひたすら階段

志段味古墳群近く。古墳跡をいくつか通り抜け





根が板のようになった”板根“

山頂の神社。先週の祭事のくぐり輪。

山頂の展望台から。雲が多いので、鈴鹿山脈、伊吹山、能郷白山は雲の中。足元の庄内川。

山頂の展望台で持ってきたアイスコーヒーとパンを食べながら名古屋方面を。標高198mですが、川沿い、心地よい風を感じられます


山頂からは登山道というよりもこの神社の参道を。
往復1時間半の足慣らし

帰宅途中に日本唯一のチベット仏教のお寺“チャンバリン”へ

以前は常に開いていましたが、今は開いている日は決まっているようです

閉まっている山門にある”マニ車“

一回転させると経典を詠んだ価値があるとそれています

タルチョも

少し日本離れした光景


この日本唯一のチベット仏教寺院、世界で唯一の女性のチベット仏教の僧侶の方がいらっしゃいます。また、世界の要人達も来日時にはお忍びで訪れています。アメリカ大統領も。
昼前に帰宅してシャワーを浴びて夕方に市内へ

現役時代に仕事の取引先の方が、退職されてからも楽団員として参加されている名古屋市民管弦楽団の演奏会へ

日本有数のパイプオルガン

素敵な演奏会でした。

外へ出るとライトアップされた名古屋の中心

オアシス21もライトアップ
七色に変化します

近場ですごした三連休初日。






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モーニング登山

2024-06-30 21:15:27 | 
梅雨の晴れ間を狙って、近場の山へ。寧比曽岳。

登山道途中に温度計。
温度よりも湿度が高い
足元にはカエル
天気予報では次第に晴れる予報でしたが山頂は一面の霧の中
これも、また、趣きありますね

モーニングのための山登り、朝ご飯のための山登り。
北海道8a garageさんのメスティンで目玉焼き



北海道真狩村のトゥルモンさんのジャムで


山頂の切り株にどなたか置いた小さな仏様。


晴れていれば富士山、御嶽山、聖岳、白山と見える山頂、でも視界も良くないので早々に下山

途中、倒木も




手入れが行き届いた人工林が美しいです









下山したら雨がパラパラと

11時には帰宅



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6月に観た映画

2024-06-29 19:17:43 | 映画
早朝から名古屋東京往復しましたが、せっかくの1日の映画の日。なので名古屋インターチェンジから近い映画館へ
霊的な場所もある佐渡ヶ島を舞台にした幻想的な映画。そうそうたる役者さんが。人が亡くなり49日までの霊のさすらいを描いたもの。万人受けはしない、でも、なんとなく鈴木清順さんの映画のような、抽象芸術のような映画。始まる前まで、どうでもよいこと喋っていた若いカップルは早々にいなくなりましたが。
幻想的佐渡ヶ島を描いた映画。
北海道放送記念ドキュメンタリー。名古屋では1週間限定。札幌近くの長沼町、開拓によっていなくなったタンチョウ鶴の復活にかける農家の方たち。復活にあたり様々な問題を時間をかけて作成されたドキュメンタリー。上白石萌音さんの優しい語り、コンポーザーとして素敵な中村幸代さんの音楽も。
しかし、今は一番深刻な、そして取り返しのつかない暴挙が北海道で行われていること。釧路湿原を外資系(中華系)企業が太陽光パネルで埋め尽くそうとしていること、日本の美しいものがどんどんと外国に蝕まれていること、コレが深刻。この映画のような素晴らしい日本の人たちの活動は美談として終わるだけでなく、取り返しのつかない暴挙を、北海道の報道機関として扱ってほしい、そんな気持ちになる映画。素敵な映画。

岡崎出身の平泉成さん、80歳にしての初めての主演映画。ジャズの盛んな岡崎、音楽もジャズテイスト。写真を撮る、ということがその人の存在したという記録、その人のそのものの人となりを映すもの。それを遥かに年下の俳優さんたちと、素敵な優しい映画。写真は写される人ではなく写す人を映し出す、という、まさにその通りと。
映画の題名、”Tommmrow in the finder“まさに、人の生きていた証。
ふと、今から20年前に今はなきよく行っていたバーで知り合いのプロのカメラマンに撮ってもらったお気に入りの写真を探して見ました


救いようのない、なんとも言えない映画。コロナ下での実話に基づいていることが余計に辛くなります。結局、中国起源と言われるコロナの2年間、人々の関係はさらに希薄になり、世界的には西側世界が崩壊。その結果がカオスとなり混沌と、他人には構っていられない今の世の中。元々問題多い家庭でもコロナさえなければそこから抜け出すことができたかもしれなかったかもしれません。
この映画、考えさせれるのは役者さんたちが素晴らしいからですね。河合優実さんは凄いの一言、佐藤二朗さんは、いつもの暑苦しさを抑え、稲垣吾郎さんは淡々と、でも最後に自らの行為に強く苛まれる。希望の筈のブルーインパルスの航跡に導かれていく主人公。迫真の演技が素晴らしい、考えさせられる映画としては素敵な映画

岡山県美作市のお茶に関わる映画、いわゆる御当地映画。美作の茶畑の美しさ、松下奈緒さんの、ピアノ、そして杉野遥亮さんの成長を最前面出した映画。”茶香服“(“ちゃかぶき)なるものを初めて知りました。歴史的には中国の宋の時代に始まったお茶の産地当てのお遊びのようです。
ひたすら美作の茶畑の美しさと松下奈緒さんの映画

1909年に書かれた小説。有名なのは1986年のアンドリューロイドウエッバーのミュージカル。それを映画化したのが2004年、今回4Kでリニューアル。色々な“愛”を美しく。もとが素晴らしいミュージカル。映画も素敵な映画。そういえば約30年以上前に東京本社のセクションにいた時、職場の女のコが2ヶ月に一回、ロンドンへオペラ座の怪人のミュージカルへ行っていました。それくらいハマる、素敵なミュージカル映画。

愛知県春日井市の町工場の実話。娘への想いを強く、そしてそれを支える家族。人工心臓に全くの素人が取り組み、それに夢破れたときに開発した国産のバルーンカテーテルを。医学会のしがらみの中で医者も彼を支える、その素晴らしさ。大泉洋さんの熱演、それを支える奥さんの菅野美穂さん、素直な福本莉子さん、川栄李奈さん他の娘たち。素晴らしい映画。それにしても医療機器の発展は凄く進んています。自分も25年前に当時ではまだ試験段階であった内視鏡で手術を受けましたが、それでも当時の内視鏡はまだ棒状の形、今のような自由に動くものではありませんでした。そんなことを思いながら観た素敵な映画

警察と公安とのそれぞれの思惑、その中で発生した殺人事件。それを追う警察の事務職員の真実を追い求めようとする姿とそれを阻止しようとする公安。そして最後のどんでん返し。それにしても杉咲花さんは若手として素晴らしいし、安田顕さんは重い演技。素晴らしい日本映画。”公安“といえば、細かいことは言えませんが30年近く前に一度だけ公安の方とあったことがあります。こちらからの自己紹介する前に大学時代に何をしていたかを先に話されて、背筋が冷たくなったのを覚えています。今は無いとは思いますが、会社に入社した40年前には大手企業の内定者の調査を公安がしていたとも。そんな世の中だったのを思いながら観た映画。

先の大戦での実話。669人のチェコにいた子供達をイギリスに。そしてナチスのポーランド侵攻による悲劇。ただラストの感動は、さすがに名優アンソニーホプキンス。素晴らしい映画。民族浄化ということでナチスが行ったこと。昔の話ではなく今でも行われていると、世界第二の経済大国で。かつて仕事でポーランドへ行き、アウシュビッツを訪れた事を思い出しながら。

朝から大雨。というこで映画。元々ストレートな佐藤愛子さん、そして役者としてもご意見番となったこともある草笛光子さん。この二人の組み合わせ、素敵な映画。そして唐沢寿明さんのコメデイ役者としての一面を。草笛光子さん90歳の記念映画、草笛光子さんへの想いを持った多くの役者さんがちょい役で。昭和世代には頷いてしまう、そんな素敵な映画

お手軽山登りから戻ってシャワー浴びてから映画。もともと、石油掘削で栄えた長岡、芸妓組合が景気づけで始めた長岡の花火。長岡の花火のドキュメンタリー。今年は中越地震から20年。先の大戦の鎮魂、中越地震の復興も兼ねて。とにかく映画館では花火の轟く音、響きが凄い!映画館が大音響と振動。あえて音響の良い映画館を選びました。ということは実物はもっと凄い事を実感します。映画ならではの花火を、観ることかできます。三尺玉の花火を打ち上げ地点から真上を観たり、大きな花火の競演を俯瞰するなど。間もなく夏。








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思考の画一化

2024-06-11 08:19:14 | 社会・経済
インバウンドに外国人限らず今の日本人も、“インスタ映え”、しかも他人の撮った場所での”追体験“ばかり。

インスタグラムにでていた場所へ行き、同じ写真を撮り、周りの人たちとの“共有感”

山小屋で手伝いをした時に、登山客の会話を聞いていると、スマホで他人の登山のSNSで盛り上がる、結局、他人の跡を追体験しているだけ。個人の山の経験を話している人たちとは、はっきりと言って違います。こういう人たちが商業主義に踊らされて道具を買うのでしょうね。最近は登山店へ行きませんが、なぜ、毎年、”富士山登山に相応しい““アルプス登山に相応しい”という道具を毎年毎年宣伝。そして経験も無いスタッフが色々と売りつける。傍からみてもどうかな?と

京都へ行くと、はっきりと言って全く”京都“の持つ、伝統、歴史とは無縁のとんでもない混雑ぶり。お寺で静かに時を過ごす、等とは程遠い、コンサート会場そのもの。
こんな京都を求めてきているのだろうか?
また、来てみたいと思うのだろうか?世界の人口から考えたら、たった1回の来日でも数年間は続くと思いますが。

数値目標だけの画一的な今の日本の政治家、官僚たちにすると、インバウンドで外国人の落とす“金”だけが経済目標。そこに生活している人たちは関係なし。

北海道のニセコも同じ。
結局、昔から住んでいる日本人は街を出て行き、そこでの土地売買、観光業者だけが儲けた金が日本の経済指標。

今の日本、政治家、官僚を含めた統治組織は”数字“のお遊びだけ。

そしてそれに踊らせて画一的なことしかできない、独創的な新たな発想を妨げる、それが今の日本。
他人と同じ風景を観て満足。そして次の追体験。
我々の世代は、とりあえずそれを体験したら、違うものを探します。

自ら考えること、という発想が無くなり、僅かなそれをコントロールしようとしている組織、人たちに牛耳られている世界

まるで、HGウェールズの“1984”のごく少数による画一的支配の世界が日本のみならず世界的に。

恐ろしいのか、それとも今までとは全く違う世界観なのか。

コロナの時に静かな、日本人にとって”京都らしい京都“を堪能できました。

色々と考えさせられる京都旅行





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