ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

秋から冬への季節の移ろいを求めて高谷池へ

2020-10-26 10:04:40 | 
紅葉も終わりつつあるこの季節に、毎年、高谷池ヒュツテへ。やはり山歩きは人の少ない季節に。
管理人さんも一人なので知人を誘って季節の移ろいをお酒で🍶

晩秋の雨の中、落ち葉を踏みしめて(正確には足を滑らせないように!)。

暖かい雨。
ガスに霞んだ紅葉の木々も好きです。

火打山、影火打、焼山の絶景を見ることができる展望台もガスの中。

小屋近くのヒカリゴケも。

フラッシュをたいてみました
なんとか小屋に。というのも数日前から腰痛に。
リュックをしょって背筋を伸ばすとなんとも無いのですが腰を曲げると痛い!なんとか湿布を貼って。

小屋には新赤倉のぽんさんのマスクと手ぬぐい。
手染めの素敵なもの。北アルプスのようなよく言えば“観光地的な“悪く言えば“俗化した”山小屋にはなってほしくない頸城の高谷池ヒュツテ。どこへ行っても同じような、名前、地名だけを代えたお土産ではなく、地元の人が作ったそこならでは、そしてここにしか無い素敵な山小屋のお土産。そしてなんでもかんでも通販で手に入るこの世の中、ここへ来なければ手に入れられないお土産。それこそが本当の“思い出”。いつまでも地元、頸城の人達に愛される山小屋であり続けて欲しいです。今までもそれを感じていたので35年通い続けています。

嫁さん用に、スキーの神様”ウル“、自分用に“テレマーク”のマスク。この滑り、ぽんさんの滑りにそっくり。
元々、雨の後、昼過ぎにはあがる予報であったのでゆっくりと登りはじめ、昼過ぎに到着。
管理人さんと色々とお話しを(勿論、我々はビールを吞みながら!管理人さんは仕事中なのでコーヒー)
夕方、宴の準備








猪肉鍋(天然キノコ入り🍄)、鹿肉、鯖の燻製、そしてなんと!大間のマグロ(大トロ)の漬け。
(うどんの歩の山浦さん、ありがとうございます!)。多分、ひょっとしたら日本で1番高いところに上がった大間のマグロかも。

シェフさんもご満悦!

待っている間、後ろから撮られた哀愁漂う写真。
10人ほどのお客様の夕食の準備、そしてその片付けのお手伝いしてから夜の宴。



腰の痛みも体の中から消毒したせいかなんとか。
(ただ酔っ払って麻痺したとも)
一升瓶と四号瓶を(1cmほど残して翌日あがってくるスタッフの女の子用に。絶対に足りない!はず)
またもや、意識無く気がついたら布団の中。
夜、トイレに行くと、外は雪。
朝、起きたら


天気予報通り、だんだんと天気は回復








管理人さんもカメラを持って走り回っています!



朝ご飯、食べてから下山

管理人さんと。
楽しい、素敵な山小屋。













この時期ならではの美しい景色。

今年、設置された携帯トイレ用トイレ。
昨晩、吞んでいて管理人さんも怖くて中を見ていない、ということなので勇気を振り絞って中を

使った形跡、ありません。







笹ヶ峰近くではお猿さん🐒の集団。
昨日の雨で滑りやすくなっている落ち葉の中。
やっぱり、この光景、そして笹ヶ峰は好きです。
明星荘さんでおばさん、おじさんとお話し、そしてキノコを買ってお別れ。
”来年は良い年になりますように!“と。
赤倉では久しぶりの中華の栄華さんで。
そして関温泉の登美屋さんへ。
独特の鉄分の温泉と素晴らしい見晴らし。
好きです。

夜は、今シーズンで35年の営業を終える赤倉温泉の“うどんの歩”さんで。
大阪の知人夫婦と。





楽しい夜。
なんとまた、大間のマグロ。
山浦さん、ありがとうございます!
次の日、日曜日は東京の実家経由で。

北アルプスも雪。

浅間山にも白い粉が。形から見ると和菓子みたい

横川SAでは、”釜飯パン“なるものが美味しいという知人の話から買ってみました。

釜飯の具が入っているみたい。なんと、釜飯の“おぎのやさん”のパンでした。
真ん中の”お蚕パン“、中にはコーンフレークが入った餡が。夜、美味しくいただきました。

昔、横軽(横川~軽井沢)間で走っていたキハ57の車両。天井が低いトンネルのためここを走るときには空気バネの空気を抜いて低くなって走行していました。駅に着くと空気の抜ける音と自然と沈んでいくのを、そしてこの区間を抜けて駅に到着すると、今度はコンプレッサーの音とともに、体が浮き上がっていくのを体感しました。この区間はサスペンションの効かない状態ので、お尻にモロに震動を感じていました!これも昔の補助機関車による勾配区間の思い出。
お昼前に関越自動車道練馬。

お昼前、というのに下り線は大渋滞。
やっぱり東京は人が多すぎる。間もなく来ると言われている大震災では悲惨なことになるのは確実と思いますが。
実家でお昼と用事を済ませて神奈川県川崎登戸の父のお墓参り。

よく見たらねじれて、くっついたお線香。
こんな複雑なお線香、初めて見ました。

ポカポカと暖かいのでカマキリ。
でも、秋のカマキリになにか寂しさを感じるのは自分だけかな?
夕方前に順調に名古屋へ。
明星荘さんで買ったキノコを美味しく。

それにしても腰が痛い!
でも、今回、一緒にあがってくれた貴志君、管理人の俊ちゃん、山浦さんには感謝。
そして素敵な妙高、笹ヶ峰。
いつもついてきてくれる嫁さんにも。
























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30年越しの山

2020-10-18 20:33:20 | 
中央高速道路を走っていると、中津川インターでは特徴的な山を見ることができます

名古屋から来れば右手に恵那山、左手に高峰山。
百名山の恵那山の威容に較べると高峰山は標高は高くありません。でも、その山容の美しさは格別。ここを運転している人は誰でも目に入ると。



この山に最初にであってから30年以上。
今回、運動不足解消と、武漢肺炎の三密を避けるために高峰山へ。








地元の篤志家の方が護った山。












地元の方達が護っている山。
そしてなんといっても檜の人工林。





東濃檜として、高級な木材、そして建築用に用いられています。
途中、地元のキノコ採りの方達、3人に出会いましたが、他にも誰にも会わず。

植樹祭のお手植えの木も。

これは、調べたら、下で植樹祭でお手植えになった木をここへ移植してそうです。





お昼はメスティンで。オイルサーディンと勤めている会社の関係会社のコンビーフ。
美味しかった!
早々に下山して中津川市の鉱物博物館へ。

中津川を中心とするこの地域は複雑な地形、断層も多く、希少鉱物が沢山。そのための鉱山跡も。
























今でもアマチュアの鉱物探索をされる方は多数、いらっしゃるそうです。
そして複雑な地形のため、間もなく来ると言われる東南海地震で唯一内陸で特別警戒地域にこの中津川市が指定されているそうです。
中津川市へ。いつもの香林糖を。

昼前であったので、寄り道を。



豊田市旧小原村へ。
ここには春と秋の2回開花する四季桜があります。既にパラパラと桜が。
あと一月もしたら満開の四季桜と紅葉のコントラストが見事。






30年越しで高峰山へ。
長年会いたかった人に出会ったような。
でも、素敵な低山登り。













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10月に観た映画

2020-10-13 12:20:36 | 映画
自宅からは、渋滞がなければ車で30分位で大きなシネコンが3箇所。夕飯を食べて、面白いテレビも無く、気が向いたら映画へ。レイトショー、夫婦割り50で格安に観ることが出来ますし、なんと言っても観客も少なく、このご時世、3蜜(集近閉、でも個人的には今回の騒動の首謀者から周・近・平と思っています)にならず最適。

実際三重県津の写真家をモデルにした、世の中の基準からはかなり外れた家族の物語。後半の東北の震災での流されて汚れた写真を綺麗にして戻そう、という活動、そしてその地元の被災した人達の思い出でもある写真わ探す光景には思わず、胸が熱くなりました。しかも、遺影の写真となると。前半が軽い雰囲気であったため、余計に迫るモノがあります。


この映画、自分には何が言いたいのか、全く理解不能な映画。新興宗教を扱っているわりに、それをどう捉えるのか。
ただ、子供は親を選べない!
ということが、強く感じる映画。そして芦田愛菜さんのための映画。

芸能プロダクション、TITANのの映画。
田中要次さんの、彼らしい渋さ、そして彼のためにお笑い芸人になろうとする息子。周りの人達も伝統の中で、もがいていく、現代的な映画。
あまり期待せずに、軽い気持ちで観ましたが、意外と(失礼!)良かった映画。
いつも、行く(というか通り過ぎる)南信の松川町が舞台なので余計に親近感も。
そういえば数年前に、吉本興業が鉄拳さんのパラパラ漫画を元に作った映画“家族のはなし”も時任三郎さんと岡田将生さんの親子の葛藤と和解を描いていましたが、この映画もりんご農園が舞台。何か不思議ですね。

行方不明の自分の息子が殺人犯なのか被害者なのか。生きていてほしい、ということは犯人である可能性があり、犯人ではないといえば被害者となる、そんな複雑な心境を描いた重い、でも最後には気持ちが救われる映画。どちらにしても、希望、望みが最後の拠り所。親子に限らず、親しい人でも同じ。人を信じる事の難しさ、複雑さを描いた見応えのあること映画。

映画の祭典で高い評価、とのことで。
評論家からの評価は映像美、とのことですが、実際に観てみるとストーリー的には?と。
素敵な俳優さんが出ているのですが。
どちらかというと、叙情的な映画。そう思って観ると良いのかもしれませんが。

実話に基づく映画。
終戦直後では、当然、敵国に対しては憎悪が渦巻いています。その結果、“敵国”=”敵国人“となるわけで反感も強い。その中で“赦し”の精神は、やはり西欧的精神文明かもしれません。”敵国人“を憎むこと、それが“罪を犯す”ことになる、頭ではわかっていても中々難しいです。それをサッカーというスポーツの中で、試合中は特に感情的な場面で相手を評価、赦すことの難しさ。でも、それ以上にその敵国人そのものも自らの苦しみの中にあること、それを声高にではなく、巧く映像化しています。日本も敗戦となりましたが、台湾では(本心はどうか別として)”国を憎んで人を憎まず“を徹底しました。これも(政治的背景があるとしても)“赦し”の精神かと。
そんなことを考えさせられた素敵な映画でした。

昭和の未解決事件をモデルに。
昭和の戦後からの世の中に対する社会変革を求める学生運動そして過激派の活動。ちょうど大学ではその最後の世界に少し触れることが出来た学生時代。結局は虚しい結果になことに。そのようなことを親しくなった活動家の人達と吞み会をしたときに話しをしましたが彼らの疑う事なき信念はある意味、羨ましかったのを覚えています。
この映画、小栗旬さん、星野源さんのそれぞれの内なる悩みは素晴らしいです。更にこの二人を取り囲む周りの俳優さんたちも素晴らしいです素敵な映画。






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200,000Km越えたマイカー

2020-10-12 12:45:57 | 
台風が近づいているために太平洋側を避けて山回り(諏訪湖経由)で実家の東京へ。
我が家の前の道153号線をひたすら北上して伊那市へ。

ソースカツ丼の有名店。
11:30開店ですが11:00過ぎくらいからお客さんが来ます。台風が近づいていることもあって地元の車だけですが、普段は遠方からわざわざお客さんが来ます。特にバイクは仲間内で有名なのか沢山来ます。

先頭にとりあえず並んでみました。

肉は厚く、厚みは3cmくらい。そのために注文してから揚げるのでだいたい注文してから20-30分くらいかかります。
いつもは並んで注文しましたが、今回は特別に予約を受けてもらって11:30に。注文の時“今回だけですよ!”と。確かに11:30に出そうとすると11:00から揚げはじめるので。今回はありがとございました。実家の母親も大好きなので。
後は、諏訪湖から20号線でとりあえず進み、父親のお墓のある川崎市登戸への時間をカーナビで見ながら韮崎インターから高速道路へ。
その夜は美味しくソースカツを。
日曜日は朝のうちは曇っていましたが東名高速へ入ると台風一過。

東名高速へ入ると前のトラックの上で何か動いていました。近づくと豚🐷さん達。100Km近い速度で荷台は大変だな。
そして天気良いときには新東名高速ではなく東名高速経由で。大好きな由比パーキングエリアへ。

富士山と愛鷹山。
愛鷹山は富士山の将来の形と言われており、いずれは同じような山が二つ並ぶのかな?

海も穏やかに。

久しぶりの富士山。
東京方面を見て右側に見える富士山。

久しぶりの富士山をバックに写真

この車、間もなく記念すべき時が。



購入してから走行距離200,000Km越え。
ちょうど200,000Kmジャストの時にはうっかりしていてその前後を。
週末に山、スキー、そして最近は実家の東京へ往復することも多く、走行距離は増えています。
昨年、台風の暴風雨の中で近所のスーパーで柱にぶつけて三ヶ月修理した以外は大きなトラブルなし。水平対向エンジンはオイルの管理を小まめにすると長持ちするので、オイル交換は5,000Kmごと、フィルター交換は10,000Kmごと、CVTオイル交換は40,000Kmごと、と。
元々、長く乗るつもりだったので、ターボ車ではなく自然吸気エンジンを選びました。この車の前の車も270,000Kmでまったくの問題なし、でも3,000ccのハイオク仕様だったので経済的な理由で買い換えました。
さて、次の車を考えるとスバル車には、今の段階では選択したい車はなし。というのも、環境対策、燃費対策が恐ろしいくらい貧弱。これから数年のうちで提携しているトヨタ自動車からの技術で素敵な車を出して欲しいです。昔の水平対向エンジンに較べて大人しくなった(静かに、振動も少なく)とは言え水平対向エンジンは好きですがこのエンジンの非経済性性以外はスバル車、好きなので。

前の車と同じナンバー

















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妙高の夜景、再トライ

2020-10-10 18:49:22 | 写真
先週末、金曜日夜から土曜日午前中の天気が良さそうなので再度、夜景の写真を撮りに金曜日の夜に出発

姨捨SAからの善光寺平
中郷インターから妙高市の高床山へ。

展望台から高田、直江津の街の夜景。
奥は日本海。
目を山へ向けると

妙高山。
春には妙高山から火打山までの山々をのぞむことができたのでそれを期待していましたが、木々の葉で妙高山しか見えませんでした。
ここからいもり池へ。

写真ではわかりませんが空の星と朝早く咲く水連の花が開きかけているのが見えます。しかも満月の夜
ということで、画像処理をしてみました

少し、青みがかっていますが綺麗なのでそのまま
これは手持ち写真、つまり三脚を使用していません。新しく購入したキャノンのR5、カメラ内プラスレンズの手ぶれ補正機能は合計8段階、更に高感度で撮れるR5の機能を存分に活用。

これも手持ち写真。
笹ヶ峰ダムへ

これも8段階の手ぶれ補正機能をフルに活用した手持ち写真
ダムは工事の関係か水は少なく、湖面の写真は諦めて。



満月の夜を。
車で仮眠して朝の笹ヶ峰を

















ツタウルシも赤くなってきました。
そして雪山賛歌の石碑でモーニングコーヒー。

髪の毛、薄い😢

今日は北海道、占冠村のしもかぷ工房さんのククサを。このククサ、菌が入り込んでどうなるか分からないものをククサにしたもので、できあがってみるとドクトクノ模様。しもかぷ工房さんによると、どんなものができるか分からなくて怖いのでこの2つを作ってからは製作していないそうです。素敵な、世界に二つしかない、偶然できたククサ。宝物です。
明星荘さんでおじさん、おばさんと楽しくお話し。今年は、キノコは全くダメだそうで、こんなこと今まで無かったとのこと。いろんなことがあった(これからもある?)今年。
もうすぐ冬支度とのことなので、今年は最後、来年は普通が当たり前の普通な年になるように!と挨拶をしてお別れ。
新赤倉でぽん太郎さんの女将さんと久しぶりのよもやま話。また話し込んでしまいまいました!
今度の冬もスキーでお世話になりますと挨拶を。
遅めのお昼は久しぶりのミサさんで

やみつきになるラーメン🍜
上越高田の八木酒舗さんへ。
もう10年以上、通っています。地元の素敵なお酒が沢山。おばさんがいれてくれた美味しいコーヒーをいただきながらおじさんと楽しいお話し。
素敵なのお店ですが、つい買いすぎてしまうのが欠点。

夜は知人と赤倉の”歩“さんで。

日曜日はのんびりと一般道で名古屋へ
木曽路へ入っていつも寄らせていただいている“日本で二番目に古い”お蕎麦屋さん、越前屋さんへ。


美味しいです。
お持ち帰り用の蕎麦寿司を。🍶のあてかな。
顔馴染みになったお店の方と、
”今年は紅葉は全くダメ。色づく前に茶色くなって、丸まってしまう“
確かにあまり紅葉は綺麗ではなく、赤くなる前に茶色くなって入る木々の葉が多いです。此れからどうなるのかな?

寝覚ノ床も、ようやく紅葉が始まったところ。
岐阜県中津川市へ。
中津川といえば、この時期の“栗きんとん”が有名ですが、実はもう一つの隠れた名産が

かりんとう。
安くて美味しいです。
我が家でも愛用しています。
のんびりと名古屋へ














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