ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

初滑り

2017-12-23 16:34:07 | スキー

毎年、初滑りはこじんまりとしたスキー場で。というのも、シーズン最初には皆さん、体が慣れていないのに飛ばすので危なく仕方ない。
ということで我が家は奥飛騨の平湯温泉スキー場で初滑り。
夏に見ると

そして


羊が放牧されています。
乗鞍岳からの登山道はこのスキー場の中を。そして羊の中には結構、ゲレンデ上部まで出没するものもいるのか、ゲレンデ上部まで羊のう●こがありました!


リフトからは一部すでに氷結した平湯大滝も見えます。

リフトは2本、コースも二つのみ、でも家族連れ、地元の人の足慣らし、ということで、滑り初めには最適。
そしてなんといっても、半日券で、名湯平湯温泉の無料入浴券付で2000円はお得。
ここから奥飛騨名物のテッチャンのお店へ。

奈賀勢さん

テッチャンにうどん、ラーメンを入れることができますが、うどんがおすすめ。この近くへ年数回来ますが、ここには必ず来ます。絶品。
ここからさらに奥の飛騨市のスーパーカミオカンデで有名な神岡へ。

コーヒーの名店、あすなろ、さんへ。
豆を自家焙煎していて奥飛驒に限らず、遠方からコーヒー豆を購入に来る人達が。そのために、飛騨の山奥なのにいつも多くのお客さんがいます。お客さんが少なくなった一瞬に写真を


元々、廃線となった旧神岡鉄道の駅舎の一部がお店、廃線後もお店は営業。

今は、全国に広がった廃線を利用した自転車“レールサイクリング”の先駆けとなった活動が有名。NHKのテレビドラマにもなりました。
ここは今から15年以上前によく通っていて、居候をしていた笠ヶ岳山荘で山岳警備隊の人たちに教えてもらったお店(当時は1週間まとめて休暇を取っていました)。
帰り際に、“これ、どうぞ”と豆を挽いた滓を乾燥させた芳香剤として使えるものを。車の中はとても良い香り。
美味しいコーヒーの後は飛騨古川の美味しいコロッケ

おばあちゃんがひとりで。以前お話しを聞いたら、もう辞めようと思ったら急に観光客が増えて辞められなくなってしまった、とのこと。
そうです、映画の“君の名 は”の重要なモデルの一つがこの飛騨古川。(本当は途中まで飛騨高山だったみたいですが)

大きな飛騨牛が。
注文してから揚げるのでホクホク。
寒い飛騨路でおばあちゃんの揚げる暖かいコロッケ。
心も暖かくなる、そんな初滑り、そして色々なことのあった年の瀬。

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デジタル化された今の映画と40年前の映画

2017-12-10 14:46:52 | 映画

土曜日は朝早くに起きて知多半島豊浜へお魚を。自宅から高速使わず1時間ちょっと。

地元の小ぶりの天然物のヒラメ

水槽の中を覗くとフグが。

実は三河湾は日本有数のフグの産地。下関産のフグも多くがこの三河湾で穫られたフグ。下関である一定の期間、育成すると下関産のフグに。そのおかげで三河湾では安価にフグ、食べられます。今では三河湾産のフグは独自のブランドになっています。
顔馴染みのお店の方から、面白いお話しを
“ここで泳いでいるのはハコフグではなくサバフグ。地元では茶フグ、と呼んでいるフグ”
“実は毒はトラフグよりも強い”
“地元の漁師さんがトラフグに飽き足らなくなった(?)人がよくこの茶フグを食べて毒にあたる人がいるよ!”
“ここで泳いでいるフグは売り物ではなく観賞用”
当方から“でも、いずれ食べるんでしょう?”と聞くと
“そうだな~、確かに食べちゃうだろうな
“昨日さばいた茶フグ、あるよ!”

2コインで。格安(近所のスーパーでは数倍のお値段)
“フグチリ、熱燗、最高だよ!”
まだ朝8じすぎ。
海沿いを。

まだ朝早いので観光客でいつも混んでいる野間灯台も、誰もいません。


ここは昔から“恋人の聖地”として、有名。

鍵をかけて、想いを込めて。


皆さん真剣なのでしょうね。
ちなみに我が家では結婚前に、鍵をかけなかったです。

10時には帰宅。
名古屋駅近くへ映画

クリスマスシーズンには深刻な映画よりも心が暖かくなる映画を。
日本的な、魑魅魍魎的な、そして八百万の神、でも輪廻転生の要素満載な、素敵な映画。
俳優達も演技の素晴らしい人たち。年の瀬近くに観るのには最高な映画。

夜はフグチリと吟田川で(日曜日夜はフグ雑炊。豊浜のおじさん、一晩寝かせた方がフグ雑炊よいよ!と)

日曜日は懐かしい映画


今から37年前、学生時代に何度も観た映画。
仙台の映画館に何度も通って観ました。

早めに来たら、ご高齢のお婆さんが。開演まで色々と。映画と演劇が好きで、昨日も我々が観た"DESTINY 鎌倉物語"を観た、ということで話があい、色々と。ご主人を亡くしてからはお一人で。拝見すると80歳は越えていらっしゃるかなア。この映画のあと、名古屋の能楽堂へいかれるそうです。"お二人で映画、いいですね!"恥ずかしく。

また、少ししたら70歳前くらいのおばさんも加わって。この方はクラシックバレー、クラッシックがお好きだそうで、この関係の映画もよく観るどうです。 お二人とも、老後、いや、第二の人生、謳歌されているようです。自分ももうすぐ今の仕事、定年に。こうありたい、そんな素敵なお二人にお会いできて、少し清々しい気持ちに。

この映画、戦争を挟んで色々な人たちの人生が最後のボレロに連なっていきます。
なんといってもモーリス・ベジャール振り付けのクライマックスのジョルジユ・ドンのボレロの踊り。
圧倒されます。そしてベジャール自身、ボレロを踊ることは限られた踊り手のみに認めた素晴らしい演出。
今回の映画は短縮版、といっても3時間。完全版は約4時間半。そのせいか今回観るとところどころ話が飛んだ印象がしました。
それにしても特殊効果のない40年近く前に、こんな素晴らしい映画ができたことにあらためて感動しましたもの

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三度目の四季桜と木曽の自然いっぱいのペン(野原工芸さん)

2017-12-02 19:07:10 | 旅行記

愛知県豊田市、旧小原地区の四季桜。
今年は紅葉は早く、桜は遅く。
桜祭りは11月で終わってしまいましたが、天気良いので三度目の正直へ。

朝早くコントラストはよくなかったですが、朝陽が注ぎ込んでくると素晴らしい光景


いつものお気に入りの場所で、陽光の変化を楽しみました。 桜の花を中心に背景をぼかして

今度は逆に桜の花をぼかして

そして陰影を

桜の花と紅葉を


本当は川からあがる水蒸気が陽光に照らされるチャンスを狙っていましたが、少し暖かめなのか例年の水蒸気は今年はだめでした。でも日の光を楽しめました。
ちょっと嫁さんにモデルになってもらって


足下には落葉したもみじ

椿の花と桜の花

こんな光景、日本でも中々お目にかかれませんね。

でもやはり夜は寒いのか、池には氷
ここから岐阜県瑞浪経由中津川、そして木曽の南木曽へ。

中津川から、飯田へ抜ける山道の南木曽地区には木地師の方々が集まっている地区があります。
この中でもう、20年近く、利用させていただいている“野原工芸”さんへ。

手に取るとほんのりとそれぞれの木の独特な香り。


天然の木を使った筆記用具。
細めのものと普通の太さのもの。
来週、お世話になった方へのお礼に。
中は日本製のインクなので使いやすい、便利です。
いろんなお世話になった方達へのお礼にいつも利用させていただいています。
晩秋の木曽路から、南信州(南信)経由


東京の実家へ

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