ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

四季桜と紅葉。あと何回、感動することができるかな

2021-11-29 18:42:12 | 写真
週末は用事があり東京日帰り
東名高速足柄SAのトイレ
多国言語。
そして最後にはアンケート。
時代は進んでいますね。
緊急事態宣言解除、そして天気も良く紅葉の季節。東名高速の東京料金所から御殿場インターまでは下り線は断続的に渋滞。これが朝6:30の状態。やはり関東は人が多すぎますね。テレビではないですが、日本沈没となったらどうなるのかな。
東京からの戻り、由比PAからちょうど日が暮れて空の色が刻一刻と変化するときに富士山がピンク色に。とても素敵な風景。
名古屋に戻ってきて観たかった映画のレイトショーに間に合ったのでそのまま。
土曜日は早朝から東京往復したので日曜日はゆっくりと、昼から映画。
月曜日は年休で休みをとって写真を。
現役を引退したのであくせくと働かず休みながら。
豊田市旧小原村の四季桜。
二週間前には紅葉は良かったですが桜はまだまだ
だったので再トライ。昔から撮っている写真を、狙って。
朝の光が谷あいにさし込むと、ほんの一瞬、桜の花に当たって輝きます。そして紅葉と光輝く桜の花が星空、天の川のようになります。その一瞬を狙って。
カメラの被写界深度、明るさを調整してながら目的の写真を
日がさし込むと鮮やかな色彩の競演。特に陽が高くなる前の朝の内は空気も冷えていて特に色が鮮やか。







四季桜は春と秋から冬の2回、開花します。春よりも秋の方が大きく沢山。そして長く咲いています。少しピンク色が入っています。
最後の柿の実。紅葉と桜をバックに
桜も満開、紅葉も盛り
椿の花も

少し離れた西運寺さんへ
南天、紅葉、そして桜。
この時期、色々な色彩に感動します
誰もいない西運寺。
土日だと若い人達も多いのでここまで歩いて来る人達多いです。でも、ウィークデーの今日は年輩の観光客だけ。歩く人達はほとんどいません。シャトルバスで乗ってきてそこからはあまり移動しません。とはいえ、多い観光客。皆さん、年金生活者のようです。
名古屋市内の紅葉もだんだんと。


毎年、紅葉に触れてきて、毎年、違う光景に接してきています。そして、そのたびにその美しさ、感動します。
あと、何回、この感動を感じることができるかな?と。








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11月に観た映画

2021-11-28 18:29:33 | 映画

ピノッキオ、ディズニー映画では馴染みあるものの本当の話しを知ったのは初めて。
映画評ではダークファンタジー。
でも、観ての印象は憎めないピノッキオとキリスト教の世界観の“救い”と”再生““復活”の世界。
不思議な、でも、素敵な映画

本屋大賞受賞作
そのために、原作に馴染んだ人達からは世界観が違う、と賛否両論。
全く、原作に触れずに観ると本当に素敵な映画。
”他者(血の繫がらない子供)への無償の献身“
それがとある事情により、人として、あるいは母として、父として接する人間愛を描いた映画。
永野芽郁さんは、つい最近のテレビドラマの“ハコヅメ”でのホンワカとした、単に”可愛らしい“だけの女の子とは全く違う、表情豊かな素敵な演技。石原さとみさんは、お人形さん的な美しさというよりも、なにか“陰のある””秘め事のある“美しさを演じたらより美しさも。
そして、悪人がひとりもいない、素敵な映画。
ただ、宣伝文句は“泣ける映画”でしたが、涙は流れてきませんでした。
とはいえ、清々しい映画。

京都の芸術大学を舞台にした漫画の映画化。
若い人違いの多様な感性を京都の素晴らしい風景をバックに新鮮に描かれています。特に現代音楽ということで、研ぎ澄まされた感性がより強く訴えてきます。
音楽は人の生き様と同じく、人と人との繋がりで成り立つこと、その中でのわだかまりの和解。
若い俳優さん達の清々しい群像劇。結構、年配のお客さん達も多かった素敵な映画

愛知県知多半島中央部にある半田市のケーブルテレビ制作作品の映画化。愛知県限定の映画。
半田市というと昔から交易の盛んで、昔から多くの船が行き来してそこから多くの富を築いてきました。また、醸造所が多く、世界的に有名な“酢”の企業、ミツカンが有名です。また、歴史的には多くの富、醸造文化が融合してビール会社も作られました。今はありませんが、後のアサヒビール、サッポロビールの全身が半田の”カブトビール“。その一方で、31台の山車(だし)があり夏にはどこかで山車をひいてお祭りをしている、という場所。中には山車を海の中に入れるお祭りも、また、お祭りのあとに山車の車輪を海中の泥に埋めて翌年掘り起こす、そんな風習のある山車もあります。さらにそれぞれの山車にはからくり人形などのからくりもあり工芸品としても見事。
とはいえ中々それぞれの地域のお祭りとして長年の伝統のあるお祭りも、それぞれ独立心が強く、中々連携していませんでした。当時、伝統のある半田市も色々とまとまりもなく、なんとか纏まろうと、その象徴として半田市内の31台の山車を集めて山車祭りを開こうとしした若い人達の苦労話を。出演者は殆ど素人さん、地元の人たち。
演技そのものは堅苦しさ、そしてオーバーな演技となんとなく学芸会的なものもありますが、やはり当時の熱意は、感じられてとても面白い映画。
会社に入社して研修期間後に最初に配属された工場がこの半田市(と隣の武豊町にまたがって)にあり、非常に馴染みが。そして、第二回目の半田山車祭りに触れられました。見上げるように大きく工芸的な31台の山車が並ぶその光景の凄さに圧倒されたのは40年近くたった今でも鮮明に覚えています。愛知県限定の映画ですが、素敵な映画。
そういえば21:00からのレイトショーでしたが数組の家族連れが。そして皆さん、スクリーンを指さして“あれ!””知っている!“と。皆さん地元の人達。ひとつの記録映画として。

自閉症の子供(と言ってもかなり歳をとっていますが)と親、そして引っ越してきた隣人とそれを取り囲む町内の人達。
ただでさえ、健常者からみればハンディを持ったと思われる人達は中々、周囲には理解されないことはよく見られると。この映画もその現代的な問題を提起していますが、隣人の子供のちょっとしたことから大きな騒ぎに、でも、その真相が明らかになるとちょっとした変化も。
映画は変化を描かず、それが単純なハッピーエンドとならず希望もたせる終わり方に。
加賀まりこさんの凜とした、強い、でも優しさも持ち合わせた強い女性を。素敵です。そしてドランクドラゴンの塚地武雅さんも、なんともいえず素晴らしいです。
深刻な題材ですが、でも、色々と考えさせられる、映画でした。








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二年ぶりの名古屋東山植物園のライトアップ

2021-11-25 09:33:11 | 写真
昨年は武漢肺炎のために中止された名古屋東山植物園のライトアップ。
事前予約制なのはコロナの影響。
昼真、強かった風も収まり夜には絶好の”紅葉狩り“(古いかな?)




場内放送で混んできているので三脚をたてるな、と言われても無視するお年寄り、カメラ婆さんが多いこと!そして話を聞いていると、カメラの絞り、被写界深度とか、本当に写真の事、解っているのかな?と。多分、としより仲間の内の、ちょっとだけカメラに詳しい爺さんが得意気にはなしているのかと。こうはなりたくないな。
朝晩の太陽の動きの変化で刻一刻と色合いの変わる場合は理解できますが、ライトアップで同じ場所に三脚を立ててずっと陣取っているのは?
もちろん、一般のお客様は無視してカメラの視界に入っていますが(勿論我が家も)




カメラとレンズの手振れ防止機能を最大限に利用して手持ち撮影(望遠も)



東山動植物園は歴史も古く、この温室も昭和12年に建てられたもの。
一昨年は、ライトアップ時に中に入ることが出来ましたが今年はライトアップのみで立ち入り禁止。これもコロナのせいかな?
震災時には名古屋市は比較的早く職員を陸前高田へ送りこみました。その関係ですね、奇跡の一本松の子孫が。
そこそこの人出。
ライトアップは今日まで。
去りゆく季節を五感で感じながら。

あと、何回、秋に巡り会えるのかな?



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桜の開花と紅葉が合わない今年の四季桜、そしていつもと、違う光景

2021-11-22 08:24:02 | 写真
11月中旬から12月最初にかけて、豊田市の旧小原村には四季桜と紅葉。
“四季桜”は春と初冬にかけての2回開花。しかもソメイヨシノとは違って、開花してから暫く咲いています。また、少しピンク色が混ざっています
日の出前に毎年写真を撮る場所
少し感度をあげて撮ってみました
少しずつ明るくなってきて、名残の柿も。
柿と桜、紅葉を同時にファインダー越しにみることができるのも、小原の特徴かな。
とはいえ、色づいてきた紅葉に比べると四季桜の開花は二分咲きから三分咲き。


次第に明るくなってきて、紅葉が
紅葉に比べて遅い四季桜の開花、少しカメラの絞りを操作して被写界深度を利用、桜が開花しているように。

朝の光が谷あいにさし込んでくると、色づいてきた紅葉の色の変化を楽しめます。

さし込んでいる朝の陽光を強調してみました

昨年は自粛モードの世の中で観光客も少なかったですが、今年も、いつもは溢れている観光客も少ないです。
毎年、大渋滞する道路もガラガラ。交通整理の案内の人達も拍子抜け。
有名な場所も、紅葉は見事ですが四季桜は殆ど無し。白く花のように見えるのは枝。

まだ、つぼみは沢山。これからですね。

紅葉は今が盛り




9:00過ぎに小原を出て自宅へ
途中、愛知県の蔵元、関谷酒造の稲武工場へ。“蓬莱泉“のブランド名。
ここでは、お酒の量り売り
我が家もよくキャンプ、山登りで使っているお酒を入れるチタンボトルを
夜のお酒に。
日曜日は朝早くから映画を観て

昼前に帰宅。
近所に新たに無人の冷凍餃子販売店(販売所?)が出来たので行ってみたら驚きました。

なんと、名古屋の老舗餃子屋さん、“夜来香”さんの販売所。
名古屋の栄の繁華街のビル群の中にひっそりとあり多くの人達に愛されていた名古屋の餃子の名店のひとつ。
昔、名古屋市内の中心部に事務所があったときに
仕事終わりに職場の人達とよく行きました。
昔からの人気店なので早く行かないと場所取りも大変でした。

ちょっと小ぶりですが、餡の肉が感じられる美味しい餃子。もう一つの群馬県の”雪松“さんの餃子の野菜たっぷりのシャキシャキ感とはまた違う味
です。また楽しみが増えました!
でも、無人販売所が成り立つのは“治安の良い日本”の象徴かと思います。いつまでもこの状態が続くことを祈るしかありません!
近くのスーパーへ行って最近の世の中を感じました。
それは、実演販売をしている人達と話をすると、土日は全くお客さんがいないとのこと。そういえば、先日も別の実演販売をされている方も同じことを。むしろ、当たり前ですが緊急事態宣言下の方がお客さんが多かった、でも、コロナ前に比べても大幅にお客さんが減っていると。
確かに土曜日の小原の四季桜も観光客は(例年に比べると)少なかったです。皆さん、遠出しているのかな?
久しぶりに愛知県から一歩も出ない週末



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ブログ始めて10年、1001件目。結婚記念日にあれこれと

2021-11-15 09:26:09 | 旅行記
土曜日は我が家の結婚記念日。
高山方面へ
ひるがの高原SAから鷲ヶ岳スキー場。少し感度をあげてみるとコース場にはスノーマシンの雪。昨日からオープン
陽が上ってくると山全体が雪に。シーズンイン。
反対側はひるがの高原スキー場。紅葉とスキー場。朝の光がさし込んできてきます
今日の目的地。
国鉄時代にはかつては東洋一の亜鉛を産出していた神岡鉱山のために作られた神岡線。そこから分離されて第三セクターであった神岡鉄道の廃線跡を電動アシスト自転車で。地元の神岡町の地域おこしで有志で始まったもの。この顛末記はNHKのドラマにもなりました。元々は終点からの町中のコース。数年前に山の中の渓谷コース。始まった翌年に最初に町中コースを。その後この渓谷コースができてこのコースは二回目。


朝9:00の回に予約。8:30位に到着、我が家が一番乗り


先導はバイクのガイドさん
ヘルメットは自前の登山用ヘルメット


気持ちよく、線路の継ぎ目の音、“ガッタンガッタン”という音が心地良く、山あいに響き渡ります
我が家はバイクの後の先頭。あまり近づくとバイクの排気ガスを浴びるので離れて。
先導のバイクは見通しの悪いカーブに差し掛かると、ときおりホーンを。熊除け、鹿除けかな?













紅葉と青空が気持ち良いです(往路はちょっと寒かったですが)
折り返し点で

往路は先頭だったので復路は最後尾
ガイドさんのバイクは我々の後ろ。ということで、最後の特権でガイドさんに写真を撮ってもらいました。
折り返し点には、キモ可愛いオブジェ。
復路は谷あいにも陽がさし込み暖かく





紅葉も最後の彩りを

だんだんと山の谷あいにも朝の暖かい日の光がさし込んできて気持ち良く
車でこの場所を後にするときに、スタッフの女性が凄く素敵な笑顔で大きく手を振ってくれていました!
季節の移り変わりを肌で感じた後は高山へ。
途中、飛驒古川駅へ
映画”君の名は。“のモデルのひとつの飛驒古川駅へ。映画では2番線に”特急ひだ“が。でも実際は2番線には入りません。ちょっとマニアックに。
こんな注意書きも
コロナの前には外国の観光客、多分、台湾の若い人達をよく見ました。今日は、秋葉原あたりにいそうなオタクのような人が写メしていました!

高山では“高山ラーメン感、皆無”のラーメン屋さんへ。
お勧めをうかがったら味噌ラーメンと塩ラーメンとのこと。

今回は味噌ラーメン。旦那は肉大盛り
嫁さんはオーソドックスに
高山の街へ出るとこの数年で一番の人出。
旧い街並みは多くの人達で。
人出を避けて高山城跡へ。
ちょうど紅葉が最後の見頃










日露戦争で有名な広瀬中佐の像と案内。生誕地ではないですがお父様の仕事の関係で一時期この高山にいらっしゃったようです。
飛驒国分寺へ。
ここもそこそこ観光客がいました
ここの銀杏はまだ緑が多いです
人混みの街を歩いていて久しぶりに日本人だけの光景。観光客の整理をしていた人達と数人と話をしたり、また、観光関係の人達と話をして皆さん異口同音に
”アジア系(中国人)がいなくて凄く落ち着いて良い!“と。そして“アジア系の観光客いない方が良い”とも。インバウンド、と言って騒ぐ前にもっと日本人を惹きつける魅力ある観光地、コロナで自粛していた日本の人達が改めてその素晴らしさに気がつき始めたのかもしれませんね。
夜はもう、30年以上近く通っているキッチン飛驒さんへ。いつも通りマスター、スタッフの皆さんと楽しく。
ここには入社したときに会社の先輩達に連れられて北アルプスを縦走して新穂高へ下山、高山から戻るときに連れられて行ったのが最初。当時は山ではインスタントラーメンで粗食、下山して残っているお金を皆で出して飛驒牛を。今年、亡くなった昭和39年に創業した先代が、飛驒牛の蘊蓄を我々の横で。でもあまりにも長い話で、高山からの最終特急ひだに間に合うか時計を見ながら飛驒牛を食べていたのも今は懐かしい思い出。合掌

そして、隠れた素敵なバー、ラビットホールさんへ。素敵なお客さん達と楽しい時間を。一見、脱力感を放っているマスター、でも、実はそれは見かけで地元の方達の憩いの場。
この夜も、以前お会いした地元の芸術家の方がカウンターで吞んでいたと思ったら突然、スクラップブックをを出して下絵を描き始めました。曰く”思いついた時にすぐ画かないと“
結婚記念日ということで(以前お会いしたカウンターのお客さんに)ビールをおごっていただいてから夜の高山の街へ
国分寺の銀杏はまだですがこちらはまさに今が見頃






観光客のいない、閑かな、秋の夜を。
翌日は東京経由で。
ナビがいつもの上高地方面経由ではなく、木曽福島経由で道案内。多分、上高地方面は紅葉の季節は大渋滞するのでこちらかな、賢いな、と思っていたら、予期せぬことに😢
旧高根村の野麦峠へ向かう道は車も少なく紅葉が






途中から御嶽山を見ながら。
山の中、車も皆無で気持ちい運転していたら
後ろに白バイ。
こんな、山道の、しかも木曽福島への直線の下りの坂道で50Kmの道を20Kmオーバーで。
元々、反則金は各県警の予算に組み込まれており
その一方でコロナの影響で人出が少なかったので人出が増えれば“収入不足”のために狙ってくるとは思っていましたが。 
4年ぶりの青切符。年間4万キロで都合16万キロでの青切符。それも前回と同じく長野県警。
まぁ、人身事故を起こさなかったと思い込んで納得するしかないですね。
木曽地方から伊那地方へ、伊奈インターから中央高速へ
八ヶ岳を見ながら




不思議なことに昼を越えてもいつもは混み始める中央高速には渋滞がありません。多分、久しぶりの外出で戻って来る時間が遅くなっているのかもしれませんね、天気も良いし。実際、東京からの戻るときに東名高速の上り線の渋滞は御殿場インターよりも西からでした。
用事を済ませて父の墓がある神奈川県登戸へ。
多摩川を渡る橋からは富士山。
大きな笠雲
あとはひたすら名古屋へ。
この週末は、900Km。
























































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